2017年
千年紀: | 3千年紀 |
---|---|
世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
十年紀: | 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代 2030年代 |
年: | 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 |
2017年の話題 |
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主権国家 - 周年 - 表彰 |
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生誕と訃報 |
生誕 - 訃報 |
設立と廃止 |
設立 - 廃止 |
作品 |
作品 - パブリックドメイン |
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2017年(2017 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、日曜日から始まる平年。平成29年。
この項目では国際的な視点に基づいた2017年について記載する。
他の紀年法
[編集]
|
- 干支:丁酉(ひのと とり)
- 日本(月日は一致)
- 大韓民国(月日は一致)
- 檀紀4350年
- 中華民国(月日は一致)
- 中華民国106年
- 朝鮮民主主義人民共和国(月日は一致)
- 主体106年
- 仏滅紀元:2559年10月4日 - 2560年10月14日
- イスラム暦:1438年4月2日 - 1439年4月12日
- ユダヤ暦:5777年4月3日 - 5778年4月13日
- Unix Time:1483228800 - 1514764799
- 修正ユリウス日(MJD):57754 - 58118
- リリウス日(LD):158595 - 158959
カレンダー
[編集]できごと
[編集]1月
[編集]- 1月1日
- アントニオ・グテーレスが、第9代国際連合事務総長に就任[1]
- トルコ・イスタンブールのナイトクラブにて銃撃乱射事件が発生、39名が死亡、69名が負傷した[2]。→「イスタンブールナイトクラブ襲撃事件」も参照
- 1月6日
- アメリカ合衆国連邦議会にて、2016年11月に執行されたアメリカ合衆国大統領選挙で選出された選挙人による公式投票の結果が集計され、共和党候補者のドナルド・トランプが304票、民主党候補者のヒラリー・クリントンが227票、その他候補者が7票を獲得した。この結果、ドナルド・トランプの第45代アメリカ合衆国大統領当選が正式に決定された[3]。
- 1月9日
- 強い寒波の影響でこの日までにポーランドやイタリアなどで40人が死亡[4]。→詳細は「w:en:January 2017 European cold wave」を参照
- 強い寒波の影響でこの日までにポーランドやイタリアなどで40人が死亡[4]。
- 1月10日 - フィリピン南方の沖合でマグニチュード7.3の地震が発生[5]。
- 1月14日
- 1月16日
- トルコの貨物機がキルギスで墜落し、現場の住民を含む37人が死亡[7]。→詳細は「ターキッシュ エアラインズ6491便墜落事故」を参照
- トルコの貨物機がキルギスで墜落し、現場の住民を含む37人が死亡[7]。
- 1月17日
- 1月17日 - 20日
- 1月21日
- 1月22日 - 15時30分ごろパプアニューギニアでマグニチュード7.9の地震が発生[13]。
- 1月26日
- 1月27日
- 1月29日
- カナダ・ケベック州のモスクで銃乱射事件が発生し、5人死亡[16]。→詳細は「w:en:Quebec City mosque shooting」を参照
- カナダ・ケベック州のモスクで銃乱射事件が発生し、5人死亡[16]。
2月
[編集]- 2月5日
- アフガニスタンで雪崩が発生し、100人以上が死亡[17]。→詳細は「w:en:2017 Afghanistan avalanches」を参照
- アフガニスタンで雪崩が発生し、100人以上が死亡[17]。
- 2月6日
- 2月10日
- 2月13日 - 金正日朝鮮労働党中央委員会総書記の長男である金正男がマレーシアで殺害される[21]。
- 2月18日
- 2月21日 - 2011年にスーダンから分離独立した南スーダンでは、内戦の影響で飢饉が発生し、10万人もの人々が飢餓寸前であることが発表され、また人口の4割の人々が緊急援助が必要であることがこの日までにわかった[24]。
- 2月22日 - アメリカ航空宇宙局は地球によく似た太陽系外惑星7つを39光年先の宇宙で発見したことを発表[25]
- 2月24日 - アルゼンチン・ロサリオでバス同士が正面衝突し、13人が死亡、34人が負傷[26]。
- 2月25日
- 2月28日
3月
[編集]- 3月3日 - 任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」が日本、北米、欧州、オーストラリア、香港などで同時発売[31]。
- 3月6日
- 3月8日 - グアテマラ・グアテマラシティの児童養護施設で火災が発生し、10代の少女ら少なくとも22人死亡、38人負傷[35]。→詳細は「w:en:Virgen de la Asunción fire」を参照
- 3月9日 - ドイツ・デュッセルドルフの駅で斧を持った男が襲撃し、7人負傷[36]。→詳細は「w:en:2017 Düsseldorf axe attack」を参照
- 3月10日
- 3月11日
- 3月12日 - ハイチ・ゴナイーヴでバスがひき逃げ事故を起こした後、路上演奏家の集団に猛スピードで突っ込み、38人死亡、13人負傷[42]。
- 3月18日 - 南米のペルーでは、断続的に続く大雨の影響で洪水が発生し、17日までに67人が死亡した。また、首都のリマ近郊では6万5000人の人々が帰宅困難な状態に陥った[43]。
- 3月19日 - ガーナ・キンタンポのキンタンポの滝で暴風雨により木が倒れ、遊泳中の高校生ら20人が死亡[44]。
- 3月20日 - フランス領ギアナ、クールーで「500人の兄弟(500 frères)」が、現地においての労働条件と治安の改善を訴える抗議活動を開始。→詳細は「2017年仏領ギアナ騒乱」を参照
- 3月22日
- 3月23日 - ウクライナの首都キエフで、ウラジーミル・プーチン露大統領に批判的な立場をとっていた元下院議員のデニス・ボロネンコフが暗殺された[47]。
- 3月24日 - コンゴ民主共和国中央カサイ州で約40人の警察官が武装勢力に襲われ、殺害された[48]。
4月
[編集]- 4月1日 - 前月31日にコロンビアのモコアで川が氾濫し、大規模な地すべりが発生、この日までに206人の死亡が確認された[49]。→詳細は「w:en:2017 Mocoa landslide」を参照
- 4月3日 - ロシアのサンクトペテルブルクの地下鉄で、爆発が発生[50]。ロシア保健省は、この爆発により10人が死亡し、47人が負傷したと発表した[51]。→詳細は「2017年サンクトペテルブルク地下鉄爆破テロ事件」を参照
- 4月6日
- 4月7日 - スウェーデンの首都ストックホルムでトラックが暴走し、通行人4人が死亡[55]。→詳細は「2017年ストックホルムトラックテロ事件」を参照
