NetBoot
NetBootは、Mac OS X Serverのbootpdを利用する機能の一つで、Classic Mac OSやMac OS Xをネットワーク越し(HTTPS、AFP、NFS、マルチキャストASRが利用出来る)に起動出来る仕組み。クライアントのローカルHDDを利用しないディスクレスNetBootで運用することで、iMac以降のMacをシンクライアントとして運用することが出来た。また、通常運用のクライアントに対しては同様の仕組みを利用して、Mac OS Xやソフトウェアのネットワークインストールを行うことが出来る。
Appleがエンタプライズ / サーバ事業を行っていた時代(Mac OS X Server v10.6以前[1])、セキュリティ向上と運用・管理の負担軽減、UNIXであること等が評価された結果、東京大学、あおぞら銀行、神戸大学、など日本では世界的にも有数の規模(Xserve 数十台以上、iMac 千台以上)で運用されている巨大なNetBootシステムが複数あった[2][3][4][5]。
外部リンク
[編集]- アップル - Mac OS X Server Snow Leopard- クライアント管理
- Mac OS X Server: NetBoot 対応コンピュータ
- NetBoot for Mac OS 9 に関する情報とソフトウェアのダウンロード (日本)
- Macをシン・クライアントに情報の流れを改善して業務改革
- 東京大学情報基盤センター 教育用計算機システム
- 神戸大学 学術情報基盤センター
出典
[編集]- ^ “アップル - Server”. web.archive.org (2010年7月23日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ “アップル - Education 東京大学 情報基盤センター”. web.archive.org (2004年10月10日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ “アップル - 教育 - 教育事例 - 東京大学, Page 1”. web.archive.org (2010年1月29日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ “アップル - 教育 - 神戸大学 学術情報基盤センター”. web.archive.org (2006年8月16日). 2023年7月31日閲覧。
- ^ “あおぞら銀行が業務クライアントをMacに移行、その理由とは?”. enterprise.watch.impress.co.jp. 2023年7月31日閲覧。