シャーロット・ランプリング

シャーロット・ランプリング
Charlotte Rampling
Charlotte Rampling
2016年
生年月日 (1946-02-05) 1946年2月5日(78歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドエセックス州スターマー
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 女優歌手
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1963年 -
配偶者 ブライアン・サウルコム(1972年 - 1976年)
ジャン・ミッシェル・ジャール(1976年 - 1999年)
主な作品
映画
地獄に堕ちた勇者ども
未来惑星ザルドス
愛の嵐
さらば愛しき女よ
評決
エンゼル・ハート
鳩の翼
まぼろし
スイミング・プール
家の鍵
ある公爵夫人の生涯
わたしを離さないで
ブリューゲルの動く絵
メランコリア
さざなみ
ともしび
レッド・スパロー
デューン』シリーズ
テレビドラマ
デクスター 〜警察官は殺人鬼
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
女優賞
2017年ともしび
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(女優賞)
2015年さざなみ
名誉金熊賞
2019年
ヨーロッパ映画賞
女優賞
2003年スイミング・プール
2015年『さざなみ』
生涯貢献賞
2015年
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
2015年『さざなみ』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
主演女優賞
2015年『さざなみ』
セザール賞
名誉賞
2001年 世界の映画界への長年に渡る貢献に対して
その他の賞
ロンドン映画批評家協会賞
主演女優賞
2015年『さざなみ』
備考
大英帝国勲章(OBE)
第56回ベルリン国際映画祭 審査委員長(2006年)
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Sequestro di persona』(1968年)でのランプリング

シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling, OBE, 1946年2月5日 - )は、イギリス女優歌手。父はベルリンオリンピック4x400mリレー金メダリストのゴドフリー・ランプリング

略歴

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イングランドエセックス州スターマー出身。父親はゴドフリー・ランプリング、母親は画家。イギリスとフランスで教育を受けたためもあり、語学が堪能。ロンドン秘書として働いていたときにスカウトされモデルになり、その後演技の勉強をして女優になった。ヘルムート・ニュートンの撮影で、芸術的ヌードを発表したこともある。

イタリア映画愛の嵐』で見せた、上半身裸にサスペンダーでナチ帽をかぶって踊るシーンはあまりに有名である。活動が一時低調であったが、フランスの新鋭フランソワ・オゾン監督に起用されるなど、再び注目を集めている。

2015年、ヨーロッパ映画アカデミーから生涯貢献賞を授与された[1]。同年公開の『さざなみ』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。またこの作品で、女優生活51年目にして自身初のアカデミー主演女優賞ノミネートを果たした。

私生活

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作曲家のジャン・ミッシェル・ジャールなど、結婚歴が2度あり、2人の実子と1人の義子がいる。姉のサラ(Sarah)の死は、30年以上にわたって自殺であることが母にも伏せられ、父とシャーロットのみの秘密とされた[2]。ビジネスマンのジャン・ノエル・タッセと15年ほど婚約しているが、結婚する意志はないと語っている[3]