- 4月9日 - エジプト・タンタで爆発、21人が死亡、40人以上が負傷。数時間後にアレクサンドリアでも爆発、少なくとも11人が死亡[56]。→詳細は「w:en:Palm Sunday church bombings」を参照
- 4月10日 - 日本のフィギュアスケート選手の浅田真央が、自身のブログで現役引退を表明[57]。
- 4月11日
- Microsoft Windows Vistaの延長サポート終了。
- ドイツのドルトムントにて、プロサッカーチーム:ボルシア・ドルトムント選手らが乗車したクラブ専用バスが、道端などに仕掛けられた爆弾により破損。負傷者2名[58]。→詳細は「ボルシア・ドルトムント専用バス爆弾攻撃事件」を参照
- 4月13日
- 4月14日 - スリランカ・コロンナーワでごみ山が崩落し、少なくとも19人が死亡[61]。
- 4月15日
- 4月16日 - トルコで憲法改正案を承認するかどうか是非を問う国民投票で賛成派が反対派を上回り、大統領の権限が強化されることとなった[63]。
- 4月18日
- 4月19日
- 4月21日 - 南アフリカの首都プレトリア郊外で小型バスとトラックが衝突・炎上し、少なくとも子供19人が死亡[67]。
- 4月23日 - 2017年フランス大統領選挙1回目投票。過半数を獲得する候補者がいなかったため、5月7日にエマニュエル・マクロン候補と2名による決選投票が執行されることになった[68]。
- 4月29日 - トルコ政府がウィキペディアへのアクセスを完全遮断するなどの命令を下す[69]。→詳細は「2017年トルコのウィキペディア閲覧制限」を参照
- 4月30日 - インドネシア・ジャワ島でバスが暴走し、少なくとも11人が死亡、約50人が負傷[70]。
5月
[編集]- 5月3日
- 5月5日
- 5月6日
- 5月7日
- 5月8日 - メキシコ・プエブラ州で花火倉庫が爆発し、子ども11人を含む14人が死亡、22人が負傷[80]。
- 5月9日 - 朴槿恵・前大統領の罷免に伴う大韓民国第19代大統領選挙は、共に民主党の文在寅候補が大差で勝利[81]。2008年2月に就任した李明博元大統領以降、2代続いた保守系政権から革新系へ約9年ぶりの政権交代。翌日に大統領に就任。
- 5月11日 - アメリカのライセンス企業、アイコニックス・ブランド社は自社が保有する『ピーナッツ』の諸権利を管理するピーナッツワールドワイドLLCの株をカナダのメディアプロダクション会社、DHXメディアに売却。長年CM契約を結んでいたメットライフも使用を打ち切る方針[82]。
- 5月12日
- 5月13日 - トルコ・マルマリス近郊でバスが道路下に落下し、少なくとも23人が死亡、11人が重傷[86]。
- 5月14日 - エジプト中部ミニヤー県のトゥーナ・エル・ゲベル地域にある地下墓地で民間人17人のミイラが発見。同地で王族でない者のミイラ発見は初[87]。
- 5月18日
- 5月19日
- スウェーデン検察当局は2010年から行われていたジュリアン・アサンジに対する性的暴行容疑での捜査を打ち切ったと声明で発表[90]。
- 世界保健機関がイエメンで流行しているコレラによって過去3週間で242人が死亡し、さらに約2万3500人に感染の危険があると発表。6月23日の段階では死者は1265人にまで上り、感染危険者も約19万3千人に拡大[91][92]。→詳細は「w:en:2016–17 Yemen cholera outbreak」を参照
- 5月22日
- イギリス、マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナで爆破事件が発生。翌23日までに22人が死亡、60人近くが負傷した。事件当日、会場ではアリアナ・グランデのワールド・ツアー公演が催されている最中で、爆発は建物内のロビー通路付近で発生。単独犯による自爆テロと見られている[93]。→詳細は「マンチェスター・アリーナに於ける爆発物事件」を参照
- タイ、バンコクの病院で爆発、20人超が負傷。当局は爆弾による爆発事件であると発表。6月15日に市内に住む電気技師の男が事件に関与したとして逮捕。自宅からは作りかけの爆弾や材料が発見されている。男は現軍事政権に敵意があったと容疑を認めている[94][95]。
- ジュネーブで世界保健機関の年次総会が開幕[96]。
- イギリス、マンチェスターにあるマンチェスター・アリーナで爆破事件が発生。翌23日までに22人が死亡、60人近くが負傷した。事件当日、会場ではアリアナ・グランデのワールド・ツアー公演が催されている最中で、爆発は建物内のロビー通路付近で発生。単独犯による自爆テロと見られている[93]。
- 5月23日 - フィリピン政府はISに呼応した武装組織との交戦が拡大する南部ミンダナオ島全域に戒厳令を発動[97]。→詳細は「マラウィの戦い」を参照
- 5月24日 - インドネシア、ジャカルタのバスターミナルで自爆攻撃。警察官3人が死亡、数名が負傷[98]。
- 5月25日
- 5月26日
- 5月27日 - 雨期に入ったスリランカで記録的な大雨による洪水や土砂災害によって、この日までに少なくとも103人が死亡、23万人が避難していると発表[104]。→詳細は「en:2017 Sri Lanka floods」を参照
- 5月28日 - 第101回インディ500決勝レースにて、佐藤琢磨が日本人初の優勝[105]。
- 5月30日
- イラク、バグラッド中心部で相次ぎ爆弾テロが発生。死者は少なくとも27人、負傷者は110人以上。また、西部アンバール県ヒートでも爆発テロがあり、死者13人、負傷者22人。いずれもISILが犯行声明を出している[106]。
- ベトナム、タインニエン紙が、中国が南沙諸島クアテロン礁にて7階建ての建物やレーダー通信用設備、灯台などを設立したと報道[107]。
- 丁コペンハーゲンにある人魚姫の像が何者かに全身をスプレー塗料で塗られる。付近には同じ塗料で捕鯨に抗議する書き込みがあり、警察は反捕鯨団体の犯行と見ている[108]。
- 28日に発生したサイクロン・モラがバングラデシュ南岸を直撃。約30万人が避難[109]。
- 5月31日
- アフガニスタン首都カブールで自動車爆弾による大規模な爆発事件。現場は各国大使館が立ち並ぶ地区で80人以上が死亡、日本大使館内にいた日本人2人を含め350人以上が負傷[110]。→詳細は「en:May 2017 Kabul attack」を参照
- フィリピン、ミンダナオ島マラウィ市内にて23日から続く政府治安部隊とアブ・サヤフとの戦闘にて、この日までにメンバー89人、治安部隊21人、民間人19人が死亡[111]。
- アフガニスタン首都カブールで自動車爆弾による大規模な爆発事件。現場は各国大使館が立ち並ぶ地区で80人以上が死亡、日本大使館内にいた日本人2人を含め350人以上が負傷[110]。
6月
[編集]- 6月1日 - トランプ大統領が、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からのアメリカの離脱を正式表明した[112]。
- 6月2日
- 6月3日
- イギリス、ロンドン中心部のロンドン橋で暴走車両による追突事件。通行人をはねた男らはバラマーケットで下車してさらなる襲撃を行う。7人が死亡、48人が負傷。犯人3人は射殺。翌4日、メイ首相はイスラム激思想に感化された者によるテロとの見方を示した[114]。→詳細は「2017年6月ロンドンテロ事件」を参照
- アフガニスタン、カブールで葬儀中に自爆テロが発生。7人が死亡、119人が負傷。葬儀は前日に行われた反政府デモで死亡した上院幹部の息子のもので、アブドラ行政長官など政府高官が参列していた[115]。→詳細は「en:June 2017 Kabul attack」を参照
