トイザクラ
トイザクラ(土肥桜)とは、静岡県伊豆市土肥(旧・土肥町)で植栽されている、カンヒザクラ(寒緋桜)系の早咲き桜の一種[1]。赤みが強い花弁の紅種と、淡い白紅色の白種がある[1]。
概要
[編集]1958年(昭和33年)に、北海道大学の名誉教授だった小川義雄が、土肥町南部の小下田(こしもだ)で開院していた佐藤医師の診療室で発見し、接ぎ木で増やしたものとされる[2]。
開花時期は、1月中旬〜2月中旬で、最も有名な早咲き桜であるカワヅザクラ(河津桜)より1ヶ月ほど早く、アタミザクラなどと共に、(年明け後における)日本一の早咲き桜と称される[2][3]。
名所・イベント
[編集]例年、開花時期に合わせて1月下旬〜2月上旬に、松原公園芝生広場にて「土肥桜まつり」が開催されている[3]。