アンテフィクサ

アンテフィクサ（ante-fixae、antefixes）は、屋根を覆うタイルの終端にある垂直なブロックであり、古代ローマ、エトルリア、ギリシアなどで使われた。ラテン語では antefigere で、「前で締める」の意。エンタブラチュアの冠繰形 (cymatium) の代わりとして、神殿のコーニスの端に一定間隔で並んでいた。崇高とされる建築物の石造りのアンテフィクサは複雑に彫刻されており、特にパルメット模様（シュロの葉をかたどった模様）が多い。より一般的な建築物ではテラコッタなどを焼いて固めたアンテフィクサが多く、人物像などの装飾を施したものが特に古代ローマでよく使われた。当時は個人宅も含め、大きめの建物にはアンテフィクサを使ったものが多く見られた。

ウィキメディア・コモンズには、アンテフィクサに関連するカテゴリがあります。

•  この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Ante-fixae". Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 2 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 89.

• 鬼瓦

表 話 編 歴 ギリシャの建築
古代-	様式 エーゲ文明 ミノア建築 (en) ミケーネ建築 (en) 古代ギリシア建築 ドーリア式 イオニア式 コリント式 エオリック式 (en) ヘレニズム建築 (en) ローマ建築 ビルディング ・タイプ アスクレペイオン アンタエ寺院 (en) オデオン (en) 風の塔 ギュムナシオン 古代ギリシャの劇場 古代ギリシャの公衆浴場 (en) コニストリアム (en) 古代ギリシャの神殿 (en) セラ (en) 古代ギリシャの庭園 トロス (en) ナイスコス (en) ニンファエウム パライストラ ブーレウテリオン (en) プリタニオン (en) ペリペテロス (en) ヘレニズム時代の城塞 (en) ペロピオン (en) ヘロン (en) 蜂窩状墳墓 ムセイオン メガロン メトローン (en) ロストラ柱 空間 意匠 部位 アカンサス アクロテリオン (en) アクロポリス アゴラ アディトン (en) アトラス アナチロシス (en) アンタ (en) アンタ・キャピタル (en) アンテフィクサ アンドロン (en) アンフィプロスタイル (en) インプルビウム (en) インブレックスとテグラ (en) エウテュンテリア エンタシス エンタブラチュア コーニス フリーズ アーキトレーブ オーダー ドーリア式 イオニア式 コリント式 エオリック式 (en) スーパーポーズド・オーダー (en) オーパス・アイソドモン (en) オピストドモス (en) オルソステーツ (en) ガイナシアム (en) カリアティード クスュストス クレピドーマ (en) ゲイソン (en) コニステリウム (en) シマ (en) スードデプテラル (en) スードペリプテロス (en) スタイロベート ストア 古代ギリシアの彫刻 ディアウロス (en) ディスタイル (en) ディスタイル・イン・アンティス (en) ハイピスラル (en) ハイポトラケリアム (en) プロスタイル (en) ペリスタイル ペリスタシス (en) ペリボロス (en) メトープ (en) モールディング
中近世-	ビザンティン建築 ゴシック建築 バロック建築 オスマン建築 バルカン半島のタワー・ハウス (en)
近現代-	近現代のギリシア建築 (en) 歴史主義 アール・ヌーヴォー建築 イタリアネート様式 (en) グリーク・リヴァイヴァル (en) 新古典主義建築 ネオ・ビザンティン建築 ミケーネ・リヴァイヴァル建築 (en) モダニズム モダニズム建築 アテネのモダニズム建築 (en)
建築物	Category:古代ギリシャの建築物 (en) Category:ギリシャの建築物 一覧 劇場 (en) 神殿 (en) 柱 (en) 屋根 (en) らせん階段 (en) 著名な建築物 ヴェルギナの考古遺跡 クノッソス アテナイのアクロポリス パルテノン神殿 ミケーネとティリンスの古代遺跡群
建築関連 の文化財	ギリシャの世界遺産
組織	デロス会議 (en)
人物	Category:ギリシャの建築家 Category:ギリシャの都市計画家
関連項目	アンティパロチ (ギリシャ語版) ネオグレック (en)
カテゴリ コモンズ 建築ポータル

この項目は、建築・土木に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:建築／Portal:建築）。

• 表示
• 編集