MONSTERZ モンスターズ
MONSTERZ モンスターズ | |
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監督 | 中田秀夫 |
脚本 | 渡辺雄介 |
原案 | 『超能力者』 |
製作 | 城朋子 久松猛朗 堀義貴 藤門浩之 柏木登 阿佐美弘恭 下田淳行 遠藤真郷 |
出演者 | 藤原竜也 山田孝之 石原さとみ |
音楽 | 川井憲次 |
撮影 | 林淳一郎 |
編集 | 青野直子 |
制作会社 | ツインズジャパン |
製作会社 | 「MONSTERZ」FILM PARTNERS 日本テレビ放送網 |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
公開 | 2014年5月30日 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9.2億円[1] |
『MONSTERZ モンスターズ』は、2014年5月30日公開の日本のアクション映画。2010年の韓国映画『超能力者』を原案とするリメイク作品であるが、オリジナル作品とは結末が異なる[2]。
キャッチコピー
[編集]- 人間を自由に操れる男。唯一、操れない男。(ティザーポスター版)
- 禁断のバトル、勃発。(本ポスター版)
- 生き残るのは、人間を操れる男か それとも唯一、操れない男か(本ポスター版)
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
視界に入った人間すべてを意のままに操ることができる、恐るべき《操れる男》がいた。幼少時代に両親を能力で殺害してしまった彼は、必要な時だけ自身の能力を発揮して金銭を盗んで、自身の能力と世界を恨みながら孤独に静かに生きてきた。
しかし、そんな彼の前に、唯一自身の能力が効かない《操れない男》・田中 終一が現れる。交通事故に遭った終一は、全治4〜5か月の重症を負うが、驚異的な回復力を見せてわずか数日で退院する。
交通事故により失業してしまった終一は、事故の加害者であるギター修理会社の社長 雲井 繁に、慰謝料はいらないから雇ってほしいと頼み、ギター修理会社で働くことになる。
操れない上に幸せそうな終一を不快に思った《操れる男》は、雲井の誕生パーティーを襲撃して、親友のジュンや晃らを操って終一を殺害しようとし、操られた娘の叶絵によって雲井は窓から転落させられて亡くなる。終一は、幼少期に世話になっていた刑事 柴本 孝雄に、《操れない男》の存在を相談する。
ふたたび終一を襲撃してきた《操れる男》は、ガタイのいい男達を操って終一を追い詰めるが、光に弱いという弱点を突かれて終一に拘束されてしまう。警察に逮捕された《操れる男》だったが、刑事たちを操って拘束から逃れて終一に拳銃を突き付けるが、弱点である暗闇にされたことから警察署から逃亡。歩行者たちを操って、投げ落とされた赤ん坊を助けた終一に、花壇を投げ落としてトドメを刺して立ち去る。
警察は、《操れる男》と終一の2人を発砲事件の犯人として指名手配する。しかし、《操れる男》によって警察の捜査員たちの多くが、拳銃自殺を図ってしまう。
キャスト
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- “男”
- 演 - 藤原竜也(少年期:佐藤詩音)
- 眼差しで他人を意のままに操ることのできる男で、その力を使えば使うほど体が壊死していく。それゆえ、田中の存在を知ったころにはすでに片足がなかった。本名は不明で、名前の最後が「也」であること以外は判明しなかった。幼いころに母からもらった大友克洋の漫画『AKIRA』を大切に持っている[3]。
- 田中 終一(たなか しゅういち)
- 演 - 山田孝之(少年期:土師野隆之介)
- “男”の力が唯一効かない男。驚異的な回復力を持つ。
- 雲井 叶絵(くもい かなえ)
- 演 - 石原さとみ
- 終一と恋に落ちる女性。
- 雲井 繁(くもい しげる)
- 演 - 田口トモロヲ
- ギター店の店主。叶絵の父。
- ジュン
- 演 - 落合モトキ
- 終一の同僚で友人。LGBT。
- 晃(あきら)
- 演 - 太賀
- ジュンと同じく終一の同僚で友人。トレーディングカードマニア。
- “男”の父
- 演 - 三浦誠己
- 特殊能力を持つ息子を恐れて、怪物と忌み嫌っていた。
- 押切 奈々(おしきり なな)
- 演 - 藤井美菜
- 警視庁の特別捜査官。
- 柴本 孝雄(しばもと たかお)
- 演 - 松重豊
- 刑事。終一の能力を知る人物。
- “男”の母
