ZERO1
種類 | 株式会社 |
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略称 | ZERO1 |
本社所在地 | 日本 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1丁目13番21号 |
設立 | 2020年6月19日[1] |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 4010001210320 |
事業内容 | プロレス興行 関連企画の運営 |
代表者 | 代表取締役会長 神長大 代表取締役社長 神尊仁 |
主要株主 | ダイコーホールディングスグループ |
外部リンク | https://www.z-1.co.jp/ |
プロレスリングZERO1(プロレスリング・ゼロワン、英: Pro-Wrestling ZERO1)は、日本のプロレス団体。
概要
[編集]ZERO1は形式上「プロレスリングZERO-ONEの所属選手とスタッフの大半が独立して設立したプロレス団体」で法人格上も別会社である。しかし、2005年7月11日にZERO-ONEで選手兼代表取締役社長を務めていた橋本真也が逝去したこともあり、「ZERO-ONEの後継プロレス団体」という姿勢を強く打ち出している。なお、橋本はZERO1には参加していない。ZERO1の旗揚げ戦から年数はZERO-ONEの旗揚げ戦が開催された2001年3月2日を起点としてカウントしている。
歴史
[編集]- 11月25日、プロレスリングZERO-ONEの活動停止により、橋本真也・明石鯛我・レフェリーの村山大値を除く選手とスタッフが、ZERO-ONEを引き継ぐ形で「プロレスリングZERO1-MAX(プロレスリング・ゼロワン-マックス)」を設立。当時の運営は株式会社ファースト・オン・ステージ。
- 6月1日、草間政一がAWAスーパースターズ・オブ・レスリング日本支部長に就任。これは設定上の地位であるものの、プロレス業界に未練のある草間がファースト・オン・ステージのフロント入りを希望し、代表の中村祥之の「営業に専念して仕事の負担を減らしたい」という思惑と一致したが、即フロント入りとする訳にはいかないためとりあえず取締役的地位に就任させて、その手腕を試す期間を設けるためであったと思われる。
- 7月、草間は「火祭り」の開会宣言を「草間ガニア政一」という名前で行った(ガニアとはAWAの帝王のバーン・ガニアからの引用とされる)。
- 10月1日、後楽園ホールでZERO1-MAX女子部「プロレスリングSUN」の旗揚げ戦を開催。
- 1月、ZERO1-MAX総合格闘技部門「ランズエンドZERO-ONE MAX」を発足。
- 1月1日、団体名を「プロレスリングZERO1(プロレスリング・ゼロワン)」に改称。ZERO1総合格闘技部門の名称を「ランズエンドZERO1」に変更。
- 1月、大谷晋二郎が1月1日から新体制に移行すると同時に団体名変更の可能性を示唆したがファンの反対もあり団体名変更は見送られた。
- 3月1日、運営が株式会社ドリームオンステージから株式会社iFDに移行[5]。代表取締役に岩本和裕が就任し、前代表取締役社長の笹崎勝己は取締役に就いた。また同日に行われた後楽園ホール大会において、2021年3月14日に両国国技館で旗揚げ20周年大会を開催すると発表した[6]。
- 6月29日、コロナ禍により大会中止が相次ぎ財政状況が悪化したことを理由に、4月に代表の岩本が辞任したことを発表。また5月をもって高岩竜一、6月に佐藤耕平、日高郁人が退団したことを発表[7]。
- 7月11日、靖国神社で会見を行い、投資関連会社のダイコーホールディングスグループの子会社となる新会社「株式会社ダイコーZERO1」が運営を行っていく事を発表。代表取締役社長にはかつて大仁田厚の側近だった神尊仁が就任[8][9]。
- 8月 レギュラー参戦していた元WRESTLE-1のタナカ岩石が入団を発表しこれを機にリングネームを太嘉文に改名。
- 11月、火野裕士が団体との方向性の相違により退団。ユニットからも脱退した。
- 12月28日、12月31日付でSUGIが専属出場終了、また岩﨑永遠が本人同意のもと業務委託契約解除となることを発表[10]。RAICHOも参戦契約終了となった。
- 1月、田中将斗が田村ハヤトを下し王者へ。田村はリベンジャーズ入りを果たした。
- 3月に予定していた両国大会の延期を発表。
- 9月7日、大谷晋二郎とオッキー沖田が会見を開き、田村ハヤトのZERO1からGLEATへの移籍トラブルを理由にGLEATとの絶縁を発表。ZERO1より、GLEAT所属選手のエル・リンダマンが保持しているインターナショナルジュニアヘビー級王座とNWA世界ジュニアヘビー級王座を剥奪することを発表した[11]。
- 4月10日 11年ぶりに両国国技館で旗揚げ20周年&21周年記念大会を開催。メインで大谷晋二郎が試合中に頸髄損傷を負い長期療養となる。