- イギリス、ロンドン中心部のロンドン橋で暴走車両による追突事件。通行人をはねた男らはバラマーケットで下車してさらなる襲撃を行う。7人が死亡、48人が負傷。犯人3人は射殺。翌4日、メイ首相はイスラム激思想に感化された者によるテロとの見方を示した[114]。
- 6月5日
- 6月6日
- 6月7日 - ミャンマーの軍用機がダウェイ沖で墜落し、同月8日までに31人の死亡が確認され、その他91人も安否不明[121]。→詳細は「ミャンマー空軍Y-8墜落事故」を参照
- 6月8日
- 6月9日
- カザフスタン・アスタナにて開催された上海協力機構首脳会議にて、インド、パキスタン両国の機構加盟が決定[123]。
- 2017年イギリス総選挙投開票にて、与党・保守党は第一党を維持するも、318議席と選挙前の議席を下回り、単独過半数の326議席を維持することには失敗した。一方の最大野党・労働党も議席を262議席と増加させるも政権交代はならず、第二次世界大戦後では3度目の宙ぶらりんの議会となった。また、第3党のスコットランド国民党は35議席と大幅に減少。右派イギリス独立党は得票率が1.8%に留まり、議席を失った[124][125]。
- ローザンヌでのIOC理事会で2020年東京オリンピックの柔道男女混合団体戦、水泳400メートル男女混合メドレーリレー、陸上競技1600メートル男女混合リレー、バスケットボール3x3男女、卓球男女混合ダブルス、トライアスロン男女混合リレー、ボクシング女子2階級などの導入、アーチェリー団体男女、ボクシング男子2階級、ウエイトリフティング男子1階級などの削減など実施種目の339種目が決定[126]。
- 6月10日
- 6月11日
- 6月12日
- 6月13日
- バングラデシュ南東部を襲った豪雨と土砂災害で、この日までに134人以上が死亡[133]。→詳細は「w:en:2017 Bangladesh landslides」を参照
- バングラデシュ南東部を襲った豪雨と土砂災害で、この日までに134人以上が死亡[133]。
- 6月14日
- 6月16日 - ロシア国防省が、5月28日にシリアのラッカ近郊でロシア航空宇宙軍がISIL幹部の会合を狙って空爆を行い、その結果ISILのアブー・バクル・アル=バグダーディー指導者が死亡した可能性があるとが発表した[135]。
- 6月17日
- 6月18日
- 6月19日
- イギリス、ロンドン北部フィンズベリー・パーク地区のモスクで暴走車両による追突事件。1人が死亡、10人が負傷。犯人の男は現場で逮捕。イスラム教徒への憎悪が目的の単独犯と見られている[143]。→詳細は「2017年ロンドン・フィンスベリー・パーク襲撃事件」を参照
- フランス、パリ・シャンゼリゼ通りで車が治安部隊の装甲車両に激突。乗車していた男は死亡。車内からは自動小銃や刃物が押収され、治安部隊を狙ったテロと見られる[144]。
- タイ南部、パッターニー県の路上で爆弾による爆発事件。国軍兵士5人が死亡、4人が負傷[145]。
- モスクワ国際バレエコンクールで男性シニア部門デュエットで大川航矢が金賞、女性シニア部門デュエット寺田翠が銅賞に入賞。また、男性ジュニア部門ソロで千野円句が金賞[146]。
- イギリス、ロンドン北部フィンズベリー・パーク地区のモスクで暴走車両による追突事件。1人が死亡、10人が負傷。犯人の男は現場で逮捕。イスラム教徒への憎悪が目的の単独犯と見られている[143]。
- 6月20日
- ベルギー、ブリュッセル中央駅で爆弾によるとみられる爆発事件。実行犯と思しき男が兵士に射殺。犯人はイスラム過激思想に共鳴した疑いがあるモロッコ国籍の男で、自宅から爆発物製造に用いた化学物質が押収された[147][148]。→詳細は「en:June 2017 Brussels attack」を参照
- ベルギー、ブリュッセル中央駅で爆弾によるとみられる爆発事件。実行犯と思しき男が兵士に射殺。犯人はイスラム過激思想に共鳴した疑いがあるモロッコ国籍の男で、自宅から爆発物製造に用いた化学物質が押収された[147][148]。
- 6月21日
- 中央アフリカでイスラム教系民兵組織セレカとキリスト教系民兵組織アンチ・バラカとの間で衝突。この日までに100人以上が死亡。両者は19日に停戦合意を結んだばかりだった[149]。
- サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王、甥のムハンマド・ビン・ナーイフ王太子の職務全てを解任し、息子のムハンマド・ビン・サルマーン副王太子兼国防大臣を王太子および副首相に立する勅令を発布[150]。
- 6月22日
- 6月23日
- サウジアラビアなど4カ国は、断交したカタールに対し関係修復の条件としてイランとの関係縮小、カタール国内のトルコ軍撤退、賠償金の支払い、アルジャジーラ閉鎖など13項目を提示[154]。
- コロンビア・ククヌバの炭鉱で爆発事故が発生し、少なくとも8人が死亡、5人が行方不明[155]。
- サウジアラビア、メッカのマスジド・ハラームで男が治安部隊に発砲し、その後自爆。テロ未遂事件と見られる[156]。
- トルコ西部アキャジにある娯楽施設のプールで感電事故。5人が死亡[157]。
- パキスタン、連邦直轄部族地域クッラム管区の都市、パラチナルにある市場にて2度の自爆テロが発生。37人が死亡、150人以上が負傷。また、バローチスターン州クエッタでも爆弾事件が発生し、少なくとも13人が死亡、約20人が負傷[158]。→詳細は「en:June 2017 Pakistan bombings」を参照
- 6月25日
- 6月26日 - シリア南部マヤディーンの刑務所を有志国連合が空爆。市民42人が死亡[162]。
- 6月27日
- 欧州委員会は検索結果に自社の買い物サイトを優先させているとして、欧州連合競争法に基づきグーグル社に約3000億円の制裁金支払いを命じた[163]。
- ウクライナやロシアに大規模なランサムウェアによるサイバー攻撃。ウクライナ政府機関や銀行、市役所などが標的にされ、被害件数は欧州を含めて2000件に昇った。チェルノブイリ原子力発電所も攻撃を受け、放射線監視システムが一時手動へと切り替えられた[164]。→詳細は「en:2017 cyberattacks on Ukraine」を参照
- コロンビア中部メタ県メセタスにて、政府とコロンビア革命軍との和平合意に基づく革命軍の武装解除が完了したことを受けて、和平式典が行われた[165]。
- 6月28日 - チェコ下院、テロ攻撃などの国の安全が脅かされる事態に、銃所持許可を受けた者が発砲することを認める憲法改正案を採択[166]。
- 6月29日
7月
[編集]- 7月1日
- 7月2日
- 7月3日
- 7月4日
- 7月5日
- 7月6日
- 日本と欧州連合が経済連携協定で大枠合意[182]。
- 第12回20か国・地域首脳会合に先立ち、開催地ハンブルクでグローバリズムなどに反対する大規模なデモが発生し、一部が暴徒化する。警官76人が負傷[183]。
- 第71回アヴィニョン演劇祭にて、宮城聰率いる静岡県舞台芸術センターの作品、「アンティゴネ」が開幕公演のメインステージで上演。アジアの楽団が同演劇祭開幕公演のメインを務めるのは初めて[184]。
- 7月7日
- 7月8日
- 7月9日
- トルコ、レジェップ・タイイップ・エルドアン政権下の不当逮捕に抗議すべく、6月15日にアンカラから抗議の行進を行っていた共和人民党のケマル・クルチダルオール党首がイスタンブールに到着。マルテペ地区の広場に数十万人が集結した[189]。
