エリカ・ファリアス
基本情報 | |
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本名 | Erica Anabella Farias Carrasco |
通称 | La Pantera 女マイク・タイソン |
階級 | ライト級 |
国籍 | アルゼンチン |
誕生日 | 1984年7月13日(40歳) |
出身地 | ブエノスアイレス |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 31 |
勝ち | 26 |
KO勝ち | 10 |
敗け | 5 |
エリカ・アナベラ・ファリアス・カラスコ(Erica Anabella Farias Carrasco、1984年7月13日 - )は、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のプロボクサーである。第4代WBC女子世界ライト級王者。第5代WBC女子世界スーパーライト級王者。ニックネームは「女マイク・タイソン」[1]。
来歴
[編集]2009年7月25日デビュー。
11月28日、ベネッサ・ギマラエスを1回TKOで退け、南米スーパーフェザー級王座獲得。
2010年5月8日、ダリス・パルドが持つWBC女子世界ライト級暫定王座に挑戦。8回KOで暫定王座獲得。
暫定王座を2度防衛後の2011年8月6日、正規王者アン・サクラートと王座統一戦。8回負傷判定で正規王座獲得に成功。
10月には初来日を果たす。ロンドンオリンピック出場を目指すお笑いコンビ・南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代と公開スパーリングを行った[2]。また、TBS系「炎の体育会TV」にもアトム級ユース王者黒木優子とともに出演し、ファリアスは麒麟の田村裕をKOにした[3]。
12月16日、3階級王者メリッサ・ヘルナンデスの挑戦を受け、3-0判定で暫定と合わせ4度目の防衛に成功。
2012年2月25日、リリアナ・パルメラの挑戦を受け、5度目の王座防衛に成功。
2012年3月に再び来日し、22日の後楽園ホールでのフラッシュ赤羽興行(東洋太平洋スーパーミドル級タイトルマッチ清田祐三VS松本晋太郎)にて、東洋太平洋女子ライト級王者風神ライカとエキシビション。
6月16日、元WIBA王者イルマ・アドラー相手に6度目の防衛戦。1回TKOで防衛成功。
11月17日、ビクトリア・ノエリア・ブストスに判定勝利で7度目の防衛成功。
2013年3月9日、リリアナ・パルメラを3回KOで退け8度目の防衛成功。
6月15日、水谷智佳を迎えて3-0判定で9度目の防衛成功。
10月4日、メアリー・マギーに3-0判定勝利して10度目の防衛成功[4] with the judges' scorecards reading 100–90, 98–90 and 98–91.[5]。
2014年3月1日、マリア・エウヘニア・ロペスに勝利して11度目の防衛成功。
4月20日、敵地ベルギーに乗り込み、デルフィーヌ・ペルスーンと対戦も、判定で初黒星を喫すると共に王座陥落。
8月23日、ロクサーナ・ベアトリス・ラボルデをTKOで退け再起。
11月15日、メキシコでアレハンドラ・オリベラスが持つWBC女子世界スーパーライト級王座に挑戦し、2-1判定勝利[6]。2階級制覇達成。
2017年6月9日、ノルウェーでセシリア・ブレークフスが持つWBA・WBC・IBF・WBO・IBO5冠統一女子世界ウェルター級王座に挑むが、判定で敗れ3階級制覇ならず。
2017年12月19日、WBA・IBF・WBO王者アナ・エステチェと対戦。ノンタイトルとなったが、初回にダウンを奪わい3-0判定勝利[7]。この敗戦で3団体とも王座を剥奪された。
2018年5月19日、Yamila Esther Reynosoを判定で下し、WBC女子世界スーパーライト級王座4度目の防衛成功。
10月6日、シカゴでジェシカ・マッキャスキル相手に5度目の防衛戦に臨むが、判定で敗れ王座陥落。
2019年10月12日、WBAとの王座統一を果たしたジェシカ・マッキャスキルとのダイレクトリマッチに挑むが、0-2判定で敗れ返り咲きならず。
2021年6月19日、ラスベガスでミカエラ・メイヤーが持つWBO女子世界スーパーフェザー級王座に挑むが、判定で敗れ3階級制覇ならず。
戦績
[編集]- 31戦 26勝 10KO 5敗
獲得タイトル
[編集]- 南米女子スーパーフェザー級王座
- 第7代WBC女子世界ライト級王座
- 第5代WBC女子世界スーパーライト級王座
脚注
[編集]- ^ TBS系「炎の体育会TV」出演時に命名
- ^ “しずちゃん、女子世界王者とスパー”. デイリースポーツ. (2011年10月24日)
- ^ “「炎の体育会TV」SPで今田耕司が1年越しリベンジマッチ”. お笑いナタリー (2011年12月23日). 2019年11月20日閲覧。
- ^ Bivins, Ryan (October 12, 2013). “Boxing results, September 29 - October 5: Big fights fail to deliver” (英語). www.badlefthook.com. April 21, 2020閲覧。
- ^ “BoxRec: Mary McGee vs. Érica Farías”. boxrec.com. April 21, 2020閲覧。
- ^ “Farias Back on Top: Women’s Boxing – The Weekly Wrap Up”. theboxingtribune.com. 2022年4月9日閲覧。
- ^ “Erica Farías derrota a Ana Esteche en Argentina” (スペイン語). SuperLuchas. (2017年12月30日) 2024年2月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前暫定王者 ダリス・パルド | WBC女子世界ライト級暫定王者 2010年5月8日 - 2011年8月6日 | 次暫定王者 王座統一戦により消滅 |
前王者 アン・サクラート | 第7代WBC女子世界ライト級王者 2011年8月6日 - 2014年4月20日 | 次王者 デルフィーヌ・ペルスーン |
前王者 アレハンドラ・オリベラス | 第5代WBC女子世界スーパーライト級王者 2014年11月16日 - 2018年10月6日 | 次王者 ジェシカ・マッキャスキル |