ブラバム・BT23
フランク・ウィリアムズ・レーシングカーズが使用したBT23C、2010年撮影。 | |
カテゴリー | F2 |
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コンストラクター | ブラバム |
デザイナー | ロン・トーラナック |
主要諸元 | |
シャシー | チューブラー・スペースフレーム |
トレッド | 前:1,325 mm (52.2 in) 後:1,327 mm (52.2 in) |
ホイールベース | 2,301 mm (90.6 in) |
エンジン | フォード コスワース FVA |
トランスミッション | ヒューランド FT200 5速 MT, |
重量 | 430kg |
主要成績 | |
チーム | ブラバム |
ドライバー | デレック・ベル クルト・アーレンス ピアス・カレッジ ピーター・ゲシン ヨッヘン・リント |
ブラバム・BT23 (Brabham BT23) は、ブラバムが1967年に開発したフォーミュラ2カー。デザイナーはロン・トーラナック。
開発
[編集]BT23は鋼管スペースフレームを持ち、エンジンは1,600 ccの直列4気筒、フォード・コスワースFVAが搭載された。最高出力は220馬力で、ギアボックスはヒューランドFT200[1]が採用された。サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン、コイルスプリング、スタビライザー、リアには逆Aアーム形ロワウィッシュボーン、トレーリングアーム、コイルスプリングとスタビライザーが採用された。ブレーキは4輪ディスクブレーキが採用された。
BT23はデレック・ベル、クルト・アーレンス、ピアス・カレッジ、ピーター・ゲシンといった多くのドライバーが使用した。特に、ヨッヘン・リントは1967年に15戦の内9勝を挙げてF2のタイトルを獲得した[2]。
その後、BT23はコスワースFVAに換えてコヴェントリー・クライマックスFPF2.2L4を搭載した「B」バージョンが製作され、1969年のF1カナダグランプリでカナダのプライベーター、ジョン・コーズが使用したがリタイアに終わった。
F1における全成績
[編集](key) (太字はポールポジション、斜体はファステストラップ)
年 | チーム | エンジン | タイヤ | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 順位 | ポイント |
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1969年 | ポール・サイツ | クライマックス 直列4気筒 | D | ジョン・コーズ | RSA | ESP | MON | NED | FRA | GBR | GER | ITA | CAN Ret | USA | MEX | NC | 0 |
参照
[編集]- ^ “MAINTENANCE SERVICING OF HEWLAND FT 200, FG 400, FGA & FGB TRANSAXLE GEARBOX UNITS”. Hewland Classic.com. 2019年4月27日閲覧。
- ^ “Brabham BT23”. 2014年5月9日閲覧。
参考文献
[編集]- Hodges, David (1990). A-Z of Formula Racing Cars (英語). Bay View Books. ISBN 1-87097-916-8。