ジャングル・クルーズ
ジャングル・クルーズ | |
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Jungle Cruise | |
監督 | ジャウム・コレット=セラ |
脚本 | ジョン・ノーヴィル ジョシュ・ゴールドスタイン グレン・フィカーラ ジョン・レクア |
原作 | ジャングルクルーズ |
製作 | ドウェイン・ジョンソン ダニー・ガルシア ハイラム・ガルシア ボー・フリン ジョン・デイヴィス ジョン・フォックス |
製作総指揮 | スコット・シェルドン ダグラス・C・メリフィールド |
出演者 | ドウェイン・ジョンソン エミリー・ブラント エドガー・ラミレス ジャック・ホワイトホール ジェシー・プレモンス ポール・ジアマッティ |
音楽 | ジェームズ・ニュートン・ハワード |
撮影 | フラビオ・マルティネス・ラビアーノ |
編集 | ジョエル・ネグロン |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ デイヴィス・エンターテインメント セブン・バックス・プロダクションズ フリン・ピクチャー・カンパニー |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ ウォルト・ディズニー・ジャパン |
公開 | 2021年7月29日[1] 2021年7月30日[2][3] |
上映時間 | 127分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $200,000,000[4] |
興行収入 | $110,494,336[5] 8億5033万円[6] $202,465,654[5] |
『ジャングル・クルーズ』(原題:Jungle Cruise)は、2021年のアメリカ合衆国の冒険映画[1]。ディズニーランドのアトラクション「ジャングルクルーズ」を実写映画化したもので、主演のドウェイン・ジョンソンが製作にも携わっている[7]。
COVID-19パンデミックの影響を受けて、2021年7月30日の劇場公開と同時に、Disney+プレミアアクセスでの同時配信公開も行われた。日本での劇場公開は配信よりも1日早い2021年7月29日となった。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャラクター
[編集]- フランク・ウルフ / フランシスコ・ロペス・デ・エレディア
- (Frank Wolff / Francisco Lopez de Heredia)
- ジャングルを知り尽くしたクルーズ・ツアーの船長[8]。
- リリー・ホートン(Lily Houghton)
- 並外れた行動力を持ち、<奇跡の花>を追い求め、ジャングルの中でも勇敢に立ち向かう植物博士[8]。
- マクレガー・ホートン(McGregor Houghton)
- リリーの弟[9]。
- ロペ・デ・アギーレ(Lope de Aguirre)
- 今作のディズニー・ヴィランズ。呪いにかけられ、ジャングルに囚われた不死の男。
- ヨアヒム王子(Prince Joachim)
- もう一人のディズニー・ヴィランズ。ドイツ帝国の王子。「月の涙」を手に入れて世界を支配しようと企む。
- ニーロ(Nilo Nemolato)
- 酒場及び船会社経営者。
- サム(Trader Sam)
- プカ・ミチュナ族の酋長。
- サンチョ(Sancho)、メルヒオール(Melchor)、ゴンサロ(Gonzalo)
- アギーレの部下。
- コディントン(Sir James Hobbs-Coddington)
- イギリスの貴族。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替[10] |
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フランク・ウルフ / フランシスコ・ロペス・デ・エレディア | ドウェイン・ジョンソン | 小山力也[11] |
リリー・ホートン | エミリー・ブラント | 木村佳乃[12] |
マクレガー・ホートン | ジャック・ホワイトホール | 斉藤慎二[12] |
ロペ・デ・アギーレ | エドガー・ラミレス | 宮内敦士 |
ヨアヒム王子 | ジェシー・プレモンス | 小森創介 |
ニーロ | ポール・ジアマッティ | 魚建 |
サム | ベロニカ・ファルコン | 田村聖子 |
サンチョ | ダニ・ロビラ | 土田大 |
メルヒオール | キム・グティエレス | 高橋大輔 |
ゴンサロ | ダン・ダーカン・カーター | 藤井隼 |
コディントン | アンディ・ナイマン | 鈴木琢磨 |
アクセル | フィリップ・マクシミリアン | 佐々木啓夫 |
ザケウ | ラフェアル・アレハンドロ | 齋藤潤 |
その他 | 堀総士郎 越後屋コースケ 深増祐一 永瀬アンナ 時永ヨウ 高橋雛子 福西勝也 米倉希代子 今泉葉子 菊池康弘 赤坂柾之 |
製作
[編集]キャスティングについて
[編集]2015年8月9日、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは「ジャングルクルーズ」に基づいた実写映画の製作を開始し、主演をドウェイン・ジョンソンが務めることが発表された[13]。スタッフ陣として、脚本はジョン・レクア、グレン・フィカーラら、製作はジョン・デイヴィス、ジョン・フォックスらが同時に、2017年7月には監督としてジャウム・コレット=セラが就くことが発表された[13][14]。2018年1月から6月にかけて、リリー・ホートン役としてエミリー・ブラント[15]、弟のマクレガー・ホートン役としてジャック・ホワイトホール[16]、悪役としてエドガー・ラミレス、ジェシー・プレモンス、キム・グティエレス[17][18][19]、”無愛想なハーバーマスター”役としてポール・ジアマッティ[20]を起用したことが発表された。2019年1月23日には、音楽としてジェームズ・ニュートン・ハワードが起用された[21]。
撮影について
[編集]2018年5月14日よりハワイでの撮影が開始されれ[22]、同年9月14日に撮影が終了した[23]。
LGBT+のキャラクターについて
