シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン

「シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン」
クイーンシングル
A面 輝ける7つの海
リリース
録音 1973年8月
トライデント・スタジオ
ジャンル ハードロック
ブルースロック
時間
レーベル イギリスの旗 EMI
アメリカ合衆国の旗 エレクトラ
作詞・作曲 ブライアン・メイ
プロデュース ロイ・トーマス・ベイカー
クイーン
クイーン シングル 年表
ライアー
(1974年)
輝ける7つの海
b/w
シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン
(1974年)
キラー・クイーン / フリック・オブ・ザ・リスト
(1974年)
ミュージックビデオ
「See What a Fool I've Been」 - YouTube
テンプレートを表示

シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン」(See What a Fool I've Been)は、イギリスロックバンドクイーンが、1974年にシングル「輝ける7つの海」のB面曲としてリリースした楽曲。作詞作曲ブライアン・メイ

1991年にはアルバム『クイーンII』の再発盤のボーナス・トラックの1つとして初めてアルバムに収録された[1]

概要

[編集]

この歌は、クイーンの前身バンドである「スマイル」時代の1968年にブライアンが書いたものである。ブライアンは昔、テレビ番組でサニー・テリーとブラウニー・マギーの「The Way I Feel」という歌を聴いたことがあったが、アーティストや曲の名前は覚えていなかった。しかしある時彼はその曲のリフといくつかの歌詞を思い出し、それらをバンドに持ち込み、それを参考にして「See What a Fool I've Been」を書いた[2]

その後、この曲は『クイーンII』のセッションまでスタジオ録音されなかったが、ライヴではスマイル時代から演奏されていた[3]。ライヴでは1976年ごろまでツアーのセットリストに入っていた[4]。また1977年、観客を入れた形で行われた『伝説のチャンピオン』のプロモーション・ビデオ撮影の際にこの曲も演奏され、これがこの曲のライヴでの最後の演奏となった[5]

担当

[編集]

収録

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ Purvis,2012 (Kindle版 799/17364)
  2. ^ Lemieux,Unger,2018 (Kindle版 409/27437)
  3. ^ Lemieux,Unger,2018 (Kindle版 471/27437)
  4. ^ Purvis,2012 (Kindle版 9387/17364)
  5. ^ Queen Live London UK 77 10 06”. queenlive.ca. 2020年8月21日閲覧。
  6. ^ オン・エア~BBCセッションズ【CD】【SHM-CD】 | クイーン | UNIVERSAL MUSIC STORE”. UM. 2020年8月20日閲覧。
  7. ^ Queen - The Complete Works”. Discogs. 2020年8月20日閲覧。
  8. ^ クイーンの未発表ライヴ作品『Live at the Rainbow ’74』が日本でも発売に”. amass. 2020年8月20日閲覧。
  9. ^ オデオン座の夜~ハマースミス1975【CD】【SHM-CD】 | クイーン | UNIVERSAL MUSIC STORE”. UM. 2020年8月21日閲覧。

参考文献

[編集]
  • Lemieux, Patrick; Unger, Adam (2018). The Queen Chronology (2 ed.). Across The Board Books 
  • Purvis, Georg (2012). Queen: Complete Works (English Edition). Titan Books