- 7月10日
- 7月11日
- タイ、クラピー県にある村長宅を武装集団が襲撃。村長や子供3人を含めた8人が死亡[191]。
- 7月13日
- 7月14日
- 7月15日
- 7月16日
- 7月18日
- フィリピン、ドゥテルテ大統領、ミンダナオ島全域への戒厳令を12月末にまで延期することを発表[200]。
- ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力、ドネツク人民共和国のアレクサンドル・ザハルチェンコは、クリミアを除くウクライナ全域を対象とした新国家「小ロシア」樹立の意向を発表。ロシア政府はザハルチェンコの個人的な意向だとして関与を否定[201]。
- スイス南部レ・ディアブルレ山塊の氷河で13日に発見されたミイラ化した2人の遺体が、1974年8月15日にクレバスに墜落し行方不明になっていた夫妻であることが判明。22日に遺族の手によって埋葬された[202]。
- ロシア、カムチャッカ半島東部沖でM7.7の地震が発生[203]。
- 7月19日
- グスターヴ・ホルストの直筆楽譜2点がニュージーランドのアマチュア楽団の書庫に保管されていたことが確認[204]。
- 7月20日 - ベネズエラでマドゥロ大統領が推進する憲法改正に反対する野党主導のゼネストが行われ、首都カラカス近郊で2人が死亡、10人あまりが負傷[205]。
- 7月21日 - アフガニスタン、ヘルマンド州でアメリカ軍の無人爆撃機が同国治安部隊を誤爆。警官16人が死亡、2人が負傷[206]。
- 7月24日
- アフガニスタン、カブールで自動車爆弾による自爆テロ。少なくとも35人が死亡、42人が負傷[207]。
- モルディブのアブドゥラ・ヤミーン大統領、国会を封鎖し議員の出入りを禁じた。自らの不信任決議を阻止するためと見られている[208]。
- パキスタン、パンジャーブ州ラホールで自爆テロ事件。26人が死亡、50人以上が負傷。パキスタン・ターリバーン運動が犯行声明を出している[209]。
- 7月25日
- メキシコ、ゲレーロ州アウアクオツィンゴで武装集団が政府の助成金を積んだ現金輸送車の車列を襲撃し、警察官5人、銀行の従業員2人が死亡[210]。
- アフガニスタン、カンダハール州ハクレズの陸軍基地がターリバーンの襲撃を受け、兵士26人が死亡。国防省の発表によれば、ターリバーン側も80人ほどが死亡。住民の証言では、30台の車両に乗った数百人ほどの軍勢が襲撃したという[211]。
- インドネシア、北カリマンタン州タラカンを出港した船が沖合で転覆。少なくとも8人が死亡[212]。
- ボツワナのペロノミ・ベンソン・モイトイ外相、中国が反対しているダライ・ラマ14世のボツワナ訪問を認める考えを示した。その後、8月11日にダライ・ラマ側から健康悪化を理由に辞退する声明が発表[213][214]。
- 7月27日
- ウクライナ政府、かつてオデッサ州知事だったミヘイル・サアカシュヴィリ前ジョージア大統領のウクライナ国籍を剥奪[215]。
- フィリピン、マニラのラモン・マグサイサイ賞財団はマグサイサイ賞にカンボジアのアンコール遺跡群の保存修復に尽力した石澤良昭上智大教授など5個人、1団体を選出したと発表[216]。
- イラン、人工衛星が打ち上げ可能な国産ロケット「シモルグ」の打ち上げ試射に成功[217]。
- メキシコ、タマウリパス州ヌエボ・ラレドの民家の玄関先に9人の他殺体が遺棄されているのが発見。メッセージが添えられており、麻薬密輸に関わる報復行為と見られている[218]。
- ナイジェリア、ボルノ州マグメリ近辺でナイジェリア国営石油公社とマイドゥグリ大学の石油探査チームがボコ・ハラムの襲撃を受け、30日までに69人以上が死亡していると発表[219]。
- 7月28日
- ドイツ、ハンブルクのスーパーで男が大型の包丁を手に買い物客を無差別に襲撃。1人が死亡、6人が負傷。犯人は逃走するも追跡され取り押さえられる。犯人はアラブ首長国連邦出身の26歳の男であると発表[220]。→詳細は「en:2017 Hamburg attack」を参照
- スペイン、バルセロナ・フランサ駅で、サン・ビセン・デ・カルデース発の列車がホームに止まり切らず、線路端の緩衝器に激突。1人の重傷を含む54人が負傷[221]。
- アメリカ政府、27日に行われたイランのロケット発射を受けて、イラン系企業6社の資産を凍結[222]。
- 世界自動車大手各社の2017年上半期の販売実績がこの日までに出そろい、ルノー・日産自動車連合と三菱自動車が、トヨタ自動車や独フォルクスワーゲンを抜いて、売り上げ首位。ルノー・日産が首位に立つのは、初めて[223]。
- ドイツ、ハンブルクのスーパーで男が大型の包丁を手に買い物客を無差別に襲撃。1人が死亡、6人が負傷。犯人は逃走するも追跡され取り押さえられる。犯人はアラブ首長国連邦出身の26歳の男であると発表[220]。
- 7月29日
- 7月30日
- 7月31日
8月
[編集]- 8月1日
- 8月2日
- タイの最高裁、2008年10月にバンコクで起こった反政府デモ隊と警官隊との衝突での死傷事件で、職権乱用の罪で告訴されたソムチャーイ・ウォンサワット元首相ら4人に無罪判決を下した[238]。
- トランプ大統領が対ロシア制裁強化法案に署名し、同法が成立[239]。
- 南シナ海で海上自衛隊と共同訓練をしているアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ステザムに搭乗していた海軍兵士1人が行方不明になっていることが発表[240]。
- フィリピンにおけるHIVの感染例が2010〜2016年の間に140%増加と、減少傾向にある他のアジア太平洋地域と比べて飛躍的に上昇していることが国連と同国が提出した報告書で明らかになる[241]。
- ポルトガル、リスボン近郊のビーチで小型飛行機が墜落。日光浴中だった8歳の女児と男性が死亡[242]。
- 8月3日
- 8月4日
- 8月5日
- アフガニスタン、サーレポル州にあるミルザワラング村をターリバーンとISILの共同軍が襲撃。50人以上が死亡[249]。
- 国際連合安全保障理事会、北朝鮮の石炭、鉄、鉄鉱石、鉛、鉛鉱石、海産物の輸出を全面的に禁止するアメリカ提案の制裁決議を全会一致で採択[250]。
- ベネズエラ制憲議会、反体制派のルイサ・オルテガ・ディアス検事総長を解任。同日、関税同盟の南米南部共同市場はベネズエラの無期限資格停止を決定[251]。
- フィリピン、マニラで東南アジア諸国連合外相会議が開催。北朝鮮による相次ぐICBM発射で朝鮮半島の緊張が高まっていることに「重大な懸念」を示す緊急声明を発表[252]。
- 8月6日
- 8月7日
- 8月8日 - アフガニスタン、5日にターリバーン・ISIL共同軍に襲撃されたミルザワラング村の人質のうち235人が解放[258]。
- 8月9日
- 8月10日
- 8月11日
- 8月12日
- 8月13日
- エクアドル、ガラパゴス諸島サンクリストバル島の沖合で中国籍の漁船が拿捕。船内から絶滅危惧種のシュモクザメなどを含む6620匹、約300本のサメが押収された。ガラパゴス諸島の排他的経済水域内では中国の大漁船団の操業が確認され、エクアドル政府は中国大使に抗議。21日にはレニン・モレノ大統領が「ガラパゴス諸島の生態系のみならず、地球全体への犯罪だ」と非難した[268]。
