Mark 8 (核爆弾)
Mark 8 / W8 | |
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Mark 8 核爆弾 | |
タイプ | 核爆弾(Mark 8)/核弾頭(W8) |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 | アメリカ空軍 アメリカ海軍 |
開発・生産 | |
開発期間 | -1951年(Mark 8) -1955年(W8開発中止) |
生産期間 | 1951年-1953年(Mark 8) |
配備期間 | 1952年-1957年 |
生産数 | 40発(Mark 8)/なし(W8) |
要目 | |
核出力 | 25-30kt |
弾頭 | 核分裂弾頭(ガンバレル方式) |
直径 | 14.5インチ(Mark 8) |
長さ | 116-132インチ(Mark 8) |
重量 | 3,230-3,280ポンド(Mark 8) |
Mark 8はアメリカ合衆国が開発した核爆弾。1952年から1957年まで配備されていた。
概要
[編集]Mark 8はガンバレル方式の核爆弾である。外形は細長い形状をしており、地中貫通爆弾として、硬化目標攻撃用に設計されていた。Mark 8の貫通能力は粘土質では37m、砂質では27m、鉄筋コンクリートでは6.7m、装甲板では13cmとなっていた。
大きさは、胴体直径14.5インチ、長さはサブタイプにもよるが116から132インチ。重量は3,230から3,280ポンドで、核出力は25から30ktであった。遅延信管を用い、核物質には高濃縮ウランを用いている。生産数は40発。
レギュラス艦対地ミサイル用にW8核弾頭の開発計画があったが、これは1955年に開発が中止されている。
Mark 8の成功を受けて、改良型のMark 11が開発された。そのほか、Mark 8を基に軽量核爆弾としてMark 10の開発が検討された。