ディファカップ
ディファカップ(Differ Cup)は、ジュニアヘビー級のプロレスラーによるタッグマッチのプロレストーナメント。開催される会場がディファ有明であることが名称の由来である。
第1回大会概要
[編集]第1回大会は2003年2月8日と9日に、プロレスリング・ノア、プロレスリングZERO-ONE、闘龍門JAPAN、WEW、I.W.A.JAPANの5団体共催という形で行われた。優勝賞金は100万円。ジュニアヘビー級タッグの最高峰を決める大会である。5団体共催で行われ、メジャー、インディ問わず各団体のジュニア選手が出場した。
試合結果
[編集]2月8日 | 2月9日 | ||||
第1試合 ディファカップ1回戦 | 第1試合 特別試合 | ||||
○MIKAMI KUDO | 18分11秒 スワントーンボム | チョコボール向井● 黒田哲広 | ○ザ・グレート・タケル | 10分28秒 黒船 | 河童小僧● |
第2試合 ディファカップ1回戦 | 第2試合 特別試合 | ||||
○高岩竜一 佐々木義人 (プロレスラー) | 16分31秒 デスバレーボム | 折原昌夫 日高郁人● | ○折原昌夫 | 12分47秒 首固め | 日高郁人● |
第3試合 ディファカップ1回戦 | 第3試合 特別試合 | ||||
河童小僧 ●ザ・グレート・タケル | 20分44秒 ジャンピングハイキック | KENTA○ 鈴木鼓太郎 | ○黒田哲広 チョコボール向井 | 21分25秒 ラリアット | 愚乱・浪花● 葛西純 |
第4試合 ディファカップ1回戦 | 第4試合 第1回ディファカップ3位決定戦時間無制限1本勝負 | ||||
○ウルティモ・ドラゴン YOSSINO | 15分44秒 ドラゴン・スリーパー | 愚乱・浪花● 葛西純 | ○KENTA 鈴木鼓太郎 | 24分52秒 跳び膝蹴り | MIKAMI KUDO● |
第5試合 ディファカップ準決勝 | 第5試合 第1回ディファカップ優勝決定戦時間無制限1本勝負 | ||||
○高岩竜一 佐々木義人 | 15分21秒 デスバレーボム | MIKAMI KUDO● | ○ウルティモ・ドラゴン YOSSINO | 20分27秒 ドラゴン・スリーパー | 高岩竜一 佐々木義人● |
第6試合 ディファカップ準決勝 | |||||
○ウルティモ・ドラゴン YOSSINO | 10分49秒 ドラゴン・スリーパー | KENTA 鈴木鼓太郎● |
- 優勝 : ウルティモ・ドラゴン&YOSSINO
- 準優勝 : 高岩竜一&佐々木義人 (プロレスラー)
- 第3位 : KENTA&鈴木鼓太郎
第2回大会概要
[編集]第2回は2005年5月7日・8日、NOAHとZERO1-MAXの運営会社であるファースト・オン・ステージの2社共催という形になっている。なお大会実行委員長はZERO1-MAXのリングアナウンサーであるオッキー沖田が務めた。
第1回、第2回共々ノアの事務所があるディファ有明で、ノアのマットを使って行っており、ノアの中継権を持つ日本テレビで試合の模様を放送されるという、非常にノアの色が強い大会となっている。
また、DDTプロレスリングやKAIENTAI DOJOなどのインディ団体からも選手が出場し、メジャー、インディ問わず様々な団体から選手が出場する、異色の大会となっている。
レフェリーは主催団体から出ているが、第2回の決勝戦では和田京平が務めた。
第2回大会で優勝した丸藤正道&KENTA組は、優勝賞金100万円の小切手を受け取る際、KENTAが大会実行委員長である沖田に「オッキー、お前が責任を持って星川選手に渡しな」と発言。試合中のアクシデントで長期離脱中のZERO1-MAX・星川尚浩へ送るという意味であり、沖田は号泣した。
また、大阪プロレスを退団後、権利上の問題からえべっさんの名が使えなくなった(現・菊タロー)が第2回大会にて「えべ太郎」として凱旋試合を行った。
試合結果
[編集]5月7日 | 5月8日 | ||||
第1試合 ディファカップ1回戦 | 第1試合 15分1本勝負 | ||||
●中嶋勝彦 村浜武洋 | 14分54秒 タイガー・スープレックス2004 | タイガーエンペラー○ スペル・シーサー | △中嶋勝彦 | 時間切れ引き分け | 浪口修△ |
第2試合 ディファカップ1回戦 | 第2試合 特別試合15分1本勝負 | ||||
日高郁人 ○藤田ミノル | 11分55秒 ボーンヤード | TAKAみちのく PSYCHO● | ○アメージング・コング | 0分23秒 ラリアット | ストーカー市川● |
