お姐ちゃんお手やわらかに
お姐ちゃんお手やわらかに | |
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監督 | 坪島孝 |
脚本 | 長野洋 |
製作 | 堀威夫、笹井英男 |
出演者 | 和田アキ子 夏夕介 鈴木ヒロミツ 森昌子 せんだみつお ザ・デストロイヤー 山口百恵 |
音楽 | あかのたちお |
撮影 | 市原廉至 |
製作会社 | ホリ企画制作 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1975年4月26日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『お姐ちゃんお手やわらかに』(おねえちゃんおてやわらかに)は、1975年4月26日に東宝系で公開された日本映画。東宝・ホリプロダクション(現・ホリプロ)提携作品。製作:ホリ企画制作。カラー。シネマスコープ。88分。
概要
[編集]「ホリプロダクション創立15周年記念映画」と銘打ち、当時日本テレビ系列で放送中のバラエティ番組『金曜10時!うわさのチャンネル!!』で、タレントとしても人気が出た和田アキ子を主演とした作品。世間知らずの箱入り娘が「実路組」に誘拐されるも、逆に「実路組」をけしかけ、その事件に失業者となった2人が巻き込まれるドタバタ。
助演には喜劇には珍しいホリプロ所属の夏夕介、『うわさのチャンネル』で和田と共演したせんだみつお・ザ・デストロイヤー・ラビット関根(現:関根勤)、同じ日本テレビ系列のバラエティ『マチャアキのガンバレ9時まで!!』の堺正章と研ナオコ、そして、当時カラーテレビのCMに出演した坊屋三郎と、人気マジシャン・伊藤一葉で、劇中でも坊屋が外国人秘書に対し「あんた、発音駄目だね」と言ったり、伊藤が奇術の如く武器を取り出して、「この件について何かご質問は」と言うなど、御馴染みのギャグをかましている。極めつけは、同時上映『潮騒』に主演している山口百恵が、本人の役で出演、山口が東宝で脇役として出演するのは、この作品のみとなっている。
スタッフ
[編集]- 製作:堀威夫、笹井英男
- 製作者補:金沢博
- 脚本:長野洋
- 撮影:市原廉至
- 照明:小島正七
- 録音:福島信雄
- 美術:竹中和雄
- 音楽:あかのたちお
- 編集:井上治
- 監督助手:小椋正彦
- 製作担当者:高橋憲三
- 監督:坪島孝
出演者
[編集]- 三角アキコ(主人公):和田アキ子
- 吹花飛三:夏夕介
- 目茂豚松:鈴木ヒロミツ
- マサコ(豚松の妹):森昌子
- 辺ナオコ:研ナオコ
- 実路仁義(「実路組」組長):藤村有弘
- 代紋大政(「実路組」幹部):砂塚秀夫
- 三角大五郎(「三角グループ」総帥。アキコの父):多々良純
- 三角ヒス江(アキコの母):塩沢とき
- 役座忠治:樋浦勉
- 必殺一発:小島三児
- チンピラ:てんつくてん
- 胴元:田畑善彦
- フルーツ・トラコン(中国の殺し屋):堺正章
- ミストロイヤー(大男):ザ・デストロイヤー
- ポテト・チップ(アラブの殺し屋):松崎真
- 河野はじめ:阿部昇二
- 根野おわり:ラビット関根
- 寝古論太刑事:伊藤一葉
- 「三角不動産」社長:坊屋三郎
- 「三角不動産」総務部長:雪岡恵介
- 「三角不動産」秘書嬢:カーラ・オット
- バーの客:大泉滉
- バーテン:高松しげお
- ストリッパー:宝京子
- 二枚目の男:せんだみつお
- 映画監督:小林亜星
- カプリコーン:カプリコーン
- 山口百恵:山口百恵
同時上映
[編集]参考文献
[編集]「女優 山口百恵」(ワイズ出版) 177頁・178頁 2006年