キャリー・マリガン

キャリー・マリガン
Carey Mulligan
キャリー・マリガン Carey Mulligan
2024年
本名 Carey Hannah Mulligan
生年月日 (1985-05-28) 1985年5月28日(39歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドロンドン
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 女優
活動期間 2004年 -
配偶者 マーカス・マムフォード英語版(2012年 - )
主な作品
17歳の肖像
わたしを離さないで
ドライヴ
SHAME -シェイム-
華麗なるギャツビー
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
未来を花束にして
マッドバウンド 哀しき友情
ワイルドライフ
プロミシング・ヤング・ウーマン
SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
マエストロ: その音楽と愛と
受賞
ベルリン国際映画祭
シューティング・スター賞
2009年
ロサンゼルス映画批評家協会賞
主演女優賞
2020年プロミシング・ヤング・ウーマン
放送映画批評家協会賞
主演女優賞
2020年『プロミシング・ヤング・ウーマン』
英国アカデミー賞
主演女優賞
2009年17歳の肖像
その他の賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
主演女優賞
2009年『17歳の肖像』
2020年『プロミシング・ヤング・ウーマン』
テンプレートを表示

キャリー・ハンナ・マリガン(Carey Hannah Mulligan, 1985年5月28日 - )は、イギリス女優

来歴

[編集]

生い立ち

[編集]

イングランドロンドン市内のウェストミンスター出身。父親のスティーブンはリバプール出身、母親のナノ(旧姓ブース)はウェールズ出身の大学講師。曾祖父からはアイルランド人の血を引いている。オックスフォード大学を卒業した兄(オーウェン)がいる。インターコンチネンタルホテルマネージャーである父の仕事の都合で3歳から8歳の時までドイツに住んでいた。

レディング大学への入学が決まっていたものの、18歳の時にギャップ・イヤーをとった。このとき、高校にジュリアン・フェロウズが講演にやってきた。講演後、彼女は校長に、大学へ行きたくない、と伝え、彼に自分の芝居への情熱を伝えるように頼んだ。数週間後、フェロウズの妻から電話があり、見込みのある若者を囲んだ夕食会に招待された。こののち、彼らに推薦されることにより映画『プライドと偏見』での役を勝ち取った。

キャリア

[編集]
2013年、『華麗なるギャツビー』オーストラリアプレミアでのマリガン

2004年に舞台でデビュー。翌年公開のキーラ・ナイトレイ主演作『プライドと偏見』で映画デビュー。また、同年放送の『ブリーク・ハウス』に出演し、注目を集める。主にイギリス国内で活躍している。

2008年にアントン・チェーホフかもめ』でブロードウェイデビューを果たし、ドラマ・デスク・アワードにノミネートされた。2009年には第59回ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞した。

2009年公開の『17歳の肖像』で英国アカデミー賞 主演女優賞を受賞し、アカデミー主演女優賞に初ノミネートされた。更に2011年のニコラス・ウィンディング・レフン第64回カンヌ国際映画祭にて監督賞を受賞した『ドライヴ』で英国アカデミー賞 助演女優賞にもノミネートされた。

2020年の『プロミシング・ヤング・ウーマン』で2度目となるアカデミー主演女優賞候補となり、2022年の『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』では英国アカデミー賞 助演女優賞に再びノミネートされた。そして翌年の『マエストロ: その音楽と愛と』でも3度目となるアカデミー主演女優賞候補となった。

私生活

[編集]

2009年8月から『ウォール・ストリート』で共演したシャイア・ラブーフと交際していた[1]が2010年10月に別れた[2]。その後トム・スターリッジエディ・レッドメインと交際していた[3]。2011年2月からは幼馴染のイギリスのフォークバンド・マムフォード・アンド・サンズのマーカス・マムフォードと交際し、同年8月に婚約[4]、2012年4月21日、イギリス南西部サマセットの農場で挙式した[5]

2015年、女児を出産[6][7]、その後二人出産し、三人の子どもがいる。

主な出演作品

[編集]

