BMK the BEST
『BMK the BEST』 | ||||
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BOYS AND MEN研究生(BMK) の ベスト・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | Fortune Records | |||
プロデュース | YUMIKO、Sing-O | |||
BOYS AND MEN研究生(BMK) アルバム 年表 | ||||
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『BMK the BEST』(ビーエムケー・ザ・ベスト)は、日本のボーイズグループ・BOYS AND MEN研究生 (BMK)のファースト・アルバムで、ベスト・アルバムである。2020年1月4日にFortune Recordsからリリースされた。
BOYS AND MEN研究生の最後期で、その後BMKと改名した中原聡太・米谷恭輔・三隅一輝・松岡拳紀介・佐藤匠の5人体制時にリリースされた、BOYS AND MEN研究生名義で活動した期間に発表された唯一のアルバムである。
背景とリリース
[編集]BOYS AND MENを擁する芸能事務所フォーチュンエンターテイメントの新プロジェクトとして2013年に始動したBOYS AND MEN研究生は、2014年にグループとしての形を築き、2015年6月に自社レーベル・Fortune Recordsからシングル『Boys Be Brave 〜1万回の勇気〜』でインディーズ・デビューした[1]。以後、BOYS AND MENのインディーズ時代と同様に、YUMIKOが楽曲のプロデュースと大半の作詞を担った。
2017年3月に選抜ユニット・祭nine.が結成され、当時のメンバー13名は、祭nine.の7人(寺坂頼我・野々田奏・清水天規・浦上拓也・横山統威・神田陸人・髙崎寿希也)と、BOYS AND MEN研究生の6人(中原聡太・北川せつら・米谷恭輔・三隅一輝・松岡拳紀介・佐藤匠)に分かれた。これ以降、メンバーはそれまでの期間のことを「13人時代」と呼ぶようになる[2][3][4]。テイチクエンタテインメント所属となった祭nine.は8月にメジャー・デビューして、センターの寺坂ほか13人時代のメインメンバーの多くが離れた6人組のBOYS AND MEN研究生は、インディーズに残留した[3]。その中で、2018年に和田アキ子とのコラボレーション楽曲「愛を頑張って」で全国区の音楽番組に出演するなど、13人時代には無かった経験を積みながら、新譜のリリース、ライブツアー開催などで活動した[4]。
2019年9月7日に北川せつらがグループを脱退して、BOYS AND MEN研究生はBMKの前身の5人組となった。11月13日に5人組として初のオリジナル楽曲「ラブエンX」を配信限定でリリースした(未CD化)[5]。12月24日、「過去の楽曲を5人バージョンで再レコーディングしたベスト・アルバム」として、本作のリリースと内容を発表[6]。新曲「ハジマリのMessage」を翌25日に配信で先行リリースした。アルバムはCDと音楽配信で2020年1月4日にリリースされ、当日は常設劇場・BM THEATERにおいて昼と夜にライブ・イベント『新春スペシャルライブ』を開催。新曲を含む収録曲を披露し、ジャケット写真にも使われた、この先の基本スタイルとなる新しい学ラン衣装をここで披露した[7]。
BOYS AND MEN研究生は2月に、新しいグループ名に改名して夏にメジャー・デビューすることを発表した。その後の新型コロナウィルス感染症の流行の影響によってメジャー・デビューは延期となり[8]、その代替として、7月に「研究生」としてのラスト・シングル『BLAZING!!!!!』をリリース[9]。10月、それまで通称として使っていた「BMK」に改名し、ビクターエンタテインメントへの所属を発表。2023年3月にBMK名義でファースト・オリジナル・アルバム『the FIRST』をリリースした。
構成、楽曲
[編集]新曲1曲を含む全10曲で構成される。既発表の9曲は13人時代の曲が3曲、6人時代の曲が6曲で、5人で再レコーディングをした「BMK the BEST ver.」となっている。曲はオリジナルのリリース順に収録されている。
1曲目「アドバンテージ!」は、デビュー・シングル『Boys Be Brave 〜1万回の勇気〜』(2015年6月)のカップリングである。オリジナルのタイトル「Advantage!」から表記が変わっている。2曲目「ボクたちのONE」(2016年1月)は3rdシングルの表題曲、3曲目「バッシャーン!!!」(同7月)は5thシングルの表題曲で、ここまでの3曲が13人時代の楽曲である[10][11]。5人のうち中原以外はグループ加入あるいは本格的な参加がCDデビューの後だったこと、13人時代の楽曲はほとんどが選抜メンバーによるものであったこと(3曲すべてのオリジナルに参加しているのは中原のみ)、かつ13人時代のメインボーカルは祭nine.となった寺坂・野々田・清水、脱退した北川らであったことから、これら3曲はボーカル、歌割りがオリジナルと全く異なっている。
6人組として最初にリリースしたのが7thシングル『RUN&GUuuuuN!』(2017年8月)であり、4曲目「ロックスター番長」はそのカップリングである[11]。5曲目「ゴリゴリ☆サバンナロード」は8thシングル(同12月)の表題曲で、13人時代に打ち出した「さわやか」・「優等生」といったイメージから脱して、BOYS AND MENの「ヤンキーテイスト」を受け継ぐ路線に進んだ曲である[12]。『愛を頑張って』から半年後にリリースした10thシングルの表題曲「がけっぷち純情」(2018年11月)とカップリング「Promise」が、6曲目、7曲目と続く。8曲目は11thシングル(2019年6月)の表題曲「えいやッ喝采」で、今作収録曲の中では唯一のYUMIKO以外のプロデュースによる楽曲で、BOYS AND MEN「かましてこうぜテッペン」を制作したSing-Oによる曲である[13]。9曲目はそのカップリングに収められた、オリジナルアニメ『大須のぶーちゃん』のエンディングテーマに起用された「バリガチタッチダウン!!」[14]である。アルバムラストの新曲「ハジマリのMessage」は、YUMIKOが「いつものBMKとはまた違った、卒業シーズンを歌った楽曲」と言及している[15]。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「アドバンテージ!」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO | YUSUKE 8746 | YUSUKE 8746, 原田アツシ | |