- 1月1日、不動力也が再入団。朱鷺裕基がデビュー。
- 3月5日、アストロマンが「アストロ」に改名。
- 3月5日、太嘉文が現役を引退。
- 7月29日、後楽園ホールでの火祭り2023決勝戦を最後にオッキー沖田がZERO1リングアナウンサーを卒業し取締役として裏方業務に専念[12]。アストロ・ブラックに敗退したアストロが翌日から無期限休業[13]。
- 10月28日、新木場大会にて田中将斗、菅原拓也、ヤス久保田、ヒデ久保田、横山佳和、クリス・ヴァイスが「REAL ZERO1」を結成。
- 12月、北村彰基が一身上の都合で無期限の欠場を発表。翌年の元旦興行に田中将斗、菅原拓也、横山佳和、クリス・ヴァイスの不参加が発表された。
- 1月1日、後楽園興行を栃木プロレス主催でZERO1名義で開催。栃木プロレス臼井代表が挨拶を行い、オッキー沖田がリングアナを担当。工藤めぐみGM、笹崎勝己レフェリーは不参加となった。
- 1月28日、「REAL ZERO1」興行を開催された。試合後には今回不参加であったZERO1の若手勢(栃木プロレス勢)が来襲、その中にいた北村彰基が復帰を宣言した。また永尾颯樹は自分の決めた道を行くと発表しREAL ZERO1へ加入した。
- 3月31日、靖国神社で奉納プロレスをダイコーZERO1主催、カミウトラストホールディングス協力で開催。試合終了後に神尊社長、沖田取締役、笹崎レフェリーによる会見を行い、1月1日および3月3日の後楽園ホール大会の主催が栃木プロレスとなっている件(ダイコーZERO1は赤字興行が続いているため、会場使用料が嵩む後楽園ホールでの大会が事実上不可能となっていたため、取締役である沖田が、栃木プロレスの臼井代表に依頼してZERO1大会として開催にこぎつけた)やZERO1公式のスケジュールで栃木プロレス主催の大会か記載されていない件(ZERO1の一部選手が出場しないため、SNSおよびサイト担当の笹崎レフェリーが独断で記載しなかった)で、栃木プロレスの臼井代表が誹謗中傷されていると説明し謝罪した[14]。
- リングアナウンサー引退後も社内取締役としてZERO1の活動を支えていたオッキー沖田が、創始者である橋本真也の命日である7月11日にZERO1からの卒業を発表。リハビリ中の大谷晋二郎のサポートは今後も継続する[15]。
NWAとの関係
[編集]2011年1月、ZERO1がNWAと業務提携を結んでプロレスリングZERO-ONEが管理、NWAが認定していたNWA UNヘビー級王座、NWAインターコンチネンタルタッグ王座、NWAインターナショナルライトタッグ王座は引き続きNWAが認定することになった。3月、NWAがZERO1旗揚げ10周年を表彰してNWAプレミアムヘビー級王座を創設。7月11日、NWAはZERO1に参戦していたNWA世界ヘビー級王者のザ・シーク(2代目)が、コロンバスでアダム・ピアースとの防衛戦をボイコットしたため、シークからNWA世界ヘビー級王座を剥奪。ZERO1に参戦していたNWA世界ジュニアヘビー級王者のクレイグ・クラシックはNWAにシークがNWA世界ヘビー級王座を剥奪されたことに抗議するが受け入れられず、クラシックは世界ジュニアヘビー級王座を返上したがZERO1はクラシックを引き続きNWA世界ジュニアヘビー級王者に認定。10月、ZERO1がNWAに抗議して業務提携を解消。11月3日、ZERO1はNWAへの当て付けとして王座認定組織「NWA(ニュー・レスリング・アライアンス)」を発足。クラシックが保持しているNWA世界ジュニアヘビー級王座の歴代数及び防衛回数は継承されることになった。
ブランド
[編集]タイトルホルダー
[編集]タイトル | 保持者 | 歴代 |
---|---|---|
世界ヘビー級王座 | 潮崎豪 | 第34代 |
NWAインターコンチネンタルタッグ王座 | 真霜拳號 ナカ・シュウマ | 第49代 |
NWA世界&インターナショナルジュニアヘビー級王座 | 吉岡世起 | 第130代&第30代 |
タイトル | 覇者 | 年代 |
---|---|---|
火祭り | 佐藤嗣崇 | 2024年 |
天下一Jr. | 星野良 | 2023年 |
風林火山 | 田中将斗 横山佳和 | 2023年 |
所属選手・主要参戦選手
[編集]正規軍
[編集]REAL ZERO1
[編集]フリー・他団体参戦選手
[編集]※2024年に参戦した選手のみ
男子選手
[編集]- フリー
- P.P.P.TOKYO
- 八須拳太郎
スタッフ
[編集]レフェリー
[編集]リングアナウンサー
[編集]ゼネラルマネージャー
[編集]役員
[編集]歴代タイトル
[編集]歴代所属選手
[編集]- 葛西純
- 村浜武洋
- 山笠Z"信介(現:若鷹ジェット信介)
- 横井宏考
- 高橋冬樹
- 大森隆男
- 佐々木義人
- 星川尚浩
- 浪口修
- 斎藤譲
- 柿沼謙太
- 高西翔太
- 山上康弘(プロレスリングZERO1九州)
- クレイグ・クラシック(現:クラシック・キッド)
- 橋本大地
- 夕陽(ZERO1野良犬道場)
- ジェイソン・リー
