プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)1968

トルネオ・ナシオナル
	優勝したCAベレス・サルスフィエルド
シーズン	1968
優勝	CAベレス・サルスフィエルド (1回目)
リベルタ杯1969	CAベレス・サルスフィエルド; CAリーベル・プレート
	...
得点王	オマール・ウェーベ ; (13点)

トルネオ・メトロポリターノ
	優勝したCAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ
シーズン	1968
優勝	CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ (8回目)
得点王	アルフレッド・オッベルティ ; (13点)

プリメーラ・ディビシオン
シーズン	1968
優勝	CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ (M); CAベレス・サルスフィエルド (N)
	...
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この項では、1968年シーズンのアルゼンチンのプロサッカーリーグ1部プリメーラ・ディビシオンについて記述する。プロリーグ化されてから通算38シーズン目であり、上半期の「トルネオ・メトロポリターノ」と下半期の「トルネオ・ナシオナル」で構成される。

トルネオ・メトロポリターノ1968

1968年3月1日から12月7日まで行われた。アルゼンチンサッカー協会直接加盟クラブによるリーグを引き継いだものである。ウニオン・デ・サンタフェとデポルティーボ・エスパニョールが降格し、プリメーラBからCAティグレとCAロス・アンデスが昇格したため、22チームで行われた^[1]。
方式はグループステージ＋決勝トーナメントである。11クラブずつグループAとグループBに分かれ、各チームはグループ内での2回戦総当たり(20試合)と別組の1チームとの2試合の計22試合を戦い、両組の上位2位以内が1試合制トーナメントに進出する。GSの両組6位以内・計12チームはトルネオ・ナシオナル1968に出場する。両組7位・8位は「トルネオ・プロモシオナル」に出場する。両組下位3チームは残留/降格プレーオフ「トルネオ・レクラシフィカトリオ」に出場する。

CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロが8回目の優勝を決めた^[2]。

グループA

順	チーム	試	勝	分	敗	得	失	差	点	出場権または降格
1	CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ	22	14	8	0	44	10	+34	36	決勝トーナメント
2	エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ	22	9	6	7	39	27	+12	24	決勝トーナメント
2	CAラヌース	22	9	6	7	20	23	−3	24
4	ラシン・クルブ	22	5	13	4	28	29	−1	23
4	ボカ・ジュニアーズ	22	5	13	4	15	17	−2	23
6	CAコロン	22	7	7	8	26	25	+1	21
7	ニューウェルズ・オールドボーイズ	22	6	8	8	26	22	+4	20
7	CAバンフィエルド	22	6	8	8	23	27	−4	20
9	CAアトランタ	22	5	8	9	20	25	−5	18	トルネオ・レクラシフィカトリオ
10	クルブ・フェロ・カリル・オエステ	22	4	9	9	20	38	−18	17
11	CAプラテンセ	22	2	11	9	15	27	−12	15

出典: http://www.rsssf.com/tablesa/arg68.html

グループB

順	チーム	試	勝	分	敗	得	失	差	点	出場権または降格
1	CAベレス・サルスフィエルド	22	12	8	2	40	20	+20	32	決勝トーナメント
2	CAリーベル・プレート	22	12	7	3	31	16	+15	31	決勝トーナメント
3	CAロサリオ・セントラル	22	10	7	5	29	17	+12	27
4	CAウラカン	22	10	6	6	29	18	+11	26
5	CAインデペンディエンテ	22	10	5	7	34	19	+15	25
6	CAロス・アンデス	22	8	7	7	30	28	+2	23
6	チャカリタ・ジュニアーズ	22	10	3	9	28	29	−1	23
8	AAアルヘンティノス・ジュニアーズ	22	6	7	9	23	29	−6	19
9	キルメスAC	22	6	6	10	27	34	−7	18	トルネオ・レクラシフィカトリオ
10	ヒムナシア・イ・エスグリマLP	22	3	5	14	20	52	−32	11
11	CAティグレ	22	2	4	16	12	47	−35	8

出典: http://www.rsssf.com/tablesa/arg68.html

準決勝

試合日	チーム1	チーム2	結果	会場	開催地
7月31日	サン・ロレンソ	リーベル・プレート	3–1	エスタディオ・プレシデンテ・ペロン	アベジャネーダ
8月1日	エストゥディアンテスLP	ベレス	1–0	エスタディオ・プレシデンテ・ペロン	アベジャネーダ

決勝

試合日	チーム1	チーム2	結果	会場	開催地
7月6日	サン・ロレンソ	エストゥディアンテスLP	2–1	エスタディオ・モヌメンタル	ブエノスアイレス

トルネオ・レクラシフィカトリオ

順	チーム	試	勝	分	敗	得	失	差	点	出場権または降格
1	キルメスAC	18	7	9	2	25	11	+14	23
2	CAアトランタ	18	7	8	3	18	12	+6	22
3	クラブ・デ・ヒムナシア・イ・エスグリマ・ラ・プラタ	18	8	5	5	23	16	+7	21
4	CAプラテンセ	18	6	8	4	24	21	+3	20
4	ウニオン・デ・サンタフェ	18	5	10	3	19	21	−2	20
6	デポルティーボ・モロン	18	5	9	4	18	14	+4	19
7	クルブ・フェロ・カリル・オエステ	18	4	9	5	17	18	−1	17	降格
8	CAヌエバ・チカゴ	18	4	6	8	15	23	−8	14
9	クラブ・アルマグロ	18	3	6	9	22	33	−11	12
9	CAティグレ	18	1	10	7	13	25	−12	12	降格

