UEFAネーションズリーグ2020-21・リーグC

2020-21 UEFAネーションズリーグC
大会概要
日程 ラウンドロビン:
2020年9月3日-11月18日
残留プレーオフ:
2022年3月24-29日
チーム数 16
昇格  アルバニア
 アルメニア
 モンテネグロ
 スロベニア
降格  エストニア
 モルドバ
大会統計
試合数 52試合
ゴール数 103点
(1試合平均 1.98点)
総入場者数 34,866人
(1試合平均 671人)
得点王 アルバニア ソコル・チカレシ
エストニア ラウノ・サピネン
モンテネグロ ステヴァン・ヨヴェティッチ
スロベニア ハリス・ヴチキッチ
(4 goals each)
2022-23
最終更新日:2020年11月18日

UEFAネーションズリーグ2020-21・リーグCは、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催し加盟55協会が参加するサッカーの国際大会であるUEFAネーションズリーグ2020-21の第3ディビジョン[1]

フォーマット

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前回大会からフォーマットが変更され、リーグCの参加チームは15チームから16チームに拡大された[2]。前回大会終了後の総合ランキング33位から48位のチームで構成され、ランキングに基づいて4つのポットに振り分けた上で組み合わせ抽選を行った。各チームは、2020年9月、10月、11月の国際Aマッチデーにホーム・アンド・アウェー2回戦総当たりのリーグ戦(各チーム6試合)を戦い[3]、各グループの勝者は次シーズンのUEFAネーションズでリーグBに昇格し、各グループの4位のチームは残留プレーオフ(プレーアウト)を戦う[4]

リーグCからリーグDへの降格枠は2で、残留プレーオフは2022年3月に行われる。グループステージ終了時点の総合ランキングに基づき、「45位対48位(リーグ4位同士の1位対3位)」「46位対47位(同2位対3位)」の組み合わせでホーム・アンド・アウェー2回戦を戦い(上位チームが第2戦のホーム)、勝者が次シーズンのUEFAネーションズでリーグC残留、敗者がリーグD降格となる[4](詳細後述)。

チーム

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チームの変更

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以下は、2018–19シーズンからのリーグCのチーム変更状況。

リーグDから昇格
グループの勝者: フォーマット変更による昇格:
リーグBに昇格
グループの勝者: フォーマット変更による昇格:

次のチーム変更は当初、リーグCで発生するように設定されていたが、フォーマット変更のため降格されたチームがなくなった。

リーグBから降格
リーグDに降格

組み合わせ抽選

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抽選時のポット振り分けにおいては、従来のレギュレーションで残留したチームについては前回大会の総合ランキングを元にして順番に振り分けられたが、続いて「従来のレギュレーションでは降格となっていたチーム」「新たなレギュレーションで昇格したチーム」の順番にランク付けされた[5][6]。この振り分けは2019年12月4日に承認され[7] 、アクセスリストのランキングに基づいた。 [4] [8]

ポット1
チーム  
 ギリシャ 33
 アルバニア 34
 モンテネグロ 35
 ジョージア 36
ポット2
チーム  
 北マケドニア 37
 コソボ 38
 ベラルーシ 39
 キプロス 40
ポット3
チーム  
 エストニア 41
 スロベニア 42
 リトアニア 43
 ルクセンブルク 44
ポット4
チーム  
 アルメニア 45
 アゼルバイジャン 46
 カザフスタン 47
 モルドバ 48

抽選は、2020年3月3日18:00 (CET) にオランダアムステルダムにあるベルラー・ヴァン・ベルラーヘ(英語版)で行われた [9] [10] [11] [12]

グループ

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抽選結果は2020年3月3日にUEFAによって承認された [13]。 2020年6月17日、UEFA実行委員会は2020年10月と11月のリーグフェーズスケジュールを調整し、 UEFA EURO2020予選プレーオフを完了できるようにした [14] [15]。変更に続いて、2020年10月と11月のフィクスチャの改訂されたスケジュールが2020年6月26日にUEFAによってリリースされた。 [16] [17]

時間は特記なき限り中央ヨーロッパ時間(CET, UTC+1) / 中央ヨーロッパ夏時間(CEST, UTC+2) 表記 (現地時間が異なる場合は括弧内に表記)。

グループ1

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チーム PQ モンテネグロ ルクセンブルク アゼルバイジャン キプロス
1  モンテネグロ (P) 6 4 1 1 10 2 +8 13 リーグB昇格 1–2 2–0 4–0
2  ルクセンブルク 6 3 1 2 7 5 +2 10 0–1 0–0 2–0
3  アゼルバイジャン 6 1 3 2 2 4 −2 6 0–0 1–2 0–0
4  キプロス (Q) 6 1 1 4 2 10 −8 4 残留プレーオフ 0–2 2–1 0–1
出典: UEFA
順位の決定基準: 順位決定基準
(P) 昇格; (Q) 出場権獲得.

