2019 クリケット・ワールドカップ

初優勝を果たしたイングランド代表メンバーとイギリスのメイ首相ダウニング街10番地にて。(2019年)[1]

2019 ICCクリケット・ワールドカップ2019年5月30日から7月14日まで[2]イングランドとウェールズで開催された第12回クリケット・ワールドカップ[3][4]。開催国のイングランド代表が初優勝をした。開幕戦はジ・オーバル[5]、決勝はローズで開催された。出場国はこれまでの14カ国から10カ国に減少。大会は10チームが1回戦総当たりのラウンドロビンを実施し、上位4チームが準決勝に進出。

イングランド代表とニュージーランド代表の決勝戦は、史上稀に見る大接戦となり、クリケットでは珍しいタイスコア(241対241)となった[6]。タイブレークのスーパーオーバーが史上初めてODI形式のワールドカップで行われ、それでも同点(15対15)となった[6]。その結果、より多くのバウンダリー4とバウンダリー6をマークしたイングランドが勝利となった[6]。イギリスメディアは、あらゆるスポーツの決勝戦の中でも史上最高の試合の一つと報道した[7]イギリス君主エリザベス2世は、「今日のワールドカップ決勝でこのようなスリリングな勝利を収めたイングランド男子クリケットチームに、フィリップ王子と私は心からの祝福を送ります。」と述べた[8]。準優勝のニュージーランドに関しては、「今日の試合とトーナメント全体を通じて素晴らしい戦いを見せた準優勝のニュージーランドチームに敬意を表します。」と述べた[8]

出場国

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グループステージ

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Team Pld W L T NR Pts NRR Qualification
 インド 9 7 1 0 1 15 0.809 準決勝進出
 オーストラリア 9 7 2 0 0 14 0.868
 イングランド 9 6 3 0 0 12 1.152
 ニュージーランド 9 5 3 0 1 11 0.175
 パキスタン 9 5 3 0 1 11 −0.430 敗退
 スリランカ 9 3 4 0 2 8 −0.919
 南アフリカ共和国 9 3 5 0 1 7 −0.030
 バングラデシュ 9 3 5 0 1 7 −0.410
西インド諸島の旗 西インド諸島 9 2 6 0 1 5 −0.225
 アフガニスタン 9 0 9 0 0 0 −1.322

決勝トーナメント

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準決勝 決勝
           
7月9・10日 マンチェスター    
  インド 221
  ニュージーランド 239  
  7月14日 – ローズ
  ニュージーランド 241/8
    イングランド 241 (SO)
7月11日 バーミンガム  
  イングランド 226
  オーストラリア 223  

脚注

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  1. ^ Cricket World Cup: England meet Prime Minister Theresa May at 10 Downing Street BBC 2023年10月19日閲覧。
  2. ^ OUTCOMES FROM ICC BOARD AND COMMITTEE MEETINGS”. ICC (29 January 2015). 29 January 2015閲覧。
  3. ^ “England lands Cricket World Cup”. BBC Sport. (2006年4月30日). http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/cricket/4956010.stm 2006年4月30日閲覧。 
  4. ^ England awarded 2019 World Cup”. espncricinfo. 2006年4月30日閲覧。
  5. ^ Lord’s set to stage 2019 World Cup final” (17 December 2014). 17 December 2014閲覧。
  6. ^ a b c クリケットW杯、イングランドが初優勝 前回大会の雪辱晴らす BBC 2023年10月20日閲覧。
  7. ^ Cricket's Greatest Game BBC 2023年10月20日閲覧。
  8. ^ a b Queen Elizabeth congratulates England’s Cricket team after thrilling victory in World Cup final Financial Express 2023年10月20日閲覧。

外部リンク

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