gnuplot
gnuplotによって3Dレンダリングされた楕円体 | |
初版 | 1986年 |
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最新版 | 5.4.6 / 2023年2月1日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C |
対応OS | Linux、UNIX、Windows、macOSほか |
対応言語 | 英語、日本語など |
種別 | グラフ作成 |
ライセンス | オープンソース (独自) |
公式サイト | www |
gnuplot(ニュープロット しばしばグニュープロットとも)は、2次元もしくは3次元のグラフを作成するためのアプリケーションソフトウェアである。インターネットにおいて無料で配布されているフリーウェアである。1986年に最初のバージョンが開発された。現在では、Linux、UNIX、Windows、macOSなどの多くのオペレーティングシステム (OS) に対応したバージョンが開発されている。
オープンソースソフトウェアとして公開されており、高機能・高精度であることから、特に学術研究に広く利用されている。また、使い方を解説したWebサイトも数多く存在する。
機能
[編集]入力したデータや数式等を元に、画面もしくは画像ファイルへグラフを生成する。画像ファイルのフォーマットは、PNG, EPS, SVG, JPEGなどの多くの形式に対応している。
用途によってバッチファイルとしてまとめて処理を行わせる方式と、逐次命令文を入力してグラフを描画させる方式とを使い分けることが出来る。
名称とライセンス
[編集]名前に「gnu」と冠されてこそいるが、GNUプロジェクトとは関係がなく、独自のライセンス形態をとっている。
ソースコードをコピーないし改変することは許されているが、改変を加えたバージョンの配布はパッチ形式でのみ可能である。したがってGPLと互換性がない。
使用例
[編集]使用したコマンドと結果として出力された画像を示す。
# Output to png file: set terminal png small color set output "logarithmic_spiral.png" # Same scale for both axes, half-size output: set size ratio -1 0.5, 0.5 # More sample points to produce smoother picture: set samples 170 # Axes in the center, no tick marks: set zeroaxis set noxtics set noytics set noborder set polar # set title "Logarithmic spiral (pitch 10 degrees)" plot [-4*pi:4*pi] [-8:10] [-8:6] 1.19**t notitle
関連ソフトウエア
[編集]現在では、標準でGUIフロントエンドが付属しているが、gnuplotを対話的に使いやすくするためのGUIフロントエンドアプリケーションも以下のように多数存在する。
- Cueplot (開発終了)[1]
- Xgfe (開発終了)[2]
- Qgfe (開発終了)[3]
- UniGNUPlot (開発終了)[4]
- RubyPlot (開発終了)[5]
- QPlot (開発終了) [6]
過去にはGNU Octaveのプロットエンジンとしても利用されていた。
参照
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- gnuplot マニュアルの日本語訳
- mw:Extension:Gnuplot - gnuplotをMediaWikiで使用するためのextension