[編集]ジャック・ホワイトホールが演じるマクレガー・ホートンが同性愛者であることをザ・サンが報じた[24]。ディズニー映画でLGBT+(性的少数者)のキャラクターが登場することは2010年代から目立ち始め、過去には実写版の『美女と野獣』[25]や『クルエラ』[26]でゲイのキャラクターが出てきている。また、今作のマクレガー・ホートンの役柄の設定には厳しい指摘がなされており、“男らしくなくて、ナヨナヨしてて、愉快なゲイ”という表現が適切ではないとしている[27]。また、公開後はゲイとしての明確な描写がほぼないことへの批判も相次いだ[28]。
公開
[編集]元々は2019年10月19日に公開予定であった同作は、2020年7月24日まで引き延ばされ、日米同時公開という形となった[29]。しかし、ウォルト・ディズニー・カンパニーは2020年4月4日、2019新型コロナウイルスの影響でアメリカでの公開日を2020年7月24日から2021年7月30日に公開を延期することを発表した[2]。日本での公開も延期すると発表した[30]。
2021年5月14日、アメリカでは劇場公開と同時に定額制動画配信サービスのDisney+プレミアアクセスでも有料配信することをウォルト・ディズニー・カンパニーが発表した。プレミアムアクセスでの視聴はDisney+の会員費に加えて、29.99ドルが必要となる。主演のドウェイン・ジョンソンは自身のInstagramにおいて、「できるだけ安全に、劇場で僕たちの映画をご覧ください。一方で『ジャングル・クルーズ』では、世界中のみなさんが観たいように映画を観られるという、特別な体験と機会でもあります」とのコメントを発表した[31]。
Disney+のサービスは日本でも展開されているが、国内での公開形態について、この時点(2021年5月14日)では未定となっていた[31]。その後、同年6月2日に劇場については1日前倒しさせ、同年7月29日に公開となり、Disney+プレミアアクセスについてはアメリカなどと同様、同年7月30日に有料配信することをウォルト・ディズニー・ジャパンが発表した[1]。
2021年8月2日、世界各地における本作のオープニング興行収入が明らかとなり、北米地域での興行収入は3420万ドル、世界市場(北米含む)での興行収入は推計で6180万ドルだったことが明らかになった。また、Disney+プレミアアクセスにおいての売り上げは全世界で3000万ドル余りに上り、劇場と配信の合計で9000万ドル以上を売り上げたことが判明した[32]。
2021年9月21日、ディズニーは本作品を同年11月12日からDisney+の見放題作品として追加することを発表した[33][34]。この時点では日本でも同様の対応になるのかは発表していなかったが、日本でも同日から見放題作品の対象になることが同年10月15日にウォルト・ディズニー・ジャパンから発表された[35]。
関連項目
[編集]- 『アフリカの女王』
脚注
[編集]- ^ a b c “ディズニー映画『ジャングル・クルーズ』映画館で7・29公開 ディズニープラスで配信も”. ORICON NEWS (2021年6月2日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ a b “ディズニー実写『ムーラン』米公開日が決定 『ジャングル・クルーズ』は1年延期”. シネマトゥデイ. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “ウォルト・ディズニー・ジャパン配給作品 劇場公開スケジュール一部変更のお知らせ”. ウォルト・ディズニー・ジャパン. 2020年9月30日閲覧。
- ^ Keegan, Rebecca (July 21, 2021). “How Dwayne Johnson Wooed Emily Blunt for 'Jungle Cruise' — and Why She Ghosted Him”. July 26, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。July 27, 2021閲覧。
- ^ a b “Jungle Cruise (2021)”. Box Office Mojo. September 17, 2021閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』 2022年3月下旬特別号 p.22
- ^ “「ジャングル・クルーズ」20年7月公開! D・ジョンソン×E・ブラントとアマゾンをめぐる冒険へ : 映画ニュース”. 映画.com. 2020年3月5日閲覧。
- ^ a b “ドウェイン・ジョンソンが船長役!ディズニー実写映画『ジャングル・クルーズ』7.24出航”. ライブドアニュース. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “Disney's 'Jungle Cruise' Has Coming Out Scene with Openly Gay Character” (英語). TMZ. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “ジャングル・クルーズ -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2021年7月29日). 2021年7月30日閲覧。
- ^ “小山力也、ディズニー『ジャングル・クルーズ』日本版声優に!ロック様演じる船長役”. シネマトゥデイ (2021年6月4日). 2021年7月30日閲覧。
- ^ a b “『ジャングル・クルーズ』日本版声優に木村佳乃さん&斉藤慎二さんに決定!【史上初】東京ディズニーランド®で声優発表セレモニー開催!”. ウォルト・ディズニー・ジャパン. (2021年6月9日) 2021年6月9日閲覧。
- ^ a b “Dwayne Johnson to Star in 'Jungle Cruise' Movie for Disney (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. 2020年3月5日閲覧。