- ネパールやインド、バングラデシュでモンスーンにより11日から洪水と地滑りが発生し、24日までに少なくとも1000人が死亡、100万人が避難している[269]。
- ブルキナファソ、首都ワガドゥグのカフェをイスラム過激派とみられる武装集団が襲撃、17人が死亡[270]。→詳細は「en:2017 Ouagadougou attack」を参照
- 8月14日
- 世界保健機関、4月から拡大しているイエメンでのコレラ感染で、死者は2000人近くに上り、約50万人が感染の疑いがあると報告[271]。
- シエラレオネの首都フリータウンで洪水と地滑りが発生し、19日までに441人が死亡。600人あまりが行方不明[272]。→詳細は「en:2017 Sierra Leone mudslides」を参照
- 8月15日
- 8月16日
- オバマ前大統領が12日に起こった暴動を受け、ネルソン・マンデラの言葉を引用して「生まれたときから肌の色や出自、信仰の違いを理由に他人を憎む人などいない」とツイッターに投稿。ツイッター史上最多となる320万の「いいね!」を獲得した[276]。
- コンゴ民主共和国、アルバート湖沿岸部で大雨による地滑りが発生。付近の漁村が飲み込まれ、死者は最大で250人に上ると見られている[277]。→詳細は「en:2017 DR Congo landslide」を参照
- フィリピン警察、14日からブラカン州12の自治体で行った大規模な一斉摘発で32人を射殺[278]。
- レバノン議会、レイプ加害者が被害者と結婚すれば免罪となる法律を撤廃[279]。
- 8月17日
- サウジアラビアのサルマーン国王、国交断絶しているカタールからの巡礼者がメッカへの大巡礼を行えるよう、同国との国境を開放するよう命じた[280]。
- スペイン、バルセロナのメインストリートであるランブラス通りで乱入した車が群衆に突進し、13人が死亡、100人以上が負傷した。犯人は現在も逃走中で、警察当局は凶器となったレンタカーを借りたモロッコ国籍の17歳の少年を重要参考人として顔写真を公開。名義を貸した兄を逮捕した。また、同日にカンブリスでも歩道を車が突進する事件があり、1人が死亡、6人が負傷。その後警察隊と銃撃戦になり、実行犯5人が射殺。この事件を受けてISILが犯行声明を出している[281]。→詳細は「2017年バルセロナテロ攻撃事件」を参照
- フィリピン警察、マニラ近辺で麻薬密売組織の容疑者25人を射殺[282]。
- ベネズエラ、アマソナス州プエルト・アヤクーチョの刑務所で暴動が発生し、37人が死亡[283]。
- 8月18日
- フィンランド、トゥルク中心街で刃物を持った男による無差別襲撃事件。2人が死亡、8人が負傷。実行犯であるモロッコ国籍の18歳の男はその場で拘束[284]。→詳細は「en:2017 Turku stabbing」を参照
- ベネズエラ制憲議会、国会から立法権を剥奪したと声明。マドゥロ大統領派のみで構成された制憲議会が三権を掌握した[285]。
- フィンランド、トゥルク中心街で刃物を持った男による無差別襲撃事件。2人が死亡、8人が負傷。実行犯であるモロッコ国籍の18歳の男はその場で拘束[284]。
- 8月21日
- 8月23日
- 8月25日
- アフガニスタン、カブールでシーア派のモスクが襲撃を受け、30人あまりが死亡、数十人が負傷。ISILが犯行声明[294]。
- スイス、ヴヴェイで行われたクララ・ハスキル国際ピアノコンクール最終選考で藤田真央が優勝。同コンクールでの日本人優勝者は坂上博子、河村尚子に続いて3人目[295]。
- タイ最高裁、米の買い上げ制度で巨額の損失を招いたとして職務怠慢容疑に問われたインラック・シナワット前首相が判決公判を欠席したため、逮捕状を出した。タイ貢献党関係者が、同氏は23日から24日にかけて国外へ逃亡したと答えている[296]。
- ミャンマー、ラカイン州マウンドーでロヒンギャの武装集団が複数の治安施設を襲撃。治安部隊員12人が死亡。武装集団側も59人が死亡[297]。
- 8月26日
- サウジアラビア主導の連合軍が25日にイエメン首都・サヌアで行った空爆で市民14人を誤爆したと発表[298]。
- ベルギー、ブリュッセルのエミール・ジャックマン通りで刃物を持った男が警戒中の兵士3人を襲撃。兵士2人が負傷。男は銃撃され、搬送先の病院で死亡。当局は単独犯によるテロ事件と表明した[299]。→詳細は「en:August 2017 Brussels attack:」を参照
- 8月27日
- グアテマラのジミー・モラレス大統領、国連との合意に基づき、同大統領の不正資金疑惑を調査していたグアテマラ無処罰問題対策国際委員会のイバン・ベラスケス・ゴメス委員長を国外退去処分にした。また、処分に反対したカルロス・ラウル・モラレス外相を更迭。モラレス外相は29日に訪日予定だった[300]。
- 南アフリカ、ヨハネスブルグの劇場で男が観客に向けて銃を乱射。1人が死亡、8人が負傷。男は逃亡中。当時劇場ではチャリティーコンサートが催されており、男は会場内で携帯電話を紛失したことに激怒して発砲したという[301]。
- 8月28日
- 8月29日
- 日本側の監視が強くなったことを理由にシー・シェパードが毎年行っている日本の調査捕鯨船への妨害活動を、今年は行わないことを表明[303]。
- 北朝鮮、平壌近郊の順安から弾道ミサイル1発が北東方向に発射され、飛距離約2700km、最高高度約550kmに達し、北海道襟裳岬東方約1180km、日本の排他的経済水域外である太平洋上に落下した。ミサイルは日本海上で3つに分離した可能性があり、小野寺五典防衛大臣は北朝鮮からの発射予告はなかったこと、ミサイルは軌道からロフテッド軌道ではなく、「火星12号」ではないかという見方を示している[304]。→詳細は「2017年8月29日の北朝鮮によるミサイル発射」を参照
- メキシコ、タバスコ州のある一軒家に、密入国の途中で業者に騙され閉じ込められていた中南米からの移民133人が保護される[305]。
- 8月30日
- 温帯低気圧に変わったハリケーン・ハービーがルイジアナ州に再上陸。これまでに少なくとも31人が死亡。テキサス州での避難者は3万2千人を超えている。ヒューストンのあるハリス郡は四分の一が水没し、アメリカ国立気象局ヒューストン支部は、29日午前9時での降水量は1252.7ミリと積算降水量が、同国本土での観測史上最高を記録したと発表。だが、その日の内に、シダーバイユーで1320ミリと記録を更新[306][307]。
- シリア人権監視団、シリア北部でアサド政権の部隊とISとの戦闘で29日以降で少なくとも政権側26人、IS側38人の計64人が死亡したと声明[308]。
- 国際移住機関、ロヒンギャ族との紛争が続くミャンマー・ラカイン州において、25日から約1万8千人のロヒンギャ族が隣国バングラデシュに越境していることを明らかにした[309]。
- 8月31日
- パキスタン、2007年のベーナズィール・ブットー元首相暗殺に関与した容疑で、パルヴェーズ・ムシャラフ元大統領の資産を差し押さえるよう命じた。ムシャラフ氏は昨年3月からドバイへ出国したままである[310]。
9月
[編集]- 9月1日
- コロンビアの左翼武装勢力、コロンビア革命軍が政府との和平合意に基づき合法政党「人民革命代替勢力」設立を宣言[311]。
- ナイジェリア、ベヌエ州で2週間前からの豪雨でベヌエ川が氾濫し、1日までに1人が死亡。州都マクルディで数千軒の家屋が浸水し、数万人が避難している[312]。
- ミャンマー、ラカイン州で25日から続くロヒンギャ族武装組織、アラカン・ロヒンギャ救世軍との戦闘で400人近い死者が出ていると声明。また5日には国際連合難民高等弁務官事務所が、バングラデシュに越境した難民の数が12万3600人に達していると声明[313][314]。
