かんさい熱視線
かんさい熱視線 | |
---|---|
ジャンル | ドキュメンタリー 地域情報番組 |
出演者 | 近田雄一[1] |
製作 | |
制作 | NHK大阪放送局 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2008年4月4日[2][3] - |
放送時間 | 金曜日 19:30 - 19:57[2][3] |
放送分 | 27分 |
公式サイト |
『かんさい熱視線』(かんさいねっしせん)は、2008年4月4日[2][3]より近畿地方のNHK総合テレビジョンで放送されているNHK大阪放送局制作の地域情報番組である。
概要
[編集]『関西クローズアップ』に代わって開始されたルポルタージュ番組である。「誰もが知りたいと思っていることを我々が代わって調べてくる。テーマにタブーなし」を番組のコンセプトとし、近畿地方の各自治体が抱える社会の諸問題をテーマに据え、記者レポートやゲストを招いたインタビューなどで構成される。
2012年3月まで本番組の放送は、月最終週について年10回を限度として『関西もっといい旅』に差し替えられたが、2012年4月の『えぇトコ』[4]の開始に伴い、本番組はほぼ毎週の放送となる。また、2011年度から大阪放送局で展開されている児童福祉のための「子供を守れ!キャンペーン」の関連特集の放送も行われる。
現在の出演者
[編集]司会以外の出演者はその週に取り上げるテーマによって異なる。
過去の出演者
[編集]- 全員キャスター役
- 住田功一[5](2008年度 - 2010年度)
- 野村優夫[6](2011年度 - 2013年度)
- 登坂淳一[7][8](2014年度 - 2016年度)
- 伊藤雄彦[9][10](2017年度 - 2019年度)
放送時間
[編集]放送はいずれも近畿地方のみ[11]。なお、NHKプラスの「ご当地プラス」では見逃し配信を実施している(日本国内で視聴可)[12]。
- 2022年3月まで
- 2022年4月から
2023年8月25日には、兵庫県神河町出身ののんに密着取材・インタビューした「のん、30歳。 それでも私は“荒野”をゆく」が放送され、同年12月14日に全国向けに改めて放送(関西は実質再放送)された。
2024年4月から
- 本放送:金曜日 19:30 - 19:57[14]
- 再放送:土曜日 11:25 - 11:54(祝日、年末年始、高校野球などのスポーツ中継時は休止)
やらせ問題
[編集]2014年4月に放送された「追跡“出家詐欺”〜狙われる宗教法人〜」のやらせ疑惑が発覚[15]。後に、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が「放送倫理上、問題がある」として『クローズアップ現代』(当時)とともに審議入りの対象となった。審議の結果、『クローズアップ現代』とともに放送倫理違反に認定した[16][17][18]。
関連項目
[編集]- 各地域における同種の番組
- 北海道 - 北海道道
- 東北 - 東北ココから
- 関東地方・山梨県 - 首都圏情報 ネタドリ!
- 長野県 - 知るしん 信州を知るテレビ
- 新潟県 - 金よう夜きらっと新潟
- 東海 - 東海 ドまんなか!
- 北陸 - 北陸スペシャル
- 中国 - コネクト
- 四国 - 四国らしんばん
- 九州・沖縄 - The Life
脚注
[編集]- ^ a b “かんさい熱視線 「感染者急増の衝撃 関西はどう立ち向かうか」”. NHK番組表ヒストリー (2020年4月8日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ a b c d NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2020』NHK出版、2020年12月11日、229頁。ISBN 978-4-14-007271-4。
- ^ a b c d NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2021』NHK出版、2021年10月30日、249頁。ISBN 978-4-14-007273-8。
- ^ 当初は20:45まであった地域情報枠の後半20時台で放送されていたが、その後は全国放送番組枠を関西で独自に差し替えている
- ^ かんさい熱視線「さいなら くいだおれ」 - NHKクロニクル
- ^ ろーかる直送便 かんさい熱視線「東日本大震災 被災地で何が」 - NHKクロニクル
- ^ “NHK札幌「麿」こと登坂アナ、大阪局に 北海道ファン「札幌から去る…」と大ショック”. J-CASTニュース (2014年3月7日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ ろーかる直送便 かんさい熱視線「震災20年 支え合ってきたけれど~復興住宅の現場から~」 - NHKクロニクル
- ^ “NHK昼の顔「スタジオパーク」伊藤アナが「かんさい熱視線」キャスターに”. デイリースポーツ. (2017年3月2日) 2020年7月28日閲覧。
- ^ かんさい熱視線「沸騰!KYOTO争奪戦~ホテル開発ラッシュの光と影~」 - NHKクロニクル
- ^ a b “阪神・矢野監督の「育てながら勝つ」指導術、NHKカメラが密着”. Lmaga.jp (2021年11月4日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ “関ジャニ∞村上MC、『ちゃうんちゃう?』関西で月1レギュラー化”. ORICON NEWS (2021年3月4日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ a b c NHKオンライン 2022年度前半期 定時番組の部門種別(各地域) (PDF)
- ^ “2024年度前半期 定期番組の部門別(各地地域)”. NHK. 2024年3月31日閲覧。
- ^ “NHKやらせ疑惑、出演男性会見「ノイローゼ寸前」”. 日刊スポーツ. (2015年4月1日) 2018年6月11日閲覧。
- ^ “NHK総合テレビ『クローズアップ現代』"出家詐欺"報道に関する意見”. 放送倫理・番組向上機構 (2015年11月6日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ “メ~テレオンブズ 2015年12月6日放送”. 名古屋テレビ放送 (2015年12月6日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ “「クロ現」に「重大な放送倫理違反」 BPOが批判、「NHKの『やらせ』概念は視聴者と距離がある」”. 産経ニュース. (2015年11月6日) 2021年7月5日閲覧。
関連項目
[編集]- クローズアップ現代 - NHK総合テレビで放送されている情報番組。2016年4月に同番組名に改題して以降は月に1回程度、NHK大阪放送局から放送されており、当時NHK京都放送局所属だった井上あさひも司会陣として参加していた。2017年度以降はすべて放送センターからの放送。
- 木村秀彬 - 2014年4月から本番組の楽曲を提供し、2015年4月にはテーマ曲も担当。
外部リンク
[編集]- かんさい熱視線 - NHK大阪放送局(番組公式サイト)