マット・ゲイツ
マット・ゲイツ Matt Gaetz | |
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2020年 | |
アメリカ合衆国下院議員 フロリダ州1区選出 | |
就任 2017年1月3日 | |
前任者 | ジェフ・ミラー |
個人情報 | |
生誕 | Matthew Louis Gaetz II 1982年5月7日(42歳) アメリカ合衆国・フロリダ州ハリウッド |
政党 | 共和党 |
親 | ドン・ゲイツ(父) |
教育 | フロリダ州立大学(BS) ウィリアム・アンド・メアリー大学(JD) |
公式サイト | gaetz |
マット・ゲイツ(Matt Gaetz)ことマシュー・ルイス・ゲイツ2世(Matthew Louis Gaetz II、1982年5月7日 - )は、アメリカ合衆国の政治家、法律家。共和党所属の下院議員。フロリダ1区選出。ドナルド・トランプの盟友[1]で、共和党内では熱烈なトランプ派、ポピュリスト、極右の議員とされる。
経歴
[編集]フロリダ州ハリウッド生まれ。フロリダ州立大学卒業後、ウィリアム・アンド・メアリー大学ロー・スクール修了[2]。
フロリダ州議会下院議員を経て、父ドン・ゲイツ(Don Gaetz)の選挙区を引き継いでフロリダ1区から立候補し、2016年8月30日の共和党予備選で勝利[3]。同年11月8日の2016年下院議員選挙で民主党のSteven Spechtを破り、初当選する[4]。
2023年10月3日、民主党と組んで共和党所属のケビン・マッカーシー下院議長の解任動議を提出し、賛成多数で可決された[1]。マット以外の共和党の造反議員は、アンディ・ビッグス(アリゾナ州)、ケン・バック(コロラド州)、ティム・バーチェット(テネシー州)、イーライ・クレーン(アリゾナ州)、ボブ・グッド(ヴァージニア州)、ナンシー・メイス(サウスキャロライナ州)、マット・ローゼンデール(モンタナ州)である[5]。
政策
[編集]政治姿勢は極右である[6]。共和党内ではトランプ派、MAGA派であり、BBCは「ドナルド・トランプの盟友」[1]、ポリティコやガーディアン紙は「Trump Loyalist」と表現している[7][8]。
妊娠中絶反対派(プロライフ)である。妊娠中絶反対派に対して次のように発言している[9][10]。
- 「太っていて醜い」
- 「なぜ妊娠の可能性が非常に低い女性が一番中絶について心配しているのか」
- 「1日1時間くらい行進した方がいいんじゃないか。腕を振って、血の巡りをよくして、サラダでも食べたらどうだ」
- 「親指みたいな見た目の女性を誰も妊娠させたがらない」
- (「中絶賛成派の女性は醜く肥満ということですか?」との質問に対して)「そうです」
- (「発言に『傷付いた』という人たちに対しては?」との質問に対し)「傷付けばいい」
脚注
[編集]- ^ a b c 「米下院がマカーシー議長の解任動議を可決、史上初 共和党の8人造反」『BBCニュース』。2023年10月5日閲覧。
- ^ “Member Profile – Matthew Louis Gaetz II”. The Florida Bar. July 14, 2022時点のオリジナルよりアーカイブ。April 8, 2021閲覧。
- ^ “Florida Election Results 2016: House Live Map by District, Real-Time Voting Updates”. Election Hub. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “Florida U.S. House 1st District Results: Matt Gaetz Wins” (英語). The New York Times. (2017年8月1日). ISSN 0362-4331 2023年10月5日閲覧。
- ^ “McCarthy won't seek speakership again” (英語). POLITICO. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “Who is Matt Gaetz, the hard-right Republican who brought down the US House speaker?” (英語). France 24 (2023年10月4日). 2023年10月6日閲覧。
- ^ Robertson, Derek (2018年3月11日). “Tell Us: Which Trump Loyalist Will Survive 2018?” (英語). POLITICO Magazine. 2023年10月6日閲覧。
- ^ Gambino, Lauren (2023年10月3日). “Who is Matt Gaetz? The congressman who led the ouster of Kevin McCarthy” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2023年10月6日閲覧。
- ^ “「賛成派の女性は気持ち悪い」など問題発言を連発 人工妊娠中絶を巡り米保守派議員”. テレ朝news. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “「魅力的でない女性が中絶の心配をしている」米議員のスピーチに批判集まる”. ハフポスト (2022年7月25日). 2023年10月6日閲覧。