マット・デイモン

マット・デイモン
Matt Damon
Matt Damon
2024年
本名 マシュー・ペイジ・デイモン
Matthew Paige Damon[1]
生年月日 (1970-10-08) 1970年10月8日(54歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ
民族 アメリカ人
身長 178 cm
職業 俳優脚本家映画プロデューサー
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1988年 -
配偶者 ルシアナ・ボザン・バロッソ(2005年 - )
主な作品
青春の輝き』/『戦火の勇気
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
レインメーカー
プライベート・ライアン
ラウンダーズ』/『ドグマ
リプリー』/『オーシャンズ』シリーズ
ボーン』シリーズ /『ふたりにクギづけ
ブラザーズ・グリム』/『シリアナ
ディパーテッド』/『グッド・シェパード
インフォーマント!
インビクタス/負けざる者たち
ヒア アフター』/『トゥルー・グリット
アジャストメント』/『コンテイジョン
幸せへのキセキ』/『恋するリベラーチェ
エリジウム』/『インターステラー
オデッセイ』/『ダウンサイズ
フォードvsフェラーリ
スティルウォーター』/『最後の決闘裁判
AIR/エア
受賞
アカデミー賞
脚本賞
1997年グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
ベルリン国際映画祭
銀熊賞(芸術貢献賞)
2007年グッド・シェパード
銀熊賞(特別個人貢献賞)
1998年『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
放送映画批評家協会賞
オリジナル脚本賞
1997年『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
新人賞
1997年『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
アンサンブル演技賞
2023年オッペンハイマー
ジョエル・シーゲル博愛賞
2010年
ゴールデングローブ賞
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2015年オデッセイ
脚本賞
1997年『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
全米映画俳優組合賞
キャスト賞
2023年『オッペンハイマー』
その他の賞
備考
ハリウッド名声の歩道
テンプレートを表示

マット・デイモンMatt Damon)、本名マシュー・ペイジ・デイモンMatthew Paige Damon, 1970年10月8日 - )は、アメリカ合衆国俳優脚本家映画プロデューサー1998年、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー脚本賞を受賞した。

生い立ち

[編集]

マサチューセッツ州ケンブリッジにて、マシュー・ペイジ・デイモン(Matthew Paige Damon)として生まれる。父親のケント・テルファー・デイモンは株式仲買人、母親のナンシー・カールソン=ペイジはレスリー大学の教授[2]イングランドスコットランドフィンランドスウェーデンの血を引く。兄のカイルは彫刻家[3]

マットが2歳の時に両親は離婚し、ニュートンに引越す。1988年に高校卒業後、同年にハーバード大学に進学。

10代の頃より役者を志し、ハーバード大学在学中から端役で映画やテレビに出始め、結局大学は中退した。だがこの決断を後悔している[4]

キャリア

[編集]
2009年、第66回ヴェネツィア国際映画祭でのデイモン

1988年にジュリア・ロバーツ主演の『ミスティック・ピザ』で端役デビュー。1996年には『戦火の勇気』にヘロイン中毒患者の役で出演するため、2日間の撮影のために100日間で18キロの減量を行った[5][6]。この時の無理な減量のために数年の間、体調を崩すことになる[6]

無名時代、幼馴染のベン・アフレックと共に脚本を書くことを思いたち、授業用に書いた若き数学の天才に関する脚本を映画用として完成させる。しかし、映画化にはベンに見せた1992年から完成の1997年まで、長い年月と紆余曲折を要した。そして1998年、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』としてようやく映画化され、ベン・アフレックと共にアカデミー脚本賞を受賞、アカデミー主演男優賞にもノミネートされた。

2001年、ジョージ・クルーニーブラッド・ピットらと共演した『オーシャンズ11』に出演(2004年と2007年にも続編が公開された)。翌2002年にはアクション映画ボーン・アイデンティティー』が大ヒット、2004年には続編も作られ、2007年に公開のシリーズ3作目『ボーン・アルティメイタム』は2億ドルを超えるヒットとなった。

2007年、『フォーブス』誌が選ぶアメリカ映画出演料当たり興収のランキングでトム・ハンクストム・クルーズの2倍以上の高収益俳優としてトップに輝いた。また、『ピープル』誌が選ぶ、2007年の“最もセクシーな男”に輝いた。

2007年7月25日、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた。

2009年公開の『インビクタス/負けざる者たち』でフランソワ・ピナールを演じ、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。

人物・私生活

[編集]
海軍軍属と記念写真を撮るマット・デイモン。ハイチ人道支援に派遣された揚陸艦キアサージにて。

共演した女優と交際することが多く、これまでクレア・デインズ(『レインメーカー』で共演)、ミニー・ドライヴァー(『グッド・ウィル・ハンティング』で共演)、またウィノナ・ライダー[7]やモデルのブリジット・ホールらと交際。

