Live at The Gaslight 1962
『Live at The Gaslight 1962』 | ||||
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ボブ・ディラン の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1962年10月 米国ニューヨーク ガスライト | |||
ジャンル | フォーク | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア | |||
プロデュース | Jeff Rosen Steve Berkowitz | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ボブ・ディラン アルバム 年表 | ||||
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『Live at The Gaslight 1962』は、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあったカフェ「ガスライト」での、ボブ・ディラン1962年10月の演奏を記録したライブ・アルバム。
2005年にリリースされた当初は、北米のスターバックスのみで限定販売だったが、18ヶ月後には他でも販売されるようになった。日本盤未発売。
楽曲
[編集]このライブ・アルバムでは、当時のディランが歌っていたトラディショナルなフォーク・ソングやブルースと、自作を始めた頃の初期の作品を聴くことができる。
1962年10月は、セカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』(1963年)の制作中の時期であり、「はげしい雨が降る」と「くよくよするなよ」はアルバムにも収録。
"Rocks and Gravel" は、ブラウニー・マギー(Brownie McGhee)やリロイ・カー(Leroy Carr)の歌を集めて一曲にしたブルースで[1]、『フリーホイーリン』のセッションで録音されテスト用プロモーション盤には収録されていたが最終的に外された曲。
「ジョン・ブラウン」は、後にトピカル・ソングの雑誌『ブロードサイド』誌1963年3月第22号に掲載され[2]、オムニバス・アルバム Broadside Ballads, Vol. 1(1963年)に変名ブラインド・ボーイ・グラントとして収録された曲[3]。
収録曲
[編集]- はげしい雨が降る - A Hard Rain's a-Gonna Fall – 6:40
- 作詞・作曲: ディラン
- Rocks and Gravel – 4:58
- 作詞・作曲: ディラン
- くよくよするなよ - Don't Think Twice, It's All Right – 3:09
- 作詞・作曲: ディラン
- The Cuckoo (Is a Pretty Bird) – 2:18
- トラディショナル、編曲: Clarence Ashley
- ムーンシャイナー - Moonshiner – 4:05
- トラディショナル、編曲: ディラン
- ハンサム・モーリー - Handsome Molly – 2:44
- トラディショナル、編曲: ディラン
- コカイン - Cocaine – 2:56
- トラディショナル、編曲: Rev. Gary Davis
- ジョン・ブラウン - John Brown – 5:53
- 作詞・作曲: ディラン
- Barbara Allen – 7:49
- トラディショナル、編曲: ディラン
- West Texas – 5:37
- トラディショナル、編曲: ディラン
アウトテイク
[編集]同ライブの「ノー・モア・オークション・ブロック」が『ブートレッグ・シリーズ第1~3集』(1991年)に収録されている。「ハンサム・モーリー」は、『ボブ・ディラン・ライヴ!1961-2000〜39イヤーズ・オブ・グレート・コンサート・パフォーマンス』(2001年)にも収録されている。
脚注
[編集]- ^ ポール・ウィリアムズ 著、菅野彰子 訳『ボブ・ディラン~瞬間の轍 1 1960-1973』菅野ヘッケル監修、音楽之友社、1992年、p. 89頁。ISBN 4-276-23431-X。
- ^ “Broadside #22 March 1963” (PDF) (英語). Broadside Magazine. 2009年12月12日閲覧。
- ^ “Broadside Ballads, Vol. 1” (英語). Smithsonian Folkways. 2009年12月12日閲覧。