FS E.632機関車

イタリア国鉄E632形電気機関車
登場時塗装のE632形
登場時塗装のE632形
基本情報
運用者 イタリア国鉄トレニタリア
製造年 1982年 - 1987年
製造数 65両(+試作機1両)
愛称 "Tigre", "Tigrone" (E652), "Tigrotto" (E620 FNM)
主要諸元
軸配置 B-B-B
軌間 1,435 mm
電気方式 直流 3,000 V
長さ 17,800 mm
3,000 mm
高さ 4,310 mm
機関車重量 103 t
台車中心間距離 12,650 mm
固定軸距 2,150 mm
車輪径 1,040 mm
主電動機 直流直巻電動機
歯車比 36:64
保安装置 RSC4; SCMT
最高速度 160 km/h
出力 4,200 kW
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イタリア国鉄E633形電気機関車
貨物列車を牽引するE633形(ティラーノ駅)
貨物列車を牽引するE633形(ティラーノ駅)
基本情報
運用者 イタリア国鉄トレニタリア
製造年 1979年 - 1987年
製造数 147両(+試作機4両)
主要諸元
軸配置 B-B-B
軌間 1,435 mm
電気方式 直流 3,000 V
長さ 17,800 mm
3,000 mm
高さ 4,310 mm
機関車重量 103 t
台車中心間距離 12,650 mm
固定軸距 2,150 mm
車輪径 1,040 mm
主電動機 直流直巻電動機
歯車比 29:64
最高速度 130 km/h
出力 4,200 kW
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E.632E.633は、イタリア鉄道(FS)により1980年代から導入された電気機関車である。

ニックネームはTigre(虎)である。

歴史

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E632形・E633形はイタリアの機関車では最初の電機子チョッパ制御車である。E444形005号機による試験の結果が反映されている。両形式の差は歯車比にあり、E632形は高速走行を、E633形は牽引力を重視した設定になっている。

1979年10月11日に初走行。試作機5両と量産機90両が発注された。(E633のうち75両、およびE632形のうち15両が貨物仕様)

1983年からイタリア北部で営業運転を開始した。もっとも成功した機種である。

関連項目

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