ロストラ柱
ロストラ柱(ロストラちゅう、英語: Rostral column)は船首柱とも呼ばれ、戦勝柱(Victory column)の一種で、古代ギリシャと古代ローマの建築で始まり、海軍による軍事的な勝利を記念して建てられた。従来、ロストラ(捕獲された船の船首)が柱に取り付けられていた。現代世界でのロストラ柱には、ニューヨーク市のコロンバスサークルにあるコロンブスの記念碑[1]、サンクトペテルブルクの対になっているロストラ柱がある[2]。
ロストラ柱の例
[編集]古代
[編集]- ガイウス・ドゥイリウスのロストラ柱 (ローマ文明博物館)
近現代
[編集]- サンクトペテルブルクの旧証券取引所とロストラ柱(Old Saint Petersburg Stock Exchange and Rostral Columns)
- コロンブス記念碑(Columbus Monument)- コロンバスサークル (ニューヨーク市)
- ロストラ柱 (ウラジオストク)(ロシア語)[3]
脚注
[編集]- ^ “New York - Columbus Monument” (英語). www.Vanderkrogt.net. 12 June 2017閲覧。
- ^ “Images of the Saint Petersburg Rostral Columns” (英語). LHDigest.com. 2007年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月12日閲覧。
- ^ ロストラの灯台柱(読み)ロストラノトウダイチュウ(コトバンク)