主な出演作品

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映画

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日本語題
原題
役名 備考
1965 ナック
The Knack
クレジットなし
1966 ジョージー・ガール
Georgy Girl
メレディス
1967 長い長い決闘
The Long Duel
ジェーン
1969 ターゲット・ハリー
Target: Harry
ルース・カーライル
地獄に堕ちた勇者ども
The Damned (Götterdämmerung)
エリーザベト
夏の日の体験
Three
マーティ
1971 さらば美しき人
Addio, fratello crudele
アナベラ
1972 アサイラム・狂人病棟
Asylum
バーバラ VHSスルー
1974 未来惑星ザルドス
Zardoz
コンスエラ
愛の嵐
The Night Porter
ルチア
地獄のキャラバン隊
Caravan to Vaccares
ライラ テレビ放映
VHS発売
1975 蘭の肉体
La chair de l'orchidée
クレア
さらば愛しき女よ
Farewell, My Lovely
ヘレン
フォックストロット
Foxtrot
ジュリア
ユッピ・ドゥー
Yuppi du
シルヴィア・デッラ・ノーチェ イタリア映画祭上映
1976 ロジャー・ムーア/シャーロック・ホームズ・イン・ニューヨーク
Sherlock Holmes in New York
アイリーン・アドラー テレビ映画
1977 男と女のアヴァンチュール/紫のタクシー
Un taxi mauve
シャロン・フレデリック VHSスルー
オルカ
Orca
レイチェル・ベドフォード
1980 スターダスト・メモリー
Stardust Memories
ドリー
1982 評決
The Verdict
ローラ・フィッシャー
1984 ヴィバラビィ
Viva la vie
カトリーヌ・ペラン クロード・ルルーシュ監督
VHSスルー
1985 トレンチコートの女
On ne meurt que 2 fois
バーバラ・スパーク
美しさと哀しみと
Tristesse et Beauté
レア・ウエノ
1986 マックス、モン・アムール
Max, mon amour
マーガレット・ジョーンズ
1987 エンゼル・ハート
Angel Heart
マーガレット
マスカラ
Mascara
ギャビー・ハート VHSスルー
1988 D.O.A.
D.O.A.
Mrs. Fitzwaring
パリスbyナイト
Paris by Night
クレア・ペイジ
1990 ブガッティ・ロワイヤルの女
Rebus
ミリアム 地方スプラッシュ
1991 ハマーアウト
Hammers Over the Anvil
グレース・アリスター
1994 夢見る小説家
Time Is Money
イリナ・カウフマン
1996 巴里に天使が舞いおりる
Asphalt Tango
マリオン
ザ・プライバシー
Invasion of Privacy
Deidre Stiles
1997 鳩の翼
The Wings of the dove
モード伯母
1999 大いなる遺産
Great Expectations
ミス・ハヴィシャム テレビ映画
The Cherry Orchard ラネーフスカヤ 原作『桜の園
2000 まぼろし
Sous le sable
マリー
2001 フォース・エンジェル
The Fourth Angel
ケイト・ストックトン
スーパーファイアー
Superstition
フランシス
スパイ・ゲーム
Spy Game
キャスカート大使夫人
2002 デブラ・ウィンガーを探して
Searching for Debra Winger
ドキュメンタリー
キスはご自由に
Embrassez qui vous voudrez
エリザベット・ラニエ フランス映画祭上映
2003 ブラザー・ハート
I'll Sleep When I'm Dead
ヘレン
スイミング・プール
Swimming Pool
サラ・モートン ヨーロッパ映画賞 女優賞受賞
ローマン・エンパイア
Imperium: Augustus
リウィア・ドルシッラ テレビ映画
2004 ゴッド・ディーバ
God Diva
エルマ・ターナー
家の鍵
La chiavi di casa
ニコール
2005 レミング
Lemming
アリス・ポロック
南へ向かう女たち
Vers le sud
エレン シネフィル・イマジカ放映
2006 氷の微笑2
Basic Instinct 2
ミレーナ・ガードッシュ
完全なる不一致
Désaccord parfait
アリス・ダヴァンヴィル TV5MONDEで放映
2007 エンジェル
Angel
ハーマイオニー・ギルブライト
2008 彼が二度愛したS
Deception
ウォール街の美女
バビロンA.D.
Babylon A.D.
ノーライト派教主
ある公爵夫人の生涯
The Duchess
レディ・スペンサー
2009 ギャラリー
Boogie Woogie
エミリー
言いたいことがある
Quelque chose à te dire
マディ・セリエ TV5MONDEで放映
2010 ストリートダンス/TOP OF UK
StreetDance 3D
ヘレナ
わたしを離さないで
Never Let Me Go
エミリ先生
2011 メランコリア
Melancholia
ギャビー
ブリューゲルの動く絵
The Mill and the Cross
マリア
ジ・エンド
The End
シャーロット・ランプリング 短編
TV5MONDEで放映
2012 クリーンスキン 許されざる敵
Cleanskin
シャーロット・マックイーン WOWOW放映
2013 リスボンに誘われて
Night Train to Lisbon
アドリアーナ
17歳
Jeune et Jolie
アリス
海に帰る日
The Sea
ミス・ヴァヴァスール ジョン・バンヴィル原作
WOWOW放映
2015 さざなみ
45 Years
ケイト・マーサー アカデミー主演女優賞ノミネート
ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞
ヨーロッパ映画賞 女優賞受賞[4]
全米映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞受賞[5]
ボストン映画批評家協会賞主演女優賞受賞[6]
ロンドン映画批評家協会賞主演女優賞受賞
インディワイアー映画批評家協会賞主演女優賞受賞
2016 アサシン クリード
Assassin's Creed
エレン・ケイ
2017 ベロニカとの記憶
The Sense of an Ending
ベロニカ・フォード
ともしび
Hannah
アンナ ヴェネツィア国際映画祭女優賞受賞[7]
世界の涯ての鼓動
Submergence
2018 レッド・スパロー
Red Sparrow
校長
2021 ベネデッタ
Benedetta
フェリシタ修道院長
すべてうまくいきますように
Tout s'est bien passé
クロード
DUNE/デューン 砂の惑星
Dune
ガイウス・ヘレン・モヒアム
Juniper Ruth
2024 デューン 砂の惑星 PART2
Dune: Part Two
ガイウス・ヘレン・モヒアム

テレビシリーズ

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日本語題
原題
役名 備考
2013 デクスター 警察官は殺人鬼
Dexter
エブリン・ボーゲル 計10話出演
2015- ブロードチャーチ〜殺意の町〜
Broadchurch
ジョスリン・ナイト 計8話シーズン2出演
2015 ロンドン・スパイ
London Spy
フランシス・ターナー Netflix公開

その他のテレビ番組

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脚注

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  1. ^ EFA to Honor Christoph Waltz, Charlotte Rampling”. 2015年11月9日閲覧。
  2. ^ Lichfield, John (Aug. 23 2003). “Charlotte Rampling: Magnetic, depressed and creative - an actress of our times”. The Independent. 
  3. ^ “シャーロット・ランプリング、15年間婚約関係にある恋人と結婚するつもりはないと発言”. シネマトゥデイ. (2012年12月9日). https://www.cinematoday.jp/news/N0048334 2013年1月5日閲覧。 
  4. ^ ヨーロッパ映画賞はソレンティーノ監督「ユース」3冠 マイケル・ケインに男優賞”. 映画.com (2015年12月14日). 2015年12月16日閲覧。
  5. ^ LA批評家協会賞は「マッドマックス」が最多3冠 作品賞は「スポットライト」”. 映画.com (2015年12月7日). 2015年12月8日閲覧。
  6. ^ ボストン映画批評家協会賞「スポットライト」が作品賞受賞”. 映画.com (2015年12月7日). 2015年12月8日閲覧。
  7. ^ ヴェネツィア金獅子賞をギレルモ・デル・トロが獲得、女優賞はC・ランプリング”. 映画 ナタリー (2017年9月10日). 2018年10月3日閲覧。

外部リンク

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