かず翼
かず翼(かず つばさ、本名と生年月日は非公開 - )は、日本の女性作詞家。
経歴
[編集]国立音楽大学ピアノ科を卒業後、作詞家の池田充男に師事[1]。
1988年、作詞した村上幸子の「面影雪」が第9回古賀政男記念音楽大賞で優秀曲に選出。
氷川きよしをはじめ、様々なアーティストの作詞をしている[2]。代表作は「きよしのドドンパ」など。
2021年の第54回日本作詩大賞では、水森かおりの「鳴子峡」、氷川きよしの「南風」の2曲がノミネート[3]、2022年の第55回日本作詩大賞では、氷川きよしの「甲州路」、三山ひろしの「花恋歌~はなれんか~」、森山愛子の「ひとり風の盆」の3曲がノミネートされた[4]。
主な作詞作品
[編集]- 麻丘めぐみ
- 「京都哀愁」(1985年)
- 浅田あつこ
- 「別離のルージュ」(2002年)
- 入山アキ子
- 「悪女の季節」(2018年)
- 「みだれ舞い」(2019年)
- 「女の恋ざんげ」(2019年)
- 岩波理恵
- 「人生に恋をして」(2016年)
- 「ベッドじゃなくても」(2018年)
- 大石まどか
- 「能登しぐれ」(2014年)
- 大江裕
- 「女のはぐれ唄」(2014年)
- 丘みどり
- 「風の寺」(2019年)
- 小田純平
- 「男がひとり飲む酒は」(2019年)
- 角川博
- 「女のなみだ」(2018年)
- 上沼恵美子
- 「コスモス揺れて」(2004年)
- 「涙の重さ」(2009年)
- 「リラの雨」(2009年)
- 川中美幸
- 「夫婦ちゃんりん」(2009年)
- 北原ミレイ
- 「涙のラブソング」(2004年)
- 北山たけし
- 「風のたずねびと」(2007年)
- キム・ヨンジャ
- 「悲しい願い」(2013年)
- 黒木梨花(大黒裕貴)
- 「天の川絶唱」(2001年)
- 「なみだ海峡」(2002年)
- さくらまや
- 「かもめ橋から」(2018年)
- 「恋紅椿」(2018年)
- 三代目コロムビア・ローズ
- 「迷子」(2008年)
- 島津悦子
- 「長崎しぐれ」(2018年)
- 「瀬戸内ぐらし」(2019年)
- 「俺と生きような」(2020年)
- 城之内早苗
- 「よりそい蛍」(2018年)
- 水前寺清子
- 「夕暮れのララバイ」(2000年)
- 瀬口侑希
- 「女が泣いてる港町」(2021年)
- 「誘惑のスキャンダル」(2022年)
- 「ジョージ」(2022年)
- 田川寿美
- 「その歌は唄わないで」(2008年)
- 多岐川舞子
- 「海峡終列車」(2001年)
- 「望郷みさき」(2002年)
- 「信濃川」(2003年)
- 「きさらぎの川」(2004年)
- 「越後平野」(2004年)
- 「鳴き砂海岸」(2006年)
- 「石北本線」(2008年)
- 「出雲雨情」(2013年)
- 「霧の城」(2014年)
- 「七尾しぐれ」(2015年)
- 「風の尾道」(2019年)
- 竹川美子
- 「むらさき川」(2008年)
- 辰巳ゆうと
- 「夢巳橋」(2022年)
- 田中あいみ
- 「恋無情」(2022年)
- 「GOOD BYE FOREVER」(2022年)
- チャン・ウンスク
- 「ジェラス・ムーン」(2002年)
- 永井みゆき
- 「信濃路の雨」(2008年)
- 長保有紀
- 「思い出に抱かれて」(2020年)
- パク・ジュニョン
- 「風の吐息」(2021年)
- 服部浩子
- 「小雨町」(2003年)
- 花咲ゆき美
- 「海鳥哀歌」(2015年)
- 「涙じょんから女旅」(2015年)
- 藤原浩
- 「純子の涙」(2000年)
- 「つゆ草の女」(2006年)
- 真木ことみ
- 「無情の雨が降る」(2009年)
- まつざき幸介
- 「鎌倉残照」(2006年)
- 「君すむ街」(2008年)
- 「酒よおまえは」(2013年)
- 「冬ヒバリ」(2014年)
- 「幸せかげぼうし」(2016年)
- 「雨音」(2019年)
- 「涙のピリオド」(2020年)
- 「哀しみのアドレス」(2021年)
- 松原のぶえ
- 「春待ちしぐれ」(2022年)
- 松村和子
- 「明日咲く」(2020年)
- みずき舞
- 「夕なぎ岬」(2005年)
- 水森かおり
- 「あなたにメリークリスマス」(2018年)
- 「笑顔で遠まわり」(2019年)
- 「おもかげフェリー」(2020年)
- 「鳴子峡」(2021年)
- 「月影のセレナーデ」(2021年)
- 三丘翔太
- 「よこはま埠頭」(2021年)
- 三山ひろし
- 「花恋歌~はなれんか~」(2022年)
- 「海峡の雨」(2022年)
- 村上幸子
- 「面影雪」(1988年)
- 森進一
- 「哀の河」(2003年)
- 森山愛子
- 「ひとり風の盆」(2021年)
- 「みれん花」(2021年)
- 山口かおる
- 「哀愁フラメンコ」(2008年)
- 「悲しきカルメン」(2009年)
- 「最後の恋人」(2018年)
- 「うぬぼれて」(2019年)
- 山本譲二
- 「哀愁運河」(2010年)
- 若山かずさ
- 「長月の宿」(2021年)
- 和田青児
- 「はぐれ雲どこへ」(2005年)
- 「明日も夢見て」(2011年)
脚注
[編集]- ^ a b “「わたし遺産」:大賞作品【わたし遺産ニュース02】|三井住友信託銀行”. 三井住友信託銀行. 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b “氷川きよし、新曲「南風」ニュービジュアル&MV公開 | BARKS”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2021年3月9日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ 第54回 日本作詩大賞
- ^ 第55回 日本作詩大賞