- 8月30日に太平洋上で発生した熱帯低気圧リディアが1日から2日にかけてバハ・カリフォルニア半島に上陸。被害はメキシコシティにまで及び、4人が死亡した[315]。
- 9月3日
- 9月4日
- 9月5日
- ナイジェリア保健省、ボルノ州マイドゥグリで発生したコレラにより、4日までに21人が死亡したと発表[321]。
- 9月6日
- 9月7日
- メキシコ、チアパス州でマグニチュード8.2の地震が発生。最も被害が大きかったオアハカ州フチタン・デ・サラゴサでは繁華街が丸ごと崩落するなど、2つの州で10日までに少なくとも90人以上が死亡[326][327]。→詳細は「チアパス地震 (2017年)」を参照
- メキシコ政府、北朝鮮の核実験強行に抗議し金炯吉駐メキシコ北朝鮮大使にペルソナ・ノン・グラータを通告。72時間以内に国外追放すると発表[328]。
- メキシコ、チアパス州でマグニチュード8.2の地震が発生。最も被害が大きかったオアハカ州フチタン・デ・サラゴサでは繁華街が丸ごと崩落するなど、2つの州で10日までに少なくとも90人以上が死亡[326][327]。
- 9月8日
- 9月9日
- YouTube、北朝鮮の宣伝サイト「わが民族同士」のアカウントを停止[332]。
- ウルグアイ、ラウル・センディック副大統領がTwitterで辞意を表明。同氏は公営石油会社・ANCAP総裁時に会社のキャッシュカードを私的利用していた嫌疑が浮上していた[333]。
- エジプト、ルクソール近郊のドゥラ・アブル・ナガ共同墓地から、新王国時代にアモン神に仕えた金細工職人の墓地が発見。職人の妻や子供のミイラが発掘された[334]。
- ハリケーン・イルマがキューバに上陸。カリブ海諸島でこれまでに25人が死亡。アメリカ、フロリダ州の630万人に避難命令が発布された[335]。
- 国際移住機関、ミャンマーからバングラデシュに流れてきたロヒンギャ族難民がこの日までに29万人に達したと声明。船が沈没し多数の死者が出ているという[336]。
- 9月10日 - ミャンマー、アラカン・ロヒンギャ救世軍が停戦を宣言するもミャンマー政府は無視する構え。バングラデシュのアブル・ハサン・マハムード・アリ外相は過去2週間で30万人、累計70万人のロヒンギャ族が同国に難民として流れており、ラカイン州でジェノサイドが行われているとの見方を示した[337][338]。
- 9月11日
- 国連安全保障理事会、北朝鮮に対する6度目の制裁決議を全会一致で採択。北朝鮮への石油精製品の供給、販売、移転に上限を定め、またコンデンセートや天然ガス液、繊維製品の全面禁輸、北朝鮮人労働者への就労許可発給の原則禁止などが定められた。ただ、金正恩朝鮮労働党委員長の資産凍結は見送られた[339][340]。
- グアテマラ、首都グアテマラシティで大規模な犯罪グループの摘発作戦を展開。170人あまりが逮捕[341]。
- シンガポール、次期大統領に前国会議長のハリマ・ヤコブが、唯一立候補の要件を満たし無投票で当選。シンガポールで初の女性大統領となる[342]。
- スペイン監察当局、Facebookが利用者の同意なく個人情報を収集して広告に利用していたとして同社に約1億5千万円の罰金を科す[343]。
- フォルクスワーゲン、2030年までに全車種を電気自動車やプラグインハイブリッドカーにすることを発表。ダイムラーもメルセデス・ベンツを2022年までに電動化する計画を発表[344]。
- ミャンマー、ロヒンギャ族の問題でゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権高等弁務官が「現状は民族浄化の典型例のように見える」と警告。同日、ダライ・ラマ14世がアウンサンスーチーに対し、平和的解決を求める書簡を送った[345][346]。
- 9月12日
- 8日のトロント国際映画祭で芸能活動を休止することを宣言したレディー・ガガが、自身のTwitterで線維筋痛症を患っていることを公表[347]。
- カンボジア、ラジオ・フリー・アジアが政府の圧力に伴い、プノンペン支局を閉鎖することを発表[348]。
- タイ捜査当局、2012年に警官をひき逃げし死亡させた容疑で、レッドブル創設者、チャリアオ・ユーウィッタヤーの孫を国際指名手配した。同氏はタイ有数の資産家として知られており、再三の出頭命令を拒否してきた[349]。
- ペルー政府はキム・ハクチョル駐ペルー大使にペルソナ・ノン・グラータを通告。5日以内に国外追放すると発表。核実験強行に抗議。メキシコに次いで2カ国目[350]。
- ベルギー、11日にアルフレッド・ガダンヌ ムスクロン市長が自宅近くで殺害された事件で、18歳の男を殺人の容疑で逮捕。男の父親が市の職員だったが、解雇され自殺したことが動機とされている[351]。
- 9月13日
- 国際オリンピック委員会はペルー、リマにて開催した第131次総会に於いて、2024年夏季オリンピックをパリ、2028年夏季オリンピックをロサンゼルスでそれぞれ開催することを委員の満場一致により正式決定した[352]。
- グテレス国連総長及び国連安全保障理事会、イギリス、スウェーデン両国の呼びかけで非公式会合を開き、ロヒンギャ族問題で暴力の激化を相次いで非難し、ミャンマー政府に事態の改善を要求。一方、エジプトが提案した難民の「帰還する権利」を発表に盛り込むことはミャンマー政府を支持している中国の反対で見送られた[353]。
- 赤十字国際委員会、イエメンでのコレラ感染の疑いがある者が64万7千人に上り、年末までに85万人に達するであろうという見方を示した。同国での死者は今週までに2065人に達している[354]。
- イスラエルのネタニヤフ首相、25日に行われるイラク北部クルド人自治区の独立を問う住民投票を控え、独立を支持することを表明[355]。
- ケニア、ナイロビにある女学校の寮が放火され、生徒9人が死亡。当局は同級生である14歳の少女を殺人の容疑で訴追[356]。
- ニュージーランド、2011年に当選した中国出身のジャン・ヤン議員が中国で軍事および諜報の訓練を受けていたことが発覚し、同国のスパイ疑惑が浮上している[357]。
- 9月14日
- イラク、南部ジーカール県ナーシリーヤ近郊の飲食店や検問所で武装集団による銃撃と車を使った自爆攻撃。15日までにイラン人7人を含む84人が死亡。93人が負傷。ISILが犯行声明[358]。
- タイ、南部ヤラー県で連続爆弾事件。兵士2人が死亡。27人が負傷[359]。
- 国際連合人道問題調整事務所、ニジェールの3か月にわたる豪雨で洪水の被害が拡大しており、6月以降、今月11日までに少なくとも50人が死亡、12万人近くが避難していると報告[360]。
- マレーシア、クアラルンプールにあるイスラム神学校で火災。25人が死亡。電気回路のショート、もしくは蚊取り装置が出火原因と見られている。現場の学校は窓に鉄格子があり、生徒らが逃げ遅れる原因となった。16日、警察当局は11〜18歳の少年7人を放火などの容疑で逮捕。少年たちは神学校の生徒にからかわれた恨みによる放火だと供述しているという[361][362]。
- 9月15日
- 9月16日
- オックスフォード大学研究チーム、バクシャーリー写本に記された黒い点が、人類最古の0の使用例であると発表。同写本は放射性炭素年代測定によって、これまでの推定よりも500年ほど早い3〜4世紀に制作されたと判明[367]。
