ヒナギク (曲)
『ヒナギク』は、鬼束ちひろの22枚目のシングル。2018年8月22日に発売[3]。
解説
[編集]本作には、愛と情念を歌った「ヒナギク」とラブバラードの「Twilight Dreams」という新曲2曲、そして2017年に開催した全国ツアーから「帰り路をなくして」「ラストメロディー」「X」のライブ音源3曲を加えた全5曲が収録される[3][4][5]。
表題曲「ヒナギク」には池田圭が監督を務めたミュージック・ビデオが制作された[6]。
カップリング曲「Twilight Dreams」は、フジテレビの動画配信サービスFODで配信されるオリジナルドラマ「ポルノグラファー」主題歌として起用された[7]。鬼束にとっては約15年ぶりとなるドラマ主題歌のタイアップだった[8]。また、本楽曲は後に、『劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜』の主題歌となった23rdシングル『スロウダンス』にも再収録されている。
アートワークはシングル収録曲「ヒナギク」と「Twilight Dreams」をモチーフに、“美しさと毒”、“陰と陽”、“光と闇”など鬼束の二面性を表現し、アーティスト写真などにもこのビジュアルが使用された[5][9]。
通常盤、初回限定盤、完全生産限定盤のプレミアム・コレクターズ・エディションの3形態でのリリースとなり、初回限定盤には「ヒナギク」のミュージックビデオを収めたDVDが付属する[3][4]。プレミアム・コレクターズ・エディションは、LPサイズ仕様のスペシャルパッケージとなり、高音質SHM-CD仕様のCDにボーナストラックとして「火の鳥」のライブ音源、「ヒナギク」「Twilight Dreams」のインストゥルメンタルバージョンの3曲を追加した計8曲が収録されるほか、「ヒナギク」のMVとメイキング映像を収めたBlu-rayと撮り下ろし写真を掲載したフォトブックが同梱される[3][4]。
収録曲
[編集]初回限定盤・通常盤
[編集]Disc1: CD
[編集]- 全作詞・作曲: 鬼束ちひろ、全編曲: 坂本昌之
- ヒナギク(6:10)
- Twilight Dreams(5:05)
- FODオリジナルドラマ「ポルノグラファー」主題歌
- 帰り路をなくして (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(6:35)
- ラストメロディー (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(4:54)
- X (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(5:44)
Disc2: DVD(初回限定盤のみ)
[編集]- ヒナギク(ミュージック・ビデオ)(6:18)
- 監督:池田圭
プレミアムコレクターズエディション盤
[編集]Disc1: SHM-CD
[編集]- 全作詞・作曲: 鬼束ちひろ、全編曲: 坂本昌之
- ヒナギク(6:10)
- Twilight Dreams(5:05)
- 帰り路をなくして (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(6:35)
- ラストメロディー (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(4:54)
- X (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(5:44)
- 火の鳥 (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(5:53)
- ボーナストラック
- ヒナギク (instrumental)(6:10)
- ボーナストラック
- Twilight Dreams (instrumental)(5:01)
- ボーナストラック
Disc2: Blu-ray
[編集]- ヒナギク(ミュージック・ビデオ)(6:18)
- 監督:池田圭
- Music Video メイキング(6:38)
Disc3: Extra Live CD -Limited Edition-
[編集]UNDER BABIES (Live at Zepp Tokyo on June 18, 2018)
- シャイン(5:09)
- CROW(5:18)
- 螺旋(4:04)
収録アルバム
[編集]- ヒナギク
- Twilight Dreams
- 『REQUIEM AND SILENCE』
カバー
[編集]- ヒナギク
脚注
[編集]- ^ “ヒナギク”. ORICON STYLE. オリコン. 2018年10月7日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales ヒナギク 2018年9月3日付け”. 2021年10月18日閲覧。
- ^ a b c d “鬼束ちひろニューシングルは愛と情念歌うエレジー”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年6月12日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ a b c “鬼束ちひろ、ニューシングル「ヒナギク」リリース決定”. BARKS (2018年6月12日). 2018年10月1日閲覧。
- ^ a b “鬼束ちひろ、ニューシングル「ヒナギク」は3形態でリリース&特典発表も”. Musicman-NET (2018年6月12日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろがヒナギクと炎に囲まれ歌い上げる”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年8月2日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろ、官能小説家×大学生描くBLドラマ「ポルノグラファー」に主題歌提供”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年7月27日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろ、新曲が15年ぶりのドラマ主題歌に”. BARKS (2018年7月27日). 2018年10月1日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろ、新シングルのジャケで二面性表現”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年7月20日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “坂本冬美カバーアルバム発売 “元のさや”鬼束ちひろ作の楽曲話題”. 日刊スポーツ (2021年10月23日). 2021年10月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- VICTER ENTERTAINMENT 紹介ページ ヒナギク (プレミアム・コレクターズ・エディション)
- VICTER ENTERTAINMENT 紹介ページ ヒナギク (初回限定盤)
- VICTER ENTERTAINMENT 紹介ページ ヒナギク (通常盤)