GOODIES
『GOODIES』 | ||||
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EPO の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ニューヨーク ロサンゼルス 東京 | |||
ジャンル | ポップス シティ・ポップ ファンク | |||
時間 | ||||
レーベル | RCA ⁄ RVC | |||
プロデュース | 宮田茂樹 | |||
EPO アルバム 年表 | ||||
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『GOODIES』収録のシングル | ||||
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『GOODIES』(グッディーズ)は、EPO2枚目のオリジナル・アルバム。1980年11月21日に発売された。発売元は RCA ⁄ RVC。
概要
[編集]ニューヨーク、ロサンゼルス、東京でレコーディングが行われたセカンド・アルバム[1]。前作『DOWN TOWN』より8カ月ぶりにリリースされた。キリンレモンのCMソングとして使用された本作と同時発売のシングル「Park Ave.1981」も収録されている。プロデュースは『DOWN TOWN』に続き宮田茂樹が担当しており、編曲は清水信之、山下達郎がそれぞれ3曲ずつ手掛け、他にレコーディング・スタジオのあるニューヨークやロサンゼルスの現地ミュージシャンを起用している。コーラスには前作に続き山下達郎、大貫妙子、宮田茂樹、ほか複数の現地ボーカリストが参加している。M-4「パレード」は山下達郎の曲で、EPO本人の希望によりカバーが行われた[2]。
タイトルの『GOODIES』は ”goody” の複数形で、”素敵なもの” ”おいしいもの” ”お楽しみ” などの意味があり[3]、自分の好きなもの、自分の好きな瞬間に出会ったときのときめき、といった意味合いが込められている[2]。
EPOは本作の制作過程のエピソードを「デビュー2作目にしてNYとLOSでの、初めての海外録音。弦のオーケストラのサウンドが素晴らしい。LOSでロジャー・ニコルスの家に行ったのを今でも覚えている」と残している[4]。
収録曲
[編集]LP・CT
[編集]全作詞・作曲: EPO (特記以外)。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「GOODIES[注 1]」 | 山下達郎 | |
2. | 「雨のケンネル通り[注 2]」 | Harold Wheeler | |
3. | 「週末は "WEEK・END" で」(作曲:Peter Schwaltz) | Harold Wheeler | |
4. | 「パレード[注 3]」(作詞・作曲:山下達郎) | Harold Wheeler | |
5. | 「チアーガール」 | Harold Wheeler | |
6. | 「異国行き」 | Janice Jarrett | |
合計時間: |
全作詞・作曲: EPO (特記以外)。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「Park Ave.1981」(作詞:荒木とよひさ・EPO) | 清水信之 | |
2. | 「ドライブ・ソング」 | 清水信之 | |
3. | 「足のないベッド」 | 清水信之 | |
4. | 「分別ざかり」(作詞:有川正沙子) | 山下達郎 | |
5. | 「GOODIES[注 4]」 | 山下達郎 | |
合計時間: |
CD・Blu-spec CD2
[編集](収録時間はタワーレコードのサイトより引用[1])
全作詞・作曲: EPO (特記以外)。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「GOODIES」 | 山下達郎 | |
2. | 「雨のケンネル通り」 | Harold Wheeler | |
3. | 「週末は "WEEK・END" で」(作曲:Peter Schwaltz) | Harold Wheeler | |
4. | 「パレード」(作詞・作曲:山下達郎) | Harold Wheeler | |
5. | 「チアーガール」 | Harold Wheeler | |
6. | 「異国行き」 | Janice Jarrett | |
7. | 「Park Ave.1981」(作詞:荒木とよひさ・EPO) | 清水信之 | |
8. | 「ドライブ・ソング」 | 清水信之 | |
9. | 「足のないベッド」 | 清水信之 | |
10. | 「分別ざかり」(作詞:有川正沙子) | 山下達郎 | |
11. | 「GOODIES」 | 山下達郎 | |
合計時間: |
発売履歴
[編集]発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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1980年11月21日 | RCA / RVC | LPレコード | RHL-8502[5] | |
1980年11月21日 | カセット | RHT-8502[6] | ||
1985年2月21日 | CD | RHCD-517[7] | 初CD化 | |
1989年11月21日 | B25D-13011 | 廉価再発盤 | ||
1994年10月21日 | BMGビクター | BVCR-8002 | Q盤 音パレード | |
1999年7月7日 | BMGジャパン | BVCK-38066 | RCA CD名盤選書 | |
2007年4月25日 | Sony Music | BVCK-17002 | 紙ジャケット/リマスター盤 | |
2015年4月8日 | Blu-spec CD2 | MHC7-30023[8] | タワーレコード限定販売[1] | |
2020年9月9日 | 音楽配信[9] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 表記は無いが、オルゴール音に乗せてタイトルの"Goodies~"がEPOのアカペラと大貫妙子のコーラスで繰り返される1分少々のショート・バージョン。
- ^ 「ケンネル」とは、東京都の青山にあるペットショップ「青山ケンネル」を意味する。曲は店の周辺でよく見られた光景をイメージして作られたものである。(ベスト・アルバム『THE BEST STATION JOEPO 1980-1984』BVCK-17007 ライナーノーツより。)
- ^ 原曲は、ナイアガラ・トライアングルのアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.1』収録曲。
- ^ 1曲目と同タイトルで表記は無いが、演奏、歌詞が加わったフル・バージョン。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “EPO/GOODIES<タワーレコード限定>”. tower.jp. 2022年9月9日閲覧。
- ^ a b ベストアルバム『epocha 1980-1986』(BVCR-18009〜10)ライナーノーツのEPO本人による解説より。
- ^ “goody(グッディ)の意味と使い方”. ネイティブと英語について話したこと. 2022年9月2日閲覧。
- ^ EPOオフィシャルサイト eponica.netより。
- ^ “Epo (2) – Goodies”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “Epo (2) – Goodies”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “Epo (2) – Goodies”. Discogs. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “GOODIES”. Sony Music Shop. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “EPO”. MUSIC GUIDE情報局. 2022年9月2日閲覧。
参考資料
[編集]- 『THE BEST STATION JOEPO 1980-1984』(ライナーノーツ)EPO、dear heart / RCA、2007年4月25日。BVCK-17007。
外部リンク
[編集]- GOODIES – EPOオフィシャルサイト eponica.net
- ALBUM GOODIES – 記憶の記録 LIBRARY