出典: http://www.rsssf.com/tablesa/arg68.html

得点ランキング

	点数	所属
アルフレッド・オッベルティ	13	CAロス・アンデス
ロドルフォ・フィシェル	12	CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ
エドゥアルド・フローレス	11	エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ
ホルヘ・ペレス	11	CAベレス・サルスフィエルド
エクトル・ヤサルデ	11	CAインデペンディエンテ

トルネオ・ナシオナル1968

トルネオ・メトロポリターノで出場権を獲得した12クラブと、地方州リーグ所属の4クラブの計16クラブが出場した。1回戦総当たりのリーグ戦形式で、9月6日から12月29日まで行われた。CAベレス・サルスフィエルドが初優勝した^[3]。

出場チーム

アルゼンチンサッカー協会直接加盟クラブ (12)：トルネオ・メトロポリターノのグループステージを参照。

アルゼンチンサッカー協会間接加盟クラブ (4)

「トルネオ・レヒオナル1968」の4つの地域グループを勝ち抜いたクラブが出場権を獲得した。

チーム	ホームタウン	ホームスタジアム
CAベルグラーノ	コルドバ	エスタディオ・ヒハンテ・デ・アルベルディ
ウラカン・デ・インヘニエロ	インヘニエロ・ワイト	エスタディオ・ロベルト・ナタリオ・カルミナッティ
インデペンディエンテ・リバダビア	メンドーサ	エスタディオ・バウティスタ・ガルガンティーニ
CAサン・マルティン (トゥクマン)	サン・ミゲル・デ・トゥクマン	エスタディオ・ラ・シウダデラ

結果

順	チーム	試	勝	分	敗	得	失	差	点	出場権
1	CAベレス・サルスフィエルド	15	10	2	3	39	14	+25	22	優勝決定プレーオフ
1	CAリーベル・プレート	15	9	4	2	35	15	+20	22
1	ラシン・クルブ	15	8	6	1	29	15	+14	22
4	CAロサリオ・セントラル	15	9	3	3	28	11	+17	21
4	ボカ・ジュニアーズ	15	8	5	2	25	7	+18	21
6	CAコロン	15	8	3	4	26	19	+7	19
7	CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ	15	6	6	3	24	20	+4	18
8	CAロス・アンデス	15	6	5	4	22	15	+7	17
9	CAウラカン	15	5	3	7	23	22	+1	13
9	CAベルグラーノ	15	3	7	5	20	27	−7	13
11	CAインデペンディエンテ	15	4	4	7	26	25	+1	12
12	CAラヌース	15	2	7	6	15	22	−7	11
13	インデペンディエンテ・リバダビア	15	1	7	7	8	25	−17	9
14	エストゥディアンテス・デ・ラ・プラタ	15	3	1	11	12	26	−14	7
14	CAサン・マルティン (トゥクマン)	15	2	3	10	11	34	−23	7
16	ウラカン・デ・インヘニエロ	15	2	2	11	11	57	−46	6

出典: http://www.rsssf.com/tablesa/arg68html

優勝決定プレーオフ

第1試合
チーム1	結果	チーム2	会場	日付
リーベル	2 - 0	ラシン	ガソメトロ	12月19日

第2試合
チーム1	結果	チーム2	会場	日付
ベレス	1 - 1	リーベル	ガソメトロ	12月22日

第3試合
チーム1	結果	チーム2	会場	日付
ラシン	2 - 4	ベレス	ガソメトロ	12月29日

得点ランキング

	点数	所属
オマール・ウェーベ	13	CAベレス・サルスフィエルド
アラケン・ジ・メロ	10	CAウラカン
アルフレッド・オッベルティ	10	CAロス・アンデス
ロベルト・サロムネ	9	ラシン・クルブ
オスカル・マース	8	CAリーベル・プレート
ダニエル・オネガ	8	CAリーベル・プレート

脚注

^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - Clubs and List of Divisional Movements 1931-2006”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。
^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - First Level 1968”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。
^ Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - First Level 1968”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。

外部リンク

RSSSF：Argentina - First Level 1968 (英語)

[1] Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - Clubs and List of Divisional Movements 1931-2006”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。

[2] Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - First Level 1968”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。

[3] Osvaldo José Gorgazzi. “Argentina - First Level 1968”. RSSSF. 2022年5月5日閲覧。

[1]

[2]

[3]

表話編歴プリメーラ・ディビシオン (アルゼンチン)のシーズン
アマチュア時代	1891 (非公式) 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930
プロ・アマ分裂時代	1931 1932 1933 1934
1ステージ制	1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966
メトロポリターノとナシオナル	1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985
1ステージ制	1985–86 1986–87 1987–88 1988–89 1989–90
前後期制	1990–91 1991–92 1992–93 1993–94 1994–95 1995–96 1996–97 1997–98 1998–99 1999–2000 2000–01 2001–02 2002–03 2003–04 2004–05 2005–06 2006–07 2007–08 2008–09 2009–10 2010–11 2011–12 2012–13 2013–14
1ステージ制	2014 2015 2016 2016–17 2017–18 2018–19 2019–20 2021 2022