UボートXI型

UボートXI型 (U-Boot Klasse XI) はドイツ海軍が計画していた航洋型潜水艦

本型は大西洋を活動範囲とし、装備した大型の艦砲で商船を撃沈することを目的にしている。艦砲のほか、様々な兵器を搭載することが予定されており、航続距離も20,600海里と長くなるように設計されていた。大型の艦であり、IXC型の水中排水量1,232tに比較し、3,930tとなっている。1939年に発注され4隻が起工されたものの、第二次世界大戦が始まると量産に向かないとして建造中止された。

主要諸元(計画)

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  • 全長:115m
  • 全幅:9.5m
  • 喫水:6.2m
  • 水上排水量:3,140t
  • 水中排水量:3,930t
  • 速度(水上/水中):23.0kt/7.0kt
  • 水上航続距離:20,600海里/6.0kt
  • 水中航続距離:50海里/3.0kt
  • 兵装:53cm魚雷発射管×6(魚雷×12)、12.7cm連装砲×2、37mm機関砲×2、20mm機銃 水上機1機
  • 乗員:110名