2003年のバレンシアグランプリ

  2003年のバレンシアグランプリ

レース詳細
2003年のロードレース世界選手権 全16戦中第16戦
決勝日	2003年11月2日
開催地	バレンシア・サーキット
開催コース	常設サーキット 4.051km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ バレンティーノ・ロッシ バレンティーノ・ロッシ 1:32.478 1:33.317 表彰台 1. バレンティーノ・ロッシ 2. セテ・ジベルナウ 3. ロリス・カピロッシ
250 cc
ポールポジション ファステストラップ ランディ・ド・プニエ トニ・エリアス 1:36.499 1:36.840 表彰台 1. ランディ・ド・プニエ 2. トニ・エリアス 3. マヌエル・ポジャーリ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ アレックス・デ・アンジェリス スティーブ・イェンクナー ステファノ・ペルジーニ 1:40.440 1:40.253 表彰台 1. ケーシー・ストーナー 2. スティーブ・イェンクナー 3. エクトル・バルベラ

2003年のバレンシアグランプリは、ロードレース世界選手権の2003年シーズン最終戦として、10月31日から11月2日までスペインのバレンシア・サーキットで開催された。

125ccクラス決勝では、スティーブ・イェンクナー、エクトル・バルベラとのバトルを制したケーシー・ストーナーがグランプリ初優勝を遂げた。年間ランキングでは、アレックス・デ・アンジェリスは今回リタイヤを喫したものの何とか2位の座を確保、2ポイント差でバルベラが3位、4ポイント差でステファノ・ペルジーニが4位となった^[1]。

250ccクラスでは、ランディ・ド・プニエがトニ・エリアスとのバトルを制してシーズン3勝目を挙げた。そして年間チャンピオン争いでは、7ポイント差でトップのマヌエル・ポジャーリを追うロベルト・ロルフォはペースが上がらず7位に沈んだ。ポジャーリは3位でフィニッシュし、1993年の原田哲也以来となる、250ccクラスルーキーイヤーでのチャンピオン獲得を成し遂げた^[2]。

MotoGPクラスでは、チャンピオンのバレンティーノ・ロッシがセテ・ジベルナウとのバトルを制して3連勝・シーズン9勝目でシーズンを締めくくった^[3]。レース後、ロッシは4シーズンを共にしたホンダからの離脱を発表。今回挙げた最高峰クラス33勝目が、ホンダでの最後の勝利となった^[4]。また同じホンダ陣営の宇川徹は、このシーズン限りでのMotoGPからの引退を発表した^[5]。

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	バレンティーノ・ロッシ	ホンダ	47:13.078	1	25
2	セテ・ジベルナウ	ホンダ	+0.681	2	20
3	ロリス・カピロッシ	ドゥカティ	+11.227	3	16
4	マックス・ビアッジ	ホンダ	+16.293	6	13
5	カルロス・チェカ	ヤマハ	+20.868	5	11
6	アレックス・バロス	ヤマハ	+30.851	8	10
7	トロイ・ベイリス	ドゥカティ	+37.770	10	9
8	コーリン・エドワーズ	アプリリア	+38.922	7	8
9	阿部典史	ヤマハ	+40.229	11	7
10	玉田誠	ホンダ	+46.500	13	6
11	ケニー・ロバーツJr.	スズキ	+1:01.496	18	5
12	ジェレミー・マクウィリアムス	プロトン	+1:04.510	15	4
13	ジョン・ホプキンス	スズキ	+1:05.191	17	3
14	清成龍一	ホンダ	+1:06.012	20	2
15	芳賀紀行	アプリリア	+1:06.154	22	1
16	ニッキー・ヘイデン	ホンダ	+1:11.432	4
17	青木宣篤	プロトン	+1:26.736	19
18	アンドリュー・ピット	カワサキ	+1:27.016	16
19	ギャリー・マッコイ	カワサキ	+1:27.450	14
20	ダビド・デ・ヘア	セイバー・V4	+1 Lap	23
Ret	オリビエ・ジャック	ヤマハ	棄権	21
Ret	宇川徹	ホンダ	棄権	9
Ret	中野真矢	ヤマハ	棄権	12

