チェビシェフ距離
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チェビシェフ距離(英: Chebyshev distance)またはL∞-距離[1]は、幾何学における距離概念のひとつ。各座標の差(の絶対値)の最大値を2点間の距離とする[2]。名称はパフヌティ・チェビシェフに由来する。チェス盤距離(英: chessboard distance)とも呼ばれる。
定義
[編集]2点 p, q 間のチェビシェフ距離は以下のように定義される。
Lp-距離の表現を使うと以下のようになり、それゆえ、L∞-距離とも呼ばれる。
2次元空間においては、チェビシェフ距離は以下のように表現できる。
チェビシェフ距離において半径 r の円は、一辺が 2r の辺が軸に平行な正方形になる。
参照
[編集]- ^ Cyrus. D. Cantrell (2000). Modern Mathematical Methods for Physicists and Engineers. Cambridge University Press. ISBN 0-521-59827-3
- ^ James M. Abello, Panos M. Pardalos, and Mauricio G. C. Resende (editors) (2002). Handbook of Massive Data Sets. Springer. ISBN 1-4020-0489-3