映画

[編集]
公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2005 プライドと偏見
Pride & Prejudice
キティ・ベネット TBA
2007 And When Did You Last See Your Father? レイチェル
2009 グレイティスト
The Greatest
ローズ 日本劇場未公開
パブリック・エネミーズ
Public Enemies
キャロル TBA
17歳の肖像
An Education
ジェニー 英国アカデミー賞 主演女優賞受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 女優賞受賞
アカデミー主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネート
全米映画俳優組合賞キャスト賞ノミネート
勝島乙江
マイ・ブラザー
Brothers
キャシー・ウィリス 羽飼まり
2010 ウォール・ストリート
Wall Street: Money Never Sleeps
ウィニー・ゲッコー 斎藤恵理
わたしを離さないで
Never Let Me Go
キャシー 三ッ木勇気
2011 ドライヴ
Drive
アイリーン 英国アカデミー賞 助演女優賞ノミネート 下山田綾華
TBA(機内上映版)
SHAME -シェイム-
Shame
シシー 佐古真弓
2013 華麗なるギャツビー
The Great Gatsby
デイジー・ブキャナン 白石涼子
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
Inside Llewyn Davis
ジーン・バークレー (吹き替え版なし)
2015 遥か群衆を離れて
Far from the Madding Crowd
バスシェバ・エヴァーデン 日本劇場未公開 恒松あゆみ
未来を花束にして
Suffragette
モード・ワッツ ハリウッド映画賞主演女優賞受賞 (吹き替え版なし)
2017 マッドバウンド 哀しき友情
Mudbound
ローラ・マッカラン ハリウッド映画賞アンサンブル演技賞受賞
全米映画俳優組合賞キャスト賞ノミネート
宮島依里
2018 ワイルドライフ
Wildlife
ジャネット・ブリンソン (吹き替え版なし)
2020 プロミシング・ヤング・ウーマン
Promising Young Woman
カサンドラ・トーマス(キャシー) 放送映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 女優賞受賞
アカデミー主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネート
2021 時の面影
The Dig
エディス・プリティ Netflixオリジナル作品 甲斐田裕子
2022 SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
She Said
ミーガン・トゥーイー 本田貴子
2023 Saltburn
Saltburn
パメラ
マエストロ: その音楽と愛と
Maestro
フェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタイン Netflixオリジナル作品 水樹奈々
2024 スペースマン
Spaceman
レンカ Netflixオリジナル作品 甲斐田裕子

テレビ

[編集]
放送年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2005 ブリーク・ハウス
Bleak House
エイダ・クレア 15エピソードに出演
2006 奥さまは首相 〜ミセス・プリチャードの挑戦〜
The Amazing Mrs Pritchard
エミリー・プリチャード 6エピソードに出演
Trial & Retribution X: Sins of the Father エミリー・ハロゲート テレビ映画
ミス・マープル2 シタフォードの謎
Marple: The Sittaford Mystery
ヴァイオレット・ウィレット テレビ映画 弓場沙織
2007 ウェイキング・ザ・デッド 迷宮事件捜査班
Waking The Dead
シスター・ブリジット 2エピソードに出演
ドクター・フー
Doctor Who
サリー・スパロウ エピソード「まばたきするな
ダニエル・ラドクリフの マイ・ボーイ・ジャック
My Boy Jack
エルシー・キップリング テレビ映画 武田華
ノーサンガー・アベイ
Northanger Abbey
イザベラ・ソープ テレビ映画
2018 コラテラル 真実の行方
Collateral
キップ・グラスピー 4エピソードに出演 下山田綾華
2021 サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
ホスト Carey Mulligan/Kid Cudi

脚注

[編集]
  1. ^ Canwest News Service (2009年12月24日). “Breakout stars of 2009”. Kelowna.com. 2009年12月24日閲覧。
  2. ^ Jordan, Julie (2010年10月26日). “Carey Mulligan and Shia LaBeouf End Their Relationship”. People. Time Warner Inc. 2010年11月3日閲覧。
  3. ^ “Carey Moves On”. Hindustan Times (HT Media Ltd). (2011年2月4日) 
  4. ^ 『ウォール・ストリート』のキャリー・マリガン、交際5か月で電撃婚約”. シネマ・トゥデイ (2011年8月4日). 2011年8月16日閲覧。
  5. ^ 若手実力派女優がミュージシャンと挙式、文通で愛をはぐくんだ!? 2012年4月24日 ムービーコレクション
  6. ^ キャリー・マリガンが第1子出産”. 映画.com (2015年10月9日). 2015年10月9日閲覧。
  7. ^ キャリー・マリガン第2子出産!スリムボディはアマル・クルーニー越え? - ライブドアニュース

外部リンク

[編集]