ACクリエイト
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒105-0003 東京都港区西新橋3丁目24番10号 ハリファックス御成門ビル 北緯35度39分40.749秒 東経139度45分03.234秒 / 北緯35.66131917度 東経139.75089833度座標: 北緯35度39分40.749秒 東経139度45分03.234秒 / 北緯35.66131917度 東経139.75089833度 |
設立 | 1983年(昭和58年)8月1日[1] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010401004052 |
事業内容 | 外国映画、海外テレビドラマの日本語版制作 劇場用外国映画の翻訳 ゲームの音響制作 ポスト・プロダクション業務 WEBコンテンツの制作と展開 書籍、雑誌の企画制作と販売 |
代表者 | 代表取締役 菊地謙 |
資本金 | 4000万円[1] |
売上高 | 10億円〜100億円[1] |
従業員数 | 48人[1] |
主要子会社 | ACスタジオ株式会社 |
関係する人物 | 菊地浩司(創業者・相談役) |
外部リンク | https://www.ac-create.co.jp/ |
ACクリエイト株式会社(エーシークリエイト、英: AC CREATE Co.,Ltd.)は、東京都港区に本社を置く日本の企業。主に海外映画やドラマの日本語版字幕・吹き替え制作、ゲーム音声の制作などポストプロダクション業務を手掛ける。
概要
[編集]1983年8月1日、字幕翻訳家である菊地浩司によって設立。当時はデジタル技術の揺籃期であり、モニターを使用しての字幕編集や吹き替え制作の仕事に興味を持った菊地の意欲が高じて発足したという[3]。
社名の由来は、かつて菊地が経営した英会話教室「Apple English Club」の頭文字から[4]。
多くの外画で字幕や吹き替えの制作を行う。レンタルビデオの普及に伴い発展した企業である為、ソフト用や劇場公開用の字幕・吹き替えを手掛ける機会が多い[5][6]。また、『アサシン クリード』シリーズや『ゴースト・オブ・ツシマ』などゲームの日本語版制作も手掛ける。
主要な取引先はウォルト・ディズニー・ジャパンやNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、NHKエンタープライズ、エレクトロニック・アーツ、ギャガ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ワーナー・ブラザースなど[7]。近年はNetflixのポストプロダクション業務を請け負う「Post Partner Program」にも認定された。
2008年以降は社内に映画関連書籍の出版部門も立ち上げており、「AC BOOKS」(エーシーブックス)レーベルで様々な本を出版している[8]。また、社内で翻訳者など後進の育成も行っている[9]。
スタッフ
[編集]現在
[編集]- 菊地浩司(字幕翻訳家)- 創業者・代表取締役→相談役
- 打越領一(演出家)
- 藤本直樹(演出家)
- 北浦祥子(調整)
- ジョン・タナー(営業)
過去
[編集]- 中野洋志(演出家)- 元取締役→フリー・同社初の演出家でもある。
- 乃坂守蔵(演出家)- 元取締役→フリー
- 岩見純一(演出家)- 元取締役→フリー
- 山本洋平(演出家・調整)- →フリー
- 手塚孝太郎(調整)- →HALF H・P STUDIO
ACスタジオ
[編集]1998年、東京都港区浜松町に設立。3つのアフレコスタジオと1つの編集室、簡易収録スタジオを備える。
- A-Studio
- B-Studio
- C-Studio
- Onarimon Studio
- Apple Edit Room ※使用機材:Adobe Premiere・Final Cut Pro・Avid Media Composer
主な参加作品
[編集]※特筆のない場合、字幕・吹き替え制作や音響制作
映画
[編集]※特筆のない場合、劇場公開版・ソフト版の制作
- アバター
- アンチャーテッド
- グーニーズ
- クロコダイル・ダンディー in L.A.
- スパイダーマンシリーズ(トム・ホランド主演)
- ターミナル・ベロシティ
- ターミネーター:ニュー・フェイト
- ダイ・ハード4.0
- ダイ・ハード/ラスト・デイ
- デッドプール
- デッドプール2
- マルコビッチの穴
- バイオハザードシリーズ
- パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズ
- フィフス・エレメント ※日本テレビ版
- フォードvsフェラーリ
- マスク
- 身代金
- 隣人は静かに笑う
- ザ・ロック
- PLANET OF THE APES/猿の惑星
ドラマ
[編集]アニメーション
[編集]- あの夏のルカ
- おさるのジョージ
- おもちゃの国を救え!
- おやゆび姫 サンベリーナ
- シュレック
- ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
- ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー
- ペンギン物語〜きらきら石のゆくえ〜
- ボス・ベイビー
- マイリトルポニー
ゲーム
[編集]- アサシン クリード
- アンチャーテッド 古代神の秘宝
- アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
- エーペックスレジェンズ
- 荒野行動
- ゴースト・オブ・ツシマ
- ゴッド・オブ・ウォー
- Ghostwire: Tokyo
音声ガイド
[編集]国内アニメ
[編集]- バニパルウィット 突然!猫の国
- その気にさせてよmyマイ舞
- お元気クリニック Vol.1~3
脚注
[編集]- ^ a b c d “ACクリエイト株式会社”. BIZMAPS. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “加盟社一覧”. 日本音声製作者連盟. 2023年1月15日閲覧。
- ^ 小川政弘 (2021年3月3日). “【字幕翻訳者たちとの思い出】第3回 菊地浩司さん 〜高瀬さんの後継者が現れた!〜”. vShareR CLUB. 株式会社qooop. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “セリフは「凝縮」して1秒4文字に。字幕翻訳家・菊地浩司に学ぶ、情報との向き合い方”. 株式会社リクルート (2020年11月9日). 2023年1月15日閲覧。
- ^ “業務内容|中野ディレクターの話…”. ACクリエイト. 2023年1月15日閲覧。
- ^ とり・みき [@plinivs] (2021年3月26日). "音響監督の中野洋志さん(ACクリエイト)…". X(旧Twitter)より2022年7月6日閲覧。
- ^ “主要取引先”. ACクリエイト. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “映画でエンタな本作りのACブックスです!”. 版元ドットコム (2009年7月8日). 2023年1月15日閲覧。
- ^ シネママニエラ編集部 (2015年3月28日). “字幕翻訳家の菊地浩司が直接指導!「映像翻訳レッスン」受講者募集”. シネママニエラ 2023年1月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 旧公式ウェブサイト(~2003)
- 旧公式ウェブサイト(~2008)
- AC BOOKS - ウェイバックマシン(2011年9月29日アーカイブ分)
- ACクリエイト出版部 (@ACBOOKS) - X(旧Twitter)