櫻いいよ
櫻 いいよ (さくら いいよ) | |
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誕生 | 7月10日 奈良県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 恋愛小説 青春小説 |
代表作 | 『君が落とした青空』 『交換ウソ日記』シリーズ |
主な受賞歴 | 第7回ネット小説大賞 |
デビュー作 | 『君が落とした青空』 |
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櫻 いいよ(さくら いいよ)は、日本の小説家。奈良県出身、大阪府在住[1][2]。
経歴・人物
[編集]2012年に『君が落とした青空』(スターツ出版)でデビュー[3]。2015年には、本作品は同社の「スターツ出版文庫」創刊3作品の1つとなり[4]、映画化され2022年2月に公開された[5]。2022年8月現在で発行部数は累計24.2万部を突破している[6]。
第7回ネット小説大賞を『それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた』で受賞[1][7]。
『交換ウソ日記』は、2020年にTikTokで話題を集めシリーズ化、コミカライズされ[8]、2021年には野いちごジュニア文庫化、シリーズ累計発行部数は65万部を突破している[9]。本作品は映画化され、2023年7月に公開された[8]。
青春時代の恋愛や心の傷を描いた作品には定評があり、10代を中心に人気を博している[10][3][2]。
作品リスト
[編集]書籍
[編集]- 君が落とした青空(2012年2月、スターツ出版〈ケータイ小説文庫〉/ 2015年12月、〈スターツ出版文庫[注 1]〉)
- 乳房にメス(2012年10月、スターツ出版単行本)
- 交換ウソ日記(2014年8月、スターツ出版〈ケータイ小説文庫〉/ 2017年8月、〈スターツ出版文庫〉)
- 黒猫とさよならの旅(2016年3月、〈スターツ出版文庫〉)
- きみと、もう一度 (2016年8月、〈スターツ出版文庫〉)
- 飛びたがりのバタフライ (2017年1月、〈スターツ出版文庫〉)
- 星空は100年後 (2018年3月、〈スターツ出版文庫〉/ 2023年1月、スターツ出版単行本)
- 海と月の喫茶店 (2018年6月、〈小学館文庫キャラブン!〉)
- 図書室の神様たち (2018年11月、〈小学館文庫キャラブン!〉)
- 1095日の夕焼けの世界(2018年12月、〈スターツ出版文庫〉)
- ウラオモテ遺伝子(2019年3月、〈PHPジュニアノベル〉)
- 世界は「」で満ちている(2019年4月、PHP研究所〈カラフルノベル〉)
- 真夜中だけの十七歳(2019年7月、〈ポプラ文庫ピュアフル〉)
- そういふものにわたしはなりたい(2019年10月、〈スターツ出版文庫〉)
- 僕らに月は見えなくていい (2019年11月、〈宝島社文庫〉)
- それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた(2020年1月、〈宝島社文庫〉)
- 偽りの君と、十四日間の恋をした(2020年7月、KADOKAWA単行本)
- イイズナくんは今日も、(2020年7月、PHP研究所〈カラフルノベル〉)
- 近くて遠くて、甘くて苦い 咲月の場合(2020年9月、〈講談社青い鳥文庫〉)
- 近くて遠くて、甘くて苦い ひかりの場合(2020年12月、〈講談社青い鳥文庫〉)
- 交換ウソ日記2 ~Erino's Note~(2020年12月、〈スターツ出版文庫〉)
- わたしは告白ができない。(2021年1月、〈角川文庫〉)
- 近くて遠くて、甘くて苦い ゆっこの場合(2021年5月、〈講談社青い鳥文庫〉)
- きみに「ただいま」を言わせて(2021年6月、〈実業之日本社文庫〉)
- アオハルの空と、ひとりぼっちの私たち(2021年8月、〈集英社オレンジ文庫〉)
- 交換ウソ日記3 ~ふたりのノート~(2021年10月、〈スターツ出版文庫〉)
- 交換ウソ日記1 しわくちゃのラブレター(2021年7月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 交換ウソ日記2 まっさらのノート(2021年11月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 君が落とした青空(2021年12月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 世界は「」で沈んでいく(2022年2月、PHP研究所〈カラフルノベル〉)
- いつか奏でる恋のはなし(2022年8月、マイナビ出版〈ファン文庫Tears〉)
- わたしを変えた恋 (2022年11月、〈スターツ出版文庫〉)
- 世界は「」を秘めている(2023年2月、PHP研究所〈カラフルノベル〉)
- 小戸森さんちはこの坂道の上(2023年5月、〈角川文庫〉)
- 交換ウソ日記 ヒミツの告白練習ノート(2023年6月、スターツ出版〈野いちごジュニア文庫〉)
- 猫だけがその恋を知っている(かもしれない)(2023年8月、〈集英社文庫〉)
アンソロジー作品
[編集]「」内が著者の作品。
- 「滴る欲望、雨の味」「ラブコール」 - 密フェチ 私の好きな彼の××(2012年12月、スターツ出版単行本)に所収。
- 「雨の日に、傘はいらない」「五分後の景色」 - あなたを好きになった瞬間(2018年2月、ポプラ社〈たちまちクライマックス!〉)に所収。
- 「ばいばい、またいつか」「半透明のフレンド」 - キミに会えてよかった(2018年2月、ポプラ社〈たちまちクライマックス!〉)に所収。
- 「携帯電話で待ち合わせ」 - ほんとはずっと好きだった(2018年7月、ポプラ社〈たちまちクライマックス!〉)に所収。
- 「太陽の赤い金魚」 - きみに、涙。 スターツ出版文庫 7つのアンソロジー①(2019年4月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「プロローグ」「マスクの笑顔」「菜の花の国のアリス」「恋する味方の集会所」「お母さんの日」「春のいたずら」「きみがこぼした花」 - ラストで君は「まさか!」と言う 春の物語 (2020年2月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「掌のいとしい他人たち」 - 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー(2020年4月、〈講談社タイガ〉)に所収。