- ^ Jr, Mike Fleming (2017年7月31日). “Jaume Collet-Serra To Direct Dwayne Johnson In ‘Jungle Cruise’: No ‘Suicide Squad 2’” (英語). Deadline. 2020年3月5日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2018年1月30日). “Emily Blunt Joins Dwayne Johnson in Disney’s ‘Jungle Cruise’” (英語). Deadline. 2020年3月5日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2018年3月26日). “‘Jungle Cruise’ Taps British Comedian Jack Whitehall to Star With Dwayne Johnson (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “Edgar Ramirez Joins Dwayne Johnson in 'Jungle Cruise' (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. 2020年3月5日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2018年4月19日). “Jesse Plemons Lands Villain Role Opposite Dwayne Johnson in Disney’s ‘Jungle Cruise’ (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. 2020年3月5日閲覧。
- ^ Hopewell, John (2018年6月20日). “Disney’s ‘Jungle Cruise’ Adds Spain’s Quim Gutiérrez (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “Paul Giamatti Joins Dwayne Johnson in Disney's 'Jungle Cruise' (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “James Newton Howard to Score Disney’s ‘Jungle Cruise’ | Film Music Reporter” (英語). 2020年3月5日閲覧。
- ^ “Dwayne ‘The Rock’ Johnson Kicks Off ‘Hardcore’ Eight-Month Workout Program”. www.inquisitr.com. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “‘Jungle Cruise’ shooting finally wrapped up” (英語). The Siasat Daily - Archive (2018年9月14日). 2020年3月5日閲覧。
- ^ “ディズニー実写版『ジャングル・クルーズ』にゲイ役が登場、起用俳優と設定で物議醸す - フロントロウ -海外セレブ情報を発信”. front-row.jp. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “Beauty and the Beast: Disney's First Gay Character Is Here”. Time.com. 2017年3月3日閲覧。
- ^ Dominic, Robert (May 22, 2021). “Out Actor John McCrea Poised to Make History in 'Cruella'”. Instinct Magazine. May 22, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。May 23, 2021閲覧。
- ^ “ディズニー実写映画『ジャングルクルーズ』にゲイのキャラクターが登場か ― 真相不明も、キャスティングと設定に早くも批判起こる”. THE RIVER (2018年8月14日). 2020年3月5日閲覧。
- ^ “Disney slammed for falling short yet again with Jack Whitehall’s gay Jungle Cruise character”. PinkNews (2021年7月27日). 2021年7月28日閲覧。
- ^ “エミリー・ブラント、ドゥウェイン・ジョンソンらが出演予定の実写版『ジャングル・クルーズ』公開延期。”. VOGUE JAPAN. 2020年3月5日閲覧。
- ^ “映画『ジャングル・クルーズ』『フリー・ガイ』公開延期のお知らせ”. シネマトゥデイ. 2020年4月10日閲覧。
- ^ a b “『ジャングル・クルーズ』ディズニープラス プレミア アクセスで同時配信へ、米ディズニー発表”. THE RIVER (2021年5月14日). 2021年5月14日閲覧。
- ^ “新作映画「ジャングル・クルーズ」、配信と合わせて興収9000万ドル超え”. CNN.co.jp (2021年8月2日). 2021年8月3日閲覧。
- ^ “The Walt Disney Company Celebrates Disney+ Day on November 12 to Thank Subscribers with New Content, Fan Experiences, and More”. The Walt Disney Company (2021年9月21日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “『シャン・チー/テン・リングスの伝説』2021年11月にDisney+配信 ─ MCUの今後を紹介する特別映像、『ホーム・アローン』リブート版なども”. THE RIVER (2021年9月22日). 2021年9月23日閲覧。
- ^ “『シャン・チー/テン・リングスの伝説』など全10作、Disney+で11.12日本配信!”. シネマトゥデイ (2021年10月15日). 2021年10月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- ジャングル・クルーズ - 日本語版公式サイト
- ジャングル・クルーズ - Disney+
- ジャングル・クルーズ - 映画.com
- ジャングル・クルーズ - allcinema
- ジャングル・クルーズ - KINENOTE
- Jungle Cruise - オールムービー
- Jungle Cruise - IMDb