- エジプト最高裁、国家機密をカタールに漏洩した罪でムハンマド・ムルシー前大統領に終身刑の判決[368]。
- コンゴ民主共和国、南キヴ州カマニョラで15日、隣国ブルンジの難民と軍が衝突。軍が発砲し難民36人が死亡したと国連コンゴ安定化派遣団が声明[369]。
- 9月17日
- 9月18日
- 9月19日
- メキシコ、首都メキシコシティに隣接するプエブラ州チアウトラ・デ・タピア7km西方で午後1時14分、M7.1の地震が発生。メキシコシティでは小学校が倒壊し、児童21人が死亡するなど、地震発生後72時間が経過した22日午後1時14分までに293人が死亡[375][376][377]。→詳細は「メキシコ中部地震」を参照
- ミャンマー、アウンサンスーチー国家顧問が首都ネピドーで国民向けに演説。ロヒンギャ族問題で国際的な調査を受け入れる用意があり、また難民の帰還にも前向きな姿勢を示した。この演説に陸慷中国外交部報道局長は評価を示す一方、グテレス国連事務総長は評価を保留し、ミャンマー政府の軍事活動停止を強く迫った[378][379][380]。
- メキシコ、首都メキシコシティに隣接するプエブラ州チアウトラ・デ・タピア7km西方で午後1時14分、M7.1の地震が発生。メキシコシティでは小学校が倒壊し、児童21人が死亡するなど、地震発生後72時間が経過した22日午後1時14分までに293人が死亡[375][376][377]。
- 9月20日 - 核兵器禁止条約の署名式典が国連本部で行われ、51カ国が署名[381]。
- 9月21日
- 9月22日
- 9月23日
- イラン国営テレビ、新型の中型弾道ミサイルの発射実験に成功したと報道。同局によれば発射されたミサイルは22日に行われた軍事パレードでお披露目された中型多弾頭型の「ホッラムシャフル」で、射程は2千kmだという[388]。
- サウジアラビア軍、イエメンの武装組織がサウジアラビア南部ハミース・ムシャイトに向けて弾道ミサイルを発射し、空軍がこれを迎撃したと発表。ハミース・ムシャイトにはサウジアラビアを主力とするアラブ連合軍がフーシ派の掃討作戦に用いている空軍基地がある[389]。
- バングラデシュ当局、ラカイン州からのロヒンギャ族難民の流入がほぼ治まったと発表。これまでに43万人が流入し、同州国境沿いのロヒンギャ族はほぼ全員が避難したと見られる[390]。
- 9月24日
- 9月25日
- 9月26日
- 9月27日
- 国連、これまで把握しきれなかった分を加算してバングラデシュに避難してきたロヒンギャ族の推計を、48万と修正[399]。
- 今月10日にアメリカに上陸したハリケーン・イルマでの死者が72人と判明。カリブ海諸島を含めると、少なくとも112人が死亡した[400]。
- イギリスとイラクの合同調査団、紀元前331年にアレキサンダー大王がペルシア遠征の際に建築し拠点としていたカラトガ・ダルバンドの場所をイラク北部・ランヤ近郊に特定したと発表[401]。
- イラク、25日に実施されたクルド人自治区の独立を問う住民投票で、クルド自治政府は独立支持が圧倒的多数に達したと発表。賛成票は92.73%、投票率は72.61%。投票結果に法的拘束力はない[402]。→詳細は「2017年クルディスタン地域独立住民投票」を参照
- ウクライナ、ヴィーンヌィツャ州カルィーニウカ近郊にある軍の武器庫が爆発。2人が負傷。3万人が一時避難。軍検察は破壊工作である可能性について捜査を開始したと発表[403]。
- タイ最高裁判所、国外に逃亡したインラック前首相に同氏不在のまま、禁錮5年の判決を言い渡した[404]。
- 平昌五輪公式HPに掲載された世界地図から日本列島と樺太が抜け落ちており、日本政府が訂正を要求。同日中に訂正[405]。
- ロシア、化学兵器禁止条約に基づき、国内の化学兵器廃棄が完了したと発表。同時に、アメリカを未だ履行していないと非難[406]。
- 9月28日
- ISIL、バグダーディー最高指導者の肉声録音とする音声を公開[407]。
- 国連安全保障理事会、ミャンマー・ロヒンギャ族の問題で公開会合。難民が50万人を突破したことを踏まえ、グテレス事務総長は「人道と人権における悪夢」とミャンマー政府に事態収拾を強く求めた。ベイリー米国連大使も、少数民族浄化だとミャンマー政府指導部を非難[408]。
- イラク、クルド人自治区の中心都市・アルビールの空港への全ての国際便運航を29日から停止することを発表。ターキッシュ エアラインズ、エジプト航空、ミドル・イースト航空などはすでに同政府の要請を受けて運航を停止[409]。
- バングラデシュのベンガル湾沖でロヒンギャ族を乗せたボートが転覆。少なくとも24人が死亡、40人以上が行方不明[410]。
- 9月29日
- 9月30日
- カナダ、アルバータ州エドモントンで車両暴走による襲撃事件。コモンウェルス・スタジアム付近で勤務中の警官を車で跳ね飛ばし、さらに下車して刃物で刺撃。そのまま逃走すると別の車で同市中心部に現れ、通行人に次々と激突した後、横転して身柄を拘束された。警官を含めて4人が負傷。実行犯は難民申請をしていたソマリア人で、自宅からはISILの旗が押収されている。ジャスティン・トルドー首相はテロ事件と断定[413]。→詳細は「en:2017 Edmonton attack」を参照
- スウェーデン、イェーテボリでネオナチ団体・スウェーデン抵抗運動600人による反ユダヤ集会が強行され、それを阻止すべく集まった反対派1万人と衝突。抵抗運動のリーダーら50人ほどが逮捕され、反対派数人が負傷[414]。
- カナダ、アルバータ州エドモントンで車両暴走による襲撃事件。コモンウェルス・スタジアム付近で勤務中の警官を車で跳ね飛ばし、さらに下車して刃物で刺撃。そのまま逃走すると別の車で同市中心部に現れ、通行人に次々と激突した後、横転して身柄を拘束された。警官を含めて4人が負傷。実行犯は難民申請をしていたソマリア人で、自宅からはISILの旗が押収されている。ジャスティン・トルドー首相はテロ事件と断定[413]。
10月
[編集]- 10月1日
- 2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件で59人死亡[415]。
- ワシントン・ポスト紙、昨年8月にエジプト沖で拿捕、押収された北朝鮮製対戦車ロケット弾約3万発の買い手がエジプト国内の企業だったと報道[416]。
- カメルーン、北西州、南西州といった旧イギリス領カメルーンの各都市で、分離独立派によるデモ隊と警察当局との衝突。少なくとも7人が死亡[417]。
- スペインのカタルーニャ州で独立を問う住民投票を実施。州政府は翌日未明に賛成票が9割に達したとしプッチダモン州首相が勝利宣言、ラホイ首相は住民投票そのものの存在を否定。投票を阻止すべく警察当局が投票所に実力行使に出るなど、92人が負傷[418][419]。
- フランス、マルセイユ・サン・シャルル駅で刃物による襲撃事件。2人が死亡。実行犯もその場で射殺。30代で犯罪歴があるという実行犯は、襲撃時に「アッラーフ・アクバル」と叫んでおり、ISILが犯行声明を出している[420]。
- 10月2日
- 10月4日
- カンボジア、カンボジア救国党所属の国会議員55人のうち半数近くが、ケム・ソカー党首の逮捕など当局の締め付け強化を避けるために国外逃亡したことが判明[423]。
- トルコ、ムーラ県の裁判所は、2016年トルコクーデター未遂事件でエルドアン大統領の暗殺を企てた罪に問われていた40人の被告について、うち複数の軍幹部を含む被告31人に対してはそれぞれ4回、残りの9人には1回の終身刑を下した。同事件の判決は初めて[424]。
