サマド・テイラー
シアトル・マリナーズ #12 | |
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A級ランシング・ラグナッツ時代 (2018年) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州リバーサイド郡コロナ |
生年月日 | 1998年7月11日(26歳) |
身長 体重 | 5' 10" =約177.8 cm 160 lb =約72.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 二塁手、外野手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト10巡目 |
初出場 | 2023年6月18日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について |
サマド・ジャハド・テイラー(Samad Jahad Taylor, 1998年7月11日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド郡コロナ出身のプロ野球選手(二塁手、外野手)。右投右打。MLBのシアトル・マリナーズ所属。
経歴
[編集]プロ入りとインディアンス傘下時代
[編集]2016年のMLBドラフトでクリーブランド・インディアンスから10巡目(全体302位)指名され、プロ入り[1]。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプロデビュー。32試合に出場して打率.293、1本塁打、14打点、6盗塁を記録した。
2017年は開幕からA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプレーした。
ブルージェイズ傘下時代
[編集]2017年7月31日にジョー・スミスとのトレードで、トーマス・パノーンと共にトロント・ブルージェイズへ移籍した[2]。移籍後はアパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズとA-級バンクーバー・カナディアンズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計で52試合に出場して打率.294、6本塁打、30打点、7盗塁を記録した。
2018年はA級ランシング・ラグナッツでプレーし、121試合に出場して打率.228、9本塁打、53打点、44盗塁を記録した。
2019年はA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーし、108試合に出場して打率.216、7本塁打、38打点、26盗塁を記録した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦の出場はなかった。オフはオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参加し、キャンベラ・キャバルリーで25試合に出場した[3]。
2021年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、87試合に出場して打率.294、16本塁打、52打点、30盗塁を記録した。
2022年はAAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、後述の移籍まで70試合に出場して打率.258、9本塁打、45打点、23盗塁を記録した[4]。
ロイヤルズ時代
[編集]2022年8月2日にウィット・メリフィールドとのトレードで、マックス・カスティーヨと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[5]。移籍後は怪我のためマイナーでの出場はなかった。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。11月10日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[6]。
2023年はロイヤルズのスプリングトレーニングに参加したが、開幕は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズで迎えることになった[7]。6月16日にメジャー初昇格を果たし[8]、翌17日のロサンゼルス・エンゼルス戦にて「8番・左翼手」で先発出場してメジャーデビュー。9回裏に一打サヨナラの場面で中堅にメジャー初安打初打点となる、同時にチームの10連敗をストップさせるサヨナラ安打を放った[9]。この年メジャーでは31試合に出場して打率.200、4打点、8盗塁を記録した。
マリナーズ時代
[編集]2024年1月30日に金銭または後日発表選手とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[10]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2023 | KC | 31 | 69 | 60 | 11 | 12 | 2 | 1 | 0 | 16 | 4 | 8 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | 0 | 22 | 1 | .200 | .279 | .267 | .546 |
MLB:1年 | 31 | 69 | 60 | 11 | 12 | 2 | 1 | 0 | 16 | 4 | 8 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 | 0 | 22 | 1 | .200 | .279 | .267 | .546 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]- 内野守備
年 度 | 球 団 | 二塁(2B) | 三塁(3B) | ||||||||||
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試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
2023 | KC | 12 | 15 | 13 | 1 | 4 | .966 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
MLB | 12 | 15 | 13 | 1 | 4 | .966 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 外野守備
年 度 | 球 団 | 左翼(LF) | 中堅(CF) | ||||||||||
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試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
2023 | KC | 15 | 28 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
MLB | 15 | 28 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2023年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 0(2023年)
- 12(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ “10th Round of the 2016 MLB June Amateur Draft”. Baseball-Reference.com. 2023年4月16日閲覧。
- ^ Jordan Bastian (2017年8月1日). “Reliever Smith 'back home' in trade to Tribe”. MLB.com. 2023年4月16日閲覧。
- ^ “SAMAD TAYLOR | 2B”. CANBERRA CAVALRY. 2023年4月16日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2023年4月16日閲覧。
- ^ Anne Rogers (2022年8月3日). “Royals send Merrifield to Blue Jays at Deadline”. MLB.com. 2023年4月16日閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2022年11月10日). “Royals Select Richard Lovelady, Samad Taylor; Designate Sebastian Rivero” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年7月2日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2023年3月14日). “The Royals’ Potential Infield Competitions” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年4月16日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2023年6月16日). “Royals Recall Samad Taylor For MLB Debut” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年7月2日閲覧。
- ^ 日刊スポーツ. “ロイヤルズ10連敗で止めた 9回サヨナラ打のテイラー「神様がくれた舞台で仕事ができた」 - MLB写真ニュース : 日刊スポーツ”. Nikkansports.com. 2023年6月18日閲覧。
- ^ Daniel Kramer (2023年1月30日). “Mariners add INF/OF Taylor in trade with Royals”. MLB.com. 2024年3月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Samad Taylor stats MiLB.com
- Samad Taylor (@lil.bill5) - Instagram