飛幡祐規
飛幡 祐規(たかはた ゆうき、女性、1956年 - )は、日本のフランス文化研究家、翻訳家、作家。本名は田代 優子(たしろ ゆうこ)。
人物・来歴
[編集]東京都生まれ。1974年に東京教育大学附属中学校・高等学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)卒業。1974年渡仏、パリ第5大学で文化人類学、パリ第3大学でタイ語・東南アジア文明を専攻。パリ在住30年。
姉はピアニストの神武夏子で、ともに、20世紀前半のフランスの作曲家集団「フランス6人組」を研究している。
著書
[編集]- 『ふだん着のパリ案内』(晶文社) 1991
- 『素顔のフランス通信』(晶文社) 1994
- 『「とってもジュテーム」にご用心! ふだん着のフランス語』(晶文社) 1998
- 『つばめが一羽でプランタン? みちくさのフランス語』(白水社) 2002
- 『それでも住みたいフランス』(新潮社) 2007
- 『時間という贈りもの フランスの子育て』(新潮社) 2014
翻訳
[編集]- 『フランス六人組 20年代パリ音楽家群像』(エヴリン・ユラール=ヴィルタール、晶文社) 1989
- 『五百年後のコロンブス』(エドウィー・プレネル、晶文社) 1992
- 『泣きたい気分』(アンナ・ガヴァルダ、新潮社) 2001、のち文庫
- 『ピエールとクロエ』(アンナ・ガヴァルダ、新潮社) 2003
- 『王妃に別れをつげて』(シャンタル・トマ、白水社) 2004、のち白水Uブックス - 映画「マリー・アントワネットに別れをつげて」(2012)の原作
- 『大西洋の海草のように』(ファトゥ・ディオム、河出書房新社) 2005
- 『エレーヌ・ベールの日記』(岩波書店) 2009
- 『ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ』(ヤニック・エネル、河出書房新社) 2011([1])
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 飛幡祐規 (@yukitakahata) - X(旧Twitter)
- エッセイ日記 - ウェイバックマシン(2004年10月12日アーカイブ分)