- ロシア国防省、シリアへの空爆でシリア征服戦線の指揮官12名が殺害されたと発表。最高指導者のアブ・ムハンマド・ジャウラニも瀕死の重傷だという[425]。
- 10月5日
- 10月6日
- アメリカ国務省、サウジアラビアにTHAADミサイルを約1兆7000億円で売却することを承認したと発表[427]。
- フィリピン、ブラカン州サン・ホセ・デル・モンティで同市水道施設の200万リットル入り貯水タンクが破裂。家屋60軒が流され、翌日までに4人が死亡、44人が負傷[428]。
- 10月7日
- 10月8日
- 10月9日
- 10月10日
- アメリカ海軍のミサイル駆逐艦チェイフィーが西沙諸島付近を航行し、中国を牽制[435]。
- スペイン・カタルーニャ州のプッチダモン州首相が同州をカタルーニャ共和国とする独立宣言に署名。直後に凍結[436]。
- トルクメニスタンのグルバングル・ベルディムハメドフ大統領、これまで無料だったガス・電気・水道をはじめとする公共料金の支払いを、国民に義務付ける法律に署名[437]。
- マレーシア、シャー・アラム高等裁判所で金正男殺害事件の裁判が行われ、同氏遺体の顔面から致死量を超えるVXガスが検出されたことや、事件の2日前に被告が何者かに対して予行演習をしていたとみられる様子を防犯カメラが捉えていたことの証言があった[438]。
- メキシコ、ヌエボ・レオン州カデレイタ・ヒメネスの刑務所内で暴動。受刑者たちが看守を人質に取り放火。その後の鎮圧で受刑者13人が死亡、26人が負傷[439]。
- 10月12日
- 10月13日
- 国際連合教育科学文化機関、イリナ・ボコヴァ事務局長の後任を決める投票が行われ、オードレ・アズレ前フランス文化相が、ハマド・ビン・アブドルアジズ・カワリ前カタール文化相を破り当選[443]。
- トランプ大統領、ホワイトハウスでの演説でイランの核開発問題において、2015年に欧米諸国との間で交わした核開発を制限する見返りに経済制裁を解除する合意をイランが遵守しているとは認定できないと非難し、合意離脱を問う議会に通告。イスラム革命防衛隊への制裁強化を指示した一方、一部の議員が提唱していた同組織のテロ組織指定には至らなかった。演説を受けて、イラン・ロウハニ大統領は反発の姿勢を見せた[444][445]
- ケニア、大統領選の再投票を受けて各地でデモ隊が警察隊と衝突。野党・ライラ・オディンガ候補の地元ニャンザ州ボンドでは2人が警察に射殺。他にも銃撃された4人を含む20人ほどがキスムの病院に搬送されたという[446]。
- 10月14日
- 10月16日
- 米韓軍、日本海で空母ロナルド・レーガンなどが参加する合同軍事演習を開始[449]。
- パキスタン、連邦直轄部族地域クッラム管区で米軍所属と見られる軍事用無人航空機が武装組織の隠れ家を襲撃。20人が死亡。ターリバーンの一派、ハッカーニ・ネットワーク幹部を狙った攻撃と見られている[450]。
- フィリピンのデルフィン・ロレンザーナ国防相、ミンダナオ島での掃討作戦でISIL系過激派組織「アブ・サヤフ」指導者のイスニロン・ハピロンと、同じく「マウテ」指導者のマウテ兄弟の兄オマルを殺害したと発表[451]。
- マルタ、ジャーナリストのダフネ・カルーアナ・ガリジアが、セント・ポールズ・ベイ地区ビドニジャにある自宅付近で自動車爆弾に巻き込まれて死亡。同氏はパナマ文書を元にジョゼフ・ムスカット同国首相の妻がパナマに会社を置き、アゼルバイジャン首脳の親族からマルタでの銀行免許付与の見返りとして報酬を得ていた疑惑を報道していた[452]。同年12月4日、事件の容疑者10人が逮捕された[453]。
- 10月17日
- 10月18日
- 10月19日
- 10月20日
- アフガニスタンで、首都カブールやゴール州などのモスクが相次いで襲撃され、少なくとも72人が死亡[460]。
- エジプト、西方砂漠地帯のバハレイヤ・オアシスでイスラム過激派組織と軍・警察が交戦し、少なくとも35人が死亡。ハスム運動が犯行声明[461]。
- シリア民主軍、ISILが首都とするラッカの解放を正式に発表[462]。→詳細は「en:Battle of Raqqa (2017)」を参照
- ノルウェー、エルナ・ソルベルグ内閣が内閣改造。外相にイネ・エリクセン・スールアイデ国防相が就任し、シーヴ・イェンセン財務相と合わせて、内閣の三役に女性が揃うこととなった[463]。
- マラウイ、ブランタイヤで吸血鬼の疑いをかけられた男性2人が自警団に殺害され、警察当局は124人を逮捕。マラウイでは吸血鬼が儀式の血を集めているという迷信が伝播しており、夜間外出禁止令が出ている[464]。
- ポーランド、ウッチ県東ウッチ郡スタロワ・ウォラのショッピングモールで、男が刃物を振り回し買い物客を次々と襲撃し、女性1人が死亡、7人が負傷。男は現場付近で取り押さえられた[465]。
- 10月21日
- 10月22日
- 国連、バングラデシュに流入したロヒンギャ族難民が60万人を突破したと発表。依然多くの難民がナフ川流域に集まっているという[468]。
- 10月23日
- 10月25日
- クルド自治政府、先月25日に実施した独立の是非を問う住民投票の結果を「凍結」する意向を表明[472]。
- 10月26日
- 10月27日
- 10月28日
- 10月29日
- 10月30日
- 10月31日
11月
[編集]- 11月1日
- 11月2日
- トランプ米大統領、来年2月に任期が切れる連邦準備制度理事会理事長にジェローム・パウエル理事を指名[493]。
- スペイン検察当局、ベルギーに出国して出頭要請に応じなかったプチデモン前州首相ら前自治政府の閣僚5人の逮捕状を請求。翌3日に司法当局がこれに応じ、同氏らを国際指名手配に指名した[494]。
- 11月3日
- イヴァンカ・トランプ大統領補佐官が訪日[495]。
- アルゼンチン、アマド・ブドゥー前副大統領が資産隠蔽や資金洗浄の容疑で逮捕[496]。
- ソマリア、アメリカ軍の無人航空機・RQ-1 プレデターがISIL戦闘員に対して爆撃を行う。同地でのISIL攻撃は初めて[497]。
- 11月4日
- シリア、先日シリア軍が奪還したデリゾール近郊でISILの自動車爆弾による襲撃事件。避難民ら少なくとも75人が死亡、140人が負傷[498]。
- サウジアラビア、サルマーン王太子が指揮する汚職対策委員会が王子11人、現職の大臣4人、大臣経験者数十人を拘束。拘束された王子の中には、ムトイブ・ビン・アブドゥッラー国家警備相や富豪として知られるアル=ワリード・ビン・タラール王子なども含まれている[499]。
- サウジアラビア、首都リヤドを標的としたイエメン・フーシによる弾道ミサイル攻撃。上空で迎撃・破壊され、ミサイルの破片の一部がキング・ハーリド国際空港敷地内に落下[500]。
- レバノン、サード・ハリーリー首相、訪問先のサウジアラビアで国内のシーア派勢力の台頭によってスンニ派である自身の身に危険が及んだことを理由に辞任する意向を示した[501]。
- 11月5日
- 国際調査報道ジャーナリスト連合と加盟報道機関、タックス・ヘイヴン取引に関する約1340万件の電子文書群、「パラダイス文書」を公開[502]。→詳細は「パラダイス文書」を参照
- トランプ大統領が米軍横田基地に到着。基地駐留軍人に演説を行った後、霞ヶ関カンツリー倶楽部で安倍総理とゴルフを楽しんだ。翌日、赤坂迎賓館に
- 国際調査報道ジャーナリスト連合と加盟報道機関、タックス・ヘイヴン取引に関する約1340万件の電子文書群、「パラダイス文書」を公開[502]。