- 演 - 木村多江
- 息子を庇い続けていたが、彼が夫を死に追いやり絶望する。
- その他
スタッフ
[編集]- 監督:中田秀夫
- 脚本:渡辺雄介
- 音楽:川井憲次
- 原案:キム・ミンソク(韓国映画:『超能力者』)
- 製作:城朋子、久松猛朗、堀義貴、藤門浩之、柏木登、阿佐美弘恭、下田淳行、遠藤真郷
- エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
- 企画・プロデュース:佐藤貴博
- プロデューサー:下田淳行
- 撮影:林淳一郎
- 照明:磯野雅宏
- 美術:原田恭明
- 装飾:三浦伸一
- 録音:柿澤潔
- VFXスーパーバイザー:立石勝
- アクション監督:下村勇二
- 編集:青野直子
- 音響監督:柴崎憲治
- スクリプター:川野恵美
- スタイリスト:宮本まさ江
- ヘアメイク:宮内三千代
- 助監督:佐伯竜一
- 製作担当:星野友紀
- アソシエイトプロデューサー:北島直明
- ラインプロデューサー:及川義幸
- 配給:ワーナー・ブラザース映画
- 制作プロダクション:ツインズジャパン
- 企画・製作幹事:日本テレビ放送網
- 製作:「MONSTERZ」FILM PARTNERS(日本テレビ放送網、ワーナー・ブラザース映画、ホリプロ、讀賣テレビ放送、バップ、D.N.ドリームパートナーズ、ツインズジャパン、ジェイアール東日本企画、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
楽曲
[編集]- Special Trailer Music - BOOM BOOM SATELLITES「ONLY BLOOD」
製作
[編集]製作が発表された時点での仮のタイトルは『MONSTER』だったが、主人公の2人の男がどちらも「怪物」であり、また複数形の「S」ではなく「Z」であるのは、2人の闘いと存在が「Z=究極」であることも意味しており、さらに「Z」の文字を形成する並行する2本の直線と、それに交差する斜線から、交わるべきではなかった2人の男が出会ってしまう宿命を意味している[4]。
封切り
[編集]全国327スクリーンで公開され、2014年5月31日、6月1日のオープニング週末2日間(公開初日の5月30日は除く)で興収1億9,441万1,950円、動員16万2,522人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった[5]。
関連商品
[編集]書籍
[編集]- 『MONSTERZ モンスターズ』著:渡辺雄介、集英社文庫、2014年4月18日発売、ISBN 978-4-08-745179-5
Blu-ray / DVD
[編集]- MONSTERZ モンスターズ(Blu-ray2枚組、バップ、2014年11月5日発売、VPXT-71349)
- MONSTERZ モンスターズ(DVD2枚組、バップ、2014年11月5日発売、VPBT-14342)
CD
[編集]- Sound of MONSTERZ(バップ、2014年5月28日発売、VPCD-81805)
参考文献
[編集]- ^ 『キネマ旬報』2015年3月下旬 映画業界決算特別号、96頁。
- ^ “藤原竜也×山田孝之が激闘する中田秀夫監督「MONSTERZ」ビジュアル公開!”. 映画.com. (2013年11月27日) 2013年11月30日閲覧。
- ^ りんたいこ (2014年6月4日). “MONSTERZ モンスターズ:藤原竜也と山田孝之に聞く 目で人を操る設定「常識で考える必要ない」”. まんたんウェブ. 2020年2月11日閲覧。
- ^ “藤原竜也×山田孝之、宿命バトルは『MONSTERZ』に決定 「Z」に込めた意味とは?”. cinemacafe.net. (2013年11月27日) 2013年11月30日閲覧。
- ^ “『アナ雪』勢い衰えず11回目の1位!『タイタニック』にどこまで迫る?”. シネマトゥデイ (2014年6月3日). 2017年10月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- MONSTERZ モンスターズ (@monsterz_movie) - X(旧Twitter)
- MONSTERZ モンスターズ (MONSTERZ.jp) - Facebook
- MONSTERZ モンスターズ - allcinema
- MONSTERZ モンスターズ - KINENOTE
- Monsterz - IMDb
- MONSTERZ モンスターズ - YouTubeプレイリスト