第3試合 ディファカップ1回戦 | 再試合 ハンディキャップマッチ | ||||
丸藤正道 ○KENTA | 15分44秒 ブサイクへの膝蹴り | 飯伏幸太● KUDO | ○アメージング・コング | 2分30秒 ダイビング・ボディ・プレス | DJニラ● ストーカー市川 |
第4試合 ディファカップ1回戦 | 第3試合 30分1本勝負 | ||||
カズ・ハヤシ ○レオナルド・スパンキー | 15分26秒 スライスブレイドNo.2 | 佐々木貴 GENTARO● | ●飯伏幸太 Hi69 | 9分17秒 ダイビング・ニー・ドロップ | 村浜武洋 KUDO○ |
第5試合 特別試合30分1本勝負 | 第4試合 30分1本勝負 | ||||
●えべ太郎 | 11分29秒 Jスプラッシュ | サンジェイ・ダット○ | TAKAみちのく PSYCHO ●サンジェイ・ダット | 13分56秒 Wインパクト | 石井智宏 高岩竜一○ 佐々木義人 (プロレスラー) |
第6試合 ディファカップ準決勝 | 第5試合 第2回ディファカップ3位決定戦時間無制限1本勝負 | ||||
○日高郁人 藤田ミノル | 11分29秒 ショーンキャプチャー | タイガーエンペラー スペル・シーサー● | ○カズ・ハヤシ レオナルド・スパンキー | 14分36秒 スライスブレイドNo.2 | タイガーエンペラー スペル・シーサー● |
第7試合 ディファカップ準決勝 | 第6試合 第2回ディファカップ優勝決定戦時間無制限1本勝負 | ||||
○丸藤正道 KENTA | 19分12秒 ジャパニーズレッグロールクラッチ | カズ・ハヤシ レオナルド・スパンキー● | 丸藤正道 ○KENTA | 35分24秒 ブサイクへの膝蹴り | 日高郁人 藤田ミノル● |
- 優勝 : 丸藤正道&KENTA
- 準優勝 : 日高郁人&藤田ミノル
- 第3位 : カズ・ハヤシ&レオナルド・スパンキー
第3回大会概要
[編集]第3回大会は2007年5月5日・6日に、グローバル・レスリング連盟主催で行われた。
そのほか海外団体ROHのタイトル戦も行われた。
試合結果
[編集]5月5日 | 5月6日 | ||||
第1試合 トーナメント1回戦 | 第1試合 | ||||
○KAGETORA ヘラクレスオオ千賀 | 9分00秒 首固め | 松田慶三 河童小僧● | 石川修司 ●大家健 | 12分43秒 フロントネックロック | 臼田勝美 原学○ |
第2試合 トーナメント1回戦 | 第2試合 | ||||
HARASHIMA ○飯伏幸太 | 16分46秒 右ハイキック→TKO | 臼田勝美 原学● | ○河童小僧 | 10分38秒 河童巻き | キング・ポコダ● |
第3試合 トーナメント1回戦 | 第3試合 | ||||
○真霜拳號 円華 | 16分21秒 垂直落下式ブレーンバスター | ペンタゴン・バイパー● ブラック・エンペラー | ○金丸義信 菊地毅 | 11分19秒 飛びつき式首固め | TAKAみちのく ブラック・エンペラー● |
第4試合 トーナメント1回戦 | 第4試合 | ||||
金丸義信 ●太田一平 | 18分48秒 ショーンキャプチャー | 日高郁人○ 浪口修 | 丸藤正道 松田慶三 柿本大地 太田一平 ●高西翔太 | 13分10秒 旋回式ツームストーン パイルドライバー | NOSAWA論外 MAZADA 竹村豪氏 藤田ミノル○ 菊タロー |
第5試合 | 第5試合 ディファカップ3位決定戦 | ||||
○菊地毅 | 11分22秒 横入り回転エビ固め | 宮本和志● | KAGETORA ●ヘラクレスオオ千賀 | 13分28秒 野良犬ハイキック | 日高郁人○ 浪口修 |
第6試合 トーナメント準決勝 | 第6試合 ROH世界選手権試合 | ||||
KAGETORA ●ヘラクレスオオ千賀 | 12分01秒 蒼魔刀 | HARASHIMA○ 飯伏幸太 | ○森嶋猛 (第19代王者) | 17分17秒 バックドロップ | KAZMA● (挑戦者) |
第7試合 トーナメント準決勝 | 第7試合 ディファカップ優勝決定戦 | ||||
真霜拳號 ○円華 | 17分59秒 シューティングスタープレス | 日高郁人 浪口修● | HARASHIMA ●飯伏幸太 | 26分16秒 垂直落下式ブレーンバスター | 真霜拳號○ 円華 |
- 優勝 : 真霜拳號&円華
- 準優勝 : HARASHIMA&飯伏幸太
- 第3位 : 日高郁人&浪口修