2020年9月8日 (2020-09-08)
20:45 (21:45 UTC+3)
キプロス  0–1  アゼルバイジャン
Report (UEFA) メドベデフ 29分にゴール 29分
GSPスタジアム, ニコシア
観客数: 0[22][注釈 1]
主審: フィリップ・グロバ ( スロベニア)




2020年11月17日 (2020-11-17)
20:45
モンテネグロ  4–0  キプロス
ヨヴェティッチ 14分にゴール 14分
ボリェヴィッチ 25分にゴール 25分28分
ムゴシャ 60分にゴール 60分
Report (UEFA)
スタディオン・ポド・ゴリツォム, ポドゴリツァ
観客数: 0[34][注釈 2]
主審: イリタン・シュミュレヴィッチ ( イスラエル)

グループ2

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チーム PQ アルメニア 北マケドニア ジョージア (国) エストニア
1  アルメニア (P) 6 3 2 1 9 6 +3 11 リーグB昇格 1–0 2–2 2–0
2  北マケドニア 6 2 3 1 9 8 +1 9 2–1 1–1 2–1
3  ジョージア 6 1 4 1 6 6 0 7 1–2 1–1 0–0
4  エストニア (Q) 6 0 3 3 5 9 −4 3 残留プレーオフ 1–1 3–3 0–1
出典: UEFA
順位の決定基準: 順位決定基準
(P) 昇格; (Q) 出場権獲得.

2020年9月5日 (2020-09-05)
18:00 (19:00 UTC+3)
エストニア  0–1  ジョージア
Report (UEFA) カチャラヴァ英語版 32分にゴール 32分
ア・ル・コック・アレーナ, タリン
観客数: 0[36][注釈 1]
主審: ドナタス・ルムシャス ( リトアニア)





グループ3

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チーム PQ スロベニア ギリシャ コソボ モルドバ
1  スロベニア (P) 6 4 2 0 8 1 +7 14 リーグB昇格 0–0 2–1 1–0
2  ギリシャ 6 3 3 0 6 1 +5 12 0–0 0–0 2–0
3  コソボ 6 1 2 3 4 6 −2 5 0–1 1–2 1–0
4  モルドバ (Q) 6 0 1 5 1 11 −10 1 残留プレーオフ 0–4 0–2 1–1
出典: UEFA
順位の決定基準: 順位決定基準
(P) 昇格; (Q) 出場権獲得.




2020年11月15日 (2020-11-15)
20:45 (21:45 UTC+2)
モルドバ  0–2  ギリシャ
Report (UEFA) フォルトゥニス 32分にゴール 32分
バカセタス 41分にゴール 41分
スタディオヌル・ジンブル, キシナウ
観客数: 0[56][注釈 2]
主審: フラン・ヨヴィッチ ( クロアチア)

グループ4

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チーム PQ アルバニア ベラルーシ リトアニア カザフスタン
1  アルバニア (P) 6 3 2 1 8 4 +4 11 リーグB昇格 3–2 0–1 3–1
2  ベラルーシ 6 3 1 2 10 8 +2 10 0–2 2–0 2–0
3  リトアニア 6 2 2 2 5 7 −2 8 0–0 2–2 0–2
4  カザフスタン (Q) 6 1 1 4 5 9 −4 4 残留プレーオフ 0–0 1–2 1–2
出典: UEFA
順位の決定基準: 順位決定基準
(P) 昇格; (Q) 出場権獲得.


2020年10月11日 (2020-10-11)
18:00 (19:00 UTC+3)
リトアニア  2–2  ベラルーシ
ノヴィコヴァス 7分にゴール 7分
ラウクゼミス 75分にゴール 75分
Report (UEFA) リサコヴィチ英語版 59分にゴール 59分 (pen.)
サチフコ英語版 66分にゴール 66分
LFFスタディオナス, ヴィリニュス
観客数: 963[65]
主審: ユリアン・ワインバーガー ( オーストリア)



残留プレーオフ

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リーグCの各グループ4位のチームは残留プレーオフを戦い、2チームがリーグC残留、2チームがリーグDに降格となる。残留プレーオフはラウンドロビン終了後の各グループ4位同士の成績を比較し、「1位対4位」「2位対3位」の組み合わせでホーム・アンド・アウェー2回戦を戦う(ラウンドロビン上位が第2戦のホームとなる[4])。以下の成績で優劣を判定し、勝者が残留、敗者が降格となる[4]

  1. 2試合の合計得点
  2. アウェーゴール[注釈 8]
  3. 上記で決着のつかない場合は第2戦終了後に15分ハーフの延長戦
  4. 3.で決着がつかない場合はPK戦

試合は2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ2次予選と同じ2022年3月24-25日(第1戦)及び3月28-29日(第2戦)に行われるため、4チームのうちいずれか1チームがW杯2次予選に進出した場合はそちらが優先され、残留プレーオフはキャンセルされる。この場合、総合ランキングの47位と48位がリーグDに自動降格となる[4]

順位(総合ランキング)

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チーム
1 C4  カザフスタン 6 1 1 4 5 9 −4 4
2 C1  キプロス 6 1 1 4 2 10 −8 4
3 C2  エストニア 6 0 3 3 5 9 −4 3
4 C3  モルドバ 6 0 1 5 1 11 −10 1
出典: UEFA
順位の決定基準: 順位決定基準

対戦カード(残留プレーオフ)

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
モルドバ  2 - 2 (4 - 5(p))  カザフスタン 1 - 2 1 - 0 (延長)
エストニア  0 - 2  キプロス 0 - 0 0 - 2

試合結果(残留プレーオフ)

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試合時間は現地時間。

2022年3月24日 (2022-03-24)
19:00 UTC+2
モルドバ  1 - 2