2. | 「ボクたちのONE」(BMK the BEST ver.) | YUSUKE 8746, Maica, YUMIKO (補作詞) | 田村信二, no_my | 白戸佑輔 | |
3. | 「バッシャーン!!!」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO, 上間エイ | 森下昇斗 | 森下昇斗 | |
4. | 「ロックスター番長」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO | no_my | 大沢圭一 | |
5. | 「ゴリゴリ☆サバンナロード」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO | 大沢圭一 | 大沢圭一 | |
6. | 「がけっぷち純情」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO | ArmySlick, Yu-ki Kokubo, YHANAEL, YUU for YOU | ArmySlick, YUU for YOU | |
7. | 「Promise」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO | KAKKY | 中土智博 | |
8. | 「えいやッ喝采」(BMK the BEST ver.) | Sing-O | Sing-O | Sing-O | |
9. | 「バリガチタッチダウン!!」(BMK the BEST ver.) | YUMIKO, 草野将史 | 草野将史 | 草野将史 | |
10. | 「ハジマリのMessage」 | YUMIKO | 川浦正大 | soundbreakers | |
合計時間: |
スタッフ・クレジット
[編集]参加ミュージシャン
[編集]- 沢頭たかし – ギター (#1, 2, 3)
- 宮本将行 – ベース (#1)
- 白戸佑輔 – ベース (#2)
- 鈴木一史 – コーラス (#1, 7)
- 高橋秀幸 – コーラス (#2, 3, 4, 5, 6)
- 大沢圭一 – ギター (#4, 5)
- ArmySlick – ギター、ベース (#6)
- 中土智博 – ギター (#7)
- 名雪亘 – ギター (#8)
- 小山清雄 – 三味線 (#8)
- Sing-O – コーラス (#8)
- 草野将史 – ギター、コーラス (#9)
- 髙井敏弘 – バイオリン (#10)
- 園田健太郎 – コーラス (#10)
プロデュース
[編集]- YUMIKO – #8を除く
- Sing-O – #8
脚注
[編集]- ^ ボイメンWalker, pp. 82–83, 94–95.
- ^ 祭男子, pp. 67–91, 138–139.
- ^ a b ボイメン祭 1, 「BOYS AND MEN 研究生」.
- ^ a b “BOYSANDMEN研究生、“がけっぷち”から不屈の挑戦 ツアーへの思い激白”. ORICON NEWS (2019年3月22日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “BMK配信限定楽曲『ラブエンX(クロス)』リリース!”. BMK OFFICIAL SITE (2017年11月13日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “初のベストアルバム「BMK the BEST」詳細解禁!”. BMK OFFICIAL SITE (2019年12月24日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ BOYS AND MEN研究生 オフィシャルブログ, 中原聡太; 佐藤匠; 米谷恭輔; 三隅一輝; 松岡拳紀介. (2020年1月4日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “メジャーデビュー延期のお知らせ”. BMK OFFICIAL SITE (2020年5月1日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “「研究生」ラストシングル発売&先行配信決定!”. BMK OFFICIAL SITE (2020年6月19日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ ボイメンWalker2, p. 76-81, 「ボイメン年表&ビジュアルヒストリー 2015〜2017」.
- ^ a b ディスコグラフィ.
- ^ “12月9日ニューシングル「ゴリゴリ☆サバンナロード」発売決定!”. BMK OFFICIAL SITE (2017年12月1日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “これが新しい仲間たち!これからよろしくね!(。-_-。)たくみん(。-_-。)”. BOYS AND MEN研究生 オフィシャルブログ (2019年6月15日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ “名古屋名物 みそかつ「矢場とん」が落合福嗣・櫻井孝宏・沢城みゆき出演でアニメに! 大須を舞台にした人情コメディー”. ねとらぼ (2019年10月5日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ YUMIKOの2019年12月25日のツイート、2020年7月6日閲覧。
参考文献
[編集]- “Discography”. BMK OFFICIAL SITE. 2020年7月6日閲覧。
- 『ボイメンWalker』KADOKAWA、2015年9月29日。ISBN 978-4-04-894711-4。
- 『ボイメンWalker2』KADOKAWA、2017年3月29日。ISBN 978-4-04-895927-8。
- 『祭nine. 1stフォトブック「祭男子」』東京ニュース通信社、2018年8月17日。ISBN 978-4-86-336799-9。
- 『F.ENT OFFICIAL PHOTO BOOK「季刊 ボイメン祭」VOL.1 2020冬』東京ニュース通信社、2020年2月6日。ISBN 978-4-86-701039-6。
- 『F.ENT OFFICIAL PHOTO BOOK「季刊 ボイメン祭」VOL.2 2020春』東京ニュース通信社、2020年5月28日。ISBN 978-4-867-01099-0。
外部リンク
[編集]- BMK the BEST - BMK OFFICIAL SITE