- 崔領二
- RYO(ランズエンドZERO1)
- 藤田峰雄
- 将火怒(旧:植田直幹、植田使徒、デーモン植田)
- 磐城利樹
- ブッファ
- クリス・オンドーフ
- ジェームス・ライディーン(現:ディラン・ジェイムス)
- 福島昇治
- KAMIKAZE
- ショーン・ギネス
- 小幡優作
- 藤田ミノル
- トミー・マドックス
- 高岩竜一
- 佐藤耕平
- 日高郁人
- 火野裕士
- SUGI
- 岩崎永遠
- ハートリー・ジャクソン
- 太嘉文
- 日力源太
- アストロ(旧:アストロマン)
歴代ユニット
[編集]歴代タッグチーム
[編集]歴代スタッフ
[編集]歴代役員
[編集]- 株式会社ファースト・オン・ステージ
- 株式会社ドリームオンステージ
- 初代代表取締役社長 : 大野佳隆(2016年10月 - 2018年6月)
- 第2代代表取締役社長 : 笹崎勝己(2018年7月 - 2020年6月)
- 株式会社ダイコーZERO1
- 取締役 : 沖田佳也(2020年6月 - 2024年7月11日)
試合中継
[編集]- 放送中の番組
- ZERO1中継(FIGHTING TV サムライ)[16]
関連番組
[編集]- 終了した番組
- ゼロワン熱血通信(FIGHTING TV サムライ、サムライ2)
脚注
[編集]- ^ 国税庁 法人番号公表サイト 2020年7月11日閲覧
- ^ 橋本大地が蝶野相手に堂々デビュー!またもビッグマッチで敗れた大谷だが、目を真っ赤にしながらも胸を張って「大成功!」と叫ぶ - バトル・ニュース 2011年3月7日
- ^ ZERO1が新運営体制 故橋本真也さん出身地・岐阜で再出発 - デイリースポーツ 2016年9月16日
- ^ ゼロワンが新体制に移行 笹崎レフェリーが社長就任 - 東京スポーツ 2018年7月4日
- ^ 社名変更のお知らせ - ZERO1 2020年2月17日
- ^ ゼロワンが新体制移行 来年の両国20周年大会開催で勝負 - 東京スポーツ 2020年3月2日
- ^ “【ゼロワン】主力の耕平、高岩、日高ら3選手退団 新代表も離脱し存続の危機 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 (2020年6月29日). 2020年6月29日閲覧。
- ^ “ZERO1新体制発表!7/11会見”. プロレスリングZERO1 (2020年7月11日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ “存続危機の「ゼロワン」、新体制で再スタート...新型コロナ抗体検査無料プロレスを実施”. スポーツ報知 (2020年7月11日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ “1/1 後楽園ホール 全カード&SUGI専属終了、岩﨑契約解除のお知らせ”. プロレスリングZERO1 (2020年12月28日). 2020年12月30日閲覧。
- ^ 株式会社iFD, プロレスリングZERO1(プロレスリング・ゼロワン). “GLEATに絶縁状。原因は田村ハヤト! 「関係ない選手&ファンに大変申し訳ない。」(大谷)【ZERO1】プロレスリング ゼロワンからのお知らせ”. プロレスリングZERO1(プロレスリング・ゼロワン) 公式ホームページ. 2021年9月10日閲覧。
- ^ オッキー沖田リングアナ、「ZERO1」最後のコールを前に思いを告白…最大の思い出は「橋本さんが亡くなったことです」…7・29後楽園 スポーツ報知(2023年7月29日17:48配信、2023年8月7日閲覧)
- ^ アストロが無期限休業 プロレスリングZERO1(プロレスリング・ゼロワン)
- ^ REAL ZERO1と栃木プロレスの2極化を現状説明&謝罪 ZERO1会見 栃木プロレス(2024年4月2日閲覧)
- ^ オッキー沖田リングアナ、橋本真也さん命日にZERO1退団 大谷晋二郎から「橋本さんも怒らないと思うよ」 デイリースポーツ(2024年7月11日、2024年10月17日閲覧)
- ^ ZERO1大会中継 - FIGHTING TV サムライ
あなたのレスラーズ
[編集]2005年、大谷晋二郎がプロレスを通じて選手が一生懸命戦う姿を見せて、いじめ、様々な困難に立ち向かう子供に勇気を与えるために活動している。2011年8月、「一般社団法人あなたのレスラーズ」として法人化。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- プロレスリングZERO1公式サイト
- プロレスリングZERO1 (@ZERO1_Wrestling) - X(旧Twitter)
- プロレスリングZERO1 (ProWrestlingZero1Japan) - Facebook
- プロレスリングZERO1 (@pwgzero1) - Instagram
- プロレスリングZERO1 - YouTubeチャンネル