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	ランディ・ド・プニエ	アプリリア	44:01.924	1	25
2	トニ・エリアス	アプリリア	+0.072	2	20
3	マヌエル・ポジャーリ	アプリリア	+12.810	4	16
4	シルバン・ギュントーリ	アプリリア	+22.496	3	13
5	フォンシ・ニエト	アプリリア	+30.731	7	11
6	セバスチャン・ポルト	ホンダ	+32.381	9	10
7	ロベルト・ロルフォ	ホンダ	+35.547	10	9
8	フランコ・バッタイーニ	アプリリア	+36.987	6	8
9	エリック・バタイユ	ホンダ	+38.672	12	7
10	アレックス・デボン	ホンダ	+41.748	5	6
11	松戸直樹	ヤマハ	+55.156	8	5
12	デューク・ヘイドルフ	アプリリア	+1:03.117	18	4
13	チャズ・デイビス	アプリリア	+1:08.018	15	3
14	ヤコブ・シュムルツ	ホンダ	+1:18.041	16	2
15	ラドミル・ロウス	アプリリア	+1:24.071	19	1
16	アルバロ・モリーナ	アプリリア	+1:29.994	26
17	ヨハン・シュティーグフェルト	アプリリア	+1:32.471	21
18	ヘンク・ファン・デ・ラグマート	ホンダ	+1 Lap	27
19	ルーカス・ペセック	ヤマハ	+1 Lap	25
20	Patrick Lakerveld	アプリリア	+2 Laps	28
Ret	エルワン・ナイゴン	アプリリア	棄権	17
Ret	アンソニー・ウエスト	アプリリア	棄権	13
Ret	アレックス・バルドリーニ	アプリリア	棄権	24
Ret	ユーゴ・マルシャン	アプリリア	棄権	23
Ret	クリスチャン・ゲンメル	ホンダ	棄権	20
Ret	ヤロスラフ・ユレス	ヤマハ	棄権	14
Ret	ホアン・オリベ	アプリリア	棄権	22
Ret	エクトル・ファウベル	アプリリア	棄権	11

順位	ライダー	マニュファクチャラー	タイム/リタイヤ	グリッド	ポイント
1	ケーシー・ストーナー	アプリリア	40:27.662	8	25
2	スティーブ・イェンクナー	アプリリア	+0.268	13	20
3	エクトル・バルベラ	アプリリア	+1.101	4	16
4	マルコ・シモンチェリ	アプリリア	+3.205	3	13
5	ミルコ・ジャンサンティ	アプリリア	+8.760	11	11
6	アルバロ・バウティスタ	アプリリア	+8.888	7	10
7	パブロ・ニエト	アプリリア	+12.265	2	9
8	アンドレア・ドヴィツィオーゾ	ホンダ	+16.738	5	8
9	ルーチョ・チェッキネロ	アプリリア	+21.089	15	7
10	ジーノ・ボルソイ	アプリリア	+30.673	9	6
11	ホルヘ・ロレンソ	デルビ	+32.847	17	5
12	ガボール・タルマクシ	アプリリア	+32.954	21	4
13	ステファノ・ペルジーニ	アプリリア	+33.349	6	3
14	ロビン・ハームス	アプリリア	+34.889	14	2
15	東雅雄	ホンダ	+34.958	31	1
16	マックス・サバターニ	アプリリア	+40.633	24
17	ロベルト・ロカテリ	KTM	+45.678	18
18	ファブリツィオ・ライ	マラグーティ	+50.241	19
19	フリアン・シモン	マラグーティ	+50.313	22
20	セルヒオ・ガデア	アプリリア	+58.305	29
21	ステファノ・ビアンコ	ジレラ	+58.315	23
22	イムレ・トス	ホンダ	+1:23.309	26
23	Ismael Ortega	アプリリア	+1:33.631	35
24	エミリオ・アルサモラ	デルビ	+1:39.042	28
Ret	ダリオ・ギウセペッティ	ホンダ	棄権	30
Ret	ミケーレ・ダネーゼ	ホンダ	棄権	37
Ret	アルノー・ヴァンサン	アプリリア	棄権	12
Ret	ジョエレ・ペリーノ	アプリリア	棄権	36
Ret	マイク・ディ・メッリオ	ホンダ	棄権	25
Ret	シモーネ・コルシ	ホンダ	棄権	33
Ret	アンドレア・バレリーニ	ホンダ	棄権	32
Ret	アレックス・デ・アンジェリス	アプリリア	棄権	1
Ret	宇井陽一	ジレラ	棄権	16
Ret	ミカ・カリオ	KTM	棄権	10

• “MotoGP official website”. 2011年3月4日閲覧。

前戦 2003年のオーストラリアグランプリ	ロードレース世界選手権 2003年シーズン	次戦 2004年の南アフリカグランプリ
前回開催 2002年のバレンシアグランプリ	バレンシアグランプリ	次回開催 2004年のバレンシアグランプリ