- 「風花パート」 - きみの知らない十二ヶ月目の花言葉(2020年4月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「放課後の探しもの」「夢じゃ終われない」「僕の家族」「初恋ブックマーク」「証拠隠滅大作戦」「保健室のティータイム」 - ラストで君は「まさか!」と言う 見えない秘密(2020年8月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「こわいのは、きみ」「ハツコイドリーム」「そこに彼がいたから、」「アイスクリームとプロポーズ」「降り止まないスノードーム」 - ラストで君は「まさか!」と言う 12歳の物語(2020年12月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「プロローグ」「神様のヒマつぶし」「きみはだれより美しい」「おやつを食べてあげましょう」「望みのかわりに望むもの」「今日の運勢」 - ラストで君は「まさか!」と言う 神さまのいたずら(2021年9月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「冬の恋人」「ウソツキすぎる彼女」「お花をあげる」「はじめての"かわいい"」「彼女のコンビニ」 - ラストで君は「まさか!」と言う 切なすぎるキュン(2021年12月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「このアイスキャンディは賞味期限切れ」 - わたしを変えた恋(2022年11月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
- 「初恋談義」「それは死がふたりをわかつまで」「超能力者は秘密が多い」「ぼくらの境界線」「喫茶グレイには恋がある」 - ラストで君は「キュン!」とする 運命の初恋(2023年1月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「空、ときどき、地、ところにより浮上」 - それでもあの日、ふたりの恋は永遠だと思ってた(2023年3月、スターツ出版単行本)に所収。
- 「プロローグ」「忘れ物はこちらまで」「トキメキはほどほどに。」「本日、校舎、雨のち晴れのち涙」「勝負は終わらない」「きみのカエデ」 - ラストで君は「キュン!」とする ひみつの放課後(2023年6月、PHP研究所〈3分間ノンストップショートストーリー〉)に所収。
- 「交換ウソ日記~ふたりは今日も、ウソをつく~」 - 交換ウソ日記アンソロジー 〜それぞれの1ページ〜(2023年6月、〈スターツ出版文庫〉)に所収。
メディア展開
[編集]漫画化作品
[編集]- 交換ウソ日記(上)よしまる(作画)(2020年12月、双葉社〈ジュールコミックス〉)
- 交換ウソ日記(下)よしまる(作画)(2021年4月、双葉社〈ジュールコミックス〉)
映画化作品
[編集]- 君が落とした青空(2022年2月18日公開、配給:ハピネットファントム・スタジオ、監督:Yuki Saito、主演: 福本莉子、松田元太〈Travis Japan/ジャニーズJr.〉)[5]
- 交換ウソ日記(2023年7月7日公開、配給: 松竹、監督: 竹村謙太郎、主演:高橋文哉)[12]
受賞
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ネット小説大賞受賞!高校生のほろ苦い青春群像劇”. BOOKウォッチ. 株式会社ジェイ・キャスト (2020年3月19日). 2023年7月9日閲覧。
- ^ a b “STAFF〉原作 / 櫻 いいよ”. 映画『交換ウソ日記』公式サイト. 「交換ウソ日記」製作委員会. 2023年7月9日閲覧。
- ^ a b “櫻いいよ (サクライイヨ)”. 実業之日本社. 株式会社実業之日本社. 2023年7月9日閲覧。
- ^ 『「この1冊が、わたしを変える。」12/28(月)『スターツ出版文庫』創刊!スターツ出版から新しい文庫が誕生!』(プレスリリース)スターツ出版株式会社、2015年12月25日 。2023年7月14日閲覧。
- ^ a b “「君が落とした青空」公開は2月、きらめき放つ福本莉子、松田元太の撮影秘話も明らかに”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年11月11日) 2023年7月9日閲覧。
- ^ “福本莉子×Travis Japan松田元太『きみあお』メイキング公開 “雨”のシーン現場を紹介”. ORICON NEWS (株式会社oricon ME). (2022年8月25日) 2023年7月9日閲覧。
- ^ “受賞作品一覧〉それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた(宝島社)”. ネット小説大賞. クラウドゲート株式会社. 2023年7月12日閲覧。
- ^ a b “恋愛映画『交換ウソ日記』高橋文哉が学校イチのモテ男子に、ヒロインは桜田ひより - 青春小説を実写化”. FASHION PRESS. 株式会社カーリン (2023年2月24日). 2023年7月13日閲覧。
- ^ “高橋文哉「この役を僕に任せたいと思っていただけたことが嬉しかった」桜田ひより「代表作になる作品」 映画『交換ウソ日記』インタビュー”. モデルプレス. 株式会社ネットネイティブ (2023年7月6日). 2023年7月12日閲覧。
- ^ “櫻いいよ”. 集英社オレンジ文庫. 集英社. 2023年7月13日閲覧。
- ^ 『君が落とした青空』(スターツ出版文庫)あとがき
- ^ “高橋文哉が学校イチのモテ男子に「交換ウソ日記」映画化、ヒロインは桜田ひより”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2023年2月24日). 2023年3月26日閲覧。
- ^ “ネット小説大賞受賞!高校生のほろ苦い青春群像劇”. BOOKウォッチ. 株式会社ジェイ・キャスト (2020年3月19日). 2023年7月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 櫻いいよ (@@bc_e7) - X(旧Twitter)