2005年に『ふたりにクギづけ』撮影中にマイアミで知り合ったアルゼンチン人の女性ルシアナ・ボザン・バロッソと結婚し[8]、彼女の娘(アレクシア)の養父となる。また、2006年6月11日には実子の第一子となる長女(イザベラ)が[9]2008年8月20日には第二子となる次女(ジア)が[10]2010年10月20日には第三子となる三女(ステラ)が生まれた[11]

ケンブリッジで隣人として交流のあった歴史家、著述家で社会運動家のハワード・ジンの自伝的映画『You Can't Be Neutral on a Moving Train』と『民衆のアメリカ史(A People's History of the United States)朗読版』でナレーションを務めている。

第三世界での貧困阻止やAIDS撲滅[12]ダルフールなどでの大規模な残虐行為の阻止を呼びかけたり[13]と幅広く慈善活動を行っている。

金銭・逸話

[編集]

2002年1月、当時の恋人オデッサ・ウィットミアにクリスマスプレゼントとして45,000ドル(日本円で約590万円)のBMWを贈った。ウィットミアはこのお返しとして、映画館用の巨大なポップコーン製造機をデイモンに贈った。デイモンはさっそく、この業務用ポップコーン製造機を自宅の試写室に設置した[14]

2002年1月、大ヒットとなった犯罪コメディ映画『オーシャンズ11』のギャラとして同映画の興行総収益の8%が後で支払われるという条件の下に、とりあえずは前金でわずかな手当てを受け取った。『オーシャンズ11』の興行総収益は国外での収益も含め5億ドルにも上り、デイモン自身に最終的に入るギャラの金額は2000万ドル(日本円で約26億4,000万円)にもなった可能性がある[15]

2008年1月、マイアミのレストランに入ったデイモンは520円くらいのコーヒーを1杯注文したが、帰り際に置いていったチップは10万円相当という[16]

2010年3月、ニューヨーク・デイリーニュース紙によると、ニューヨークのレストラン「スタントン・ソーシャル」で妻ルシアナと友人らと食事をし、400ドル(日本円で約3万6000円)ものチップを残した[17]

ジミー・キンメルとのエピソード

[編集]
  • コメディアンのジミー・キンメルが司会を務めるアメリカ合衆国のテレビ番組『ジミー・キンメル・ライブ!』では、デイモンのことをからかったり茶化したりするのが恒例になっている[18][19]
    • キンメルが毎番組終了時にその日の出演ゲストに感謝を述べた後、「(この後出演する予定だった)マット・デイモンには申し訳ないが時間が来てしまった」とコメントする定番のジョークがある(『オーシャンズ13』プレミアでも、レッドカーペットを歩く本人を取材のために呼び寄せておいてから同じジョークを決行した)。
    • デイモン本人もネタにされるのを楽しんでいる様子で、『ボーン・アルティメイタム』のパロディ予告編(ボーン役だけが番組の太ったメキシコ系出演者に差し替えられた)ではデイモンもボーンとして予告編中に登場し、キンメルに対して悪態をついた。晴れてゲストとして番組に招かれた時には、キンメルが(出演映画のタイトルをひとつひとつ読み上げるなど)デイモンの経歴紹介に延々と時間を費したため、本人が登場した途端にやはり終了時間が来てしまい、スタッフロールの流れる中、キンメルに激怒してセットを出ていった。「本当に怒ったのかも」と多くの視聴者に勘違いさせるほどの鬼気迫る演技であった。
    • 2008年1月にはデイモンからキンメルに報復が為された。同番組にキンメルの恋人(当時)のコメディアンサラ・シルバーマンがゲスト出演した時、シルバーマンは「告白することがある」と言い、デイモンとノリノリで"I'm fucking Matt Damon"(「私、マット・デイモンとヤッてるの」)とデュエットするビデオクリップを流す[18]。同ビデオは評判となり、動画投稿サイトなどでも爆発的なアクセス数増加を見せ、同年のエミー賞ではシルバーマンが最優秀オリジナル歌曲賞と編集賞を受賞。その後の放送で、キンメルは替え歌として「僕アフレックとヤッてるんだ」というビデオクリップを流した。アフレック本人を始め、ブラッド・ピットロビン・ウィリアムズキャメロン・ディアスハリソン・フォードなど、数多くのスターが出演したことで更に話題を呼んだ。
  • 『ジミー・キンメル・ライブ!』の番組内のみならず、2024年の第95回アカデミー賞では司会を務めたキンメルだが、テレビ放映の最終場面で『落下の解剖学』に出演した犬がデイモンのハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星の上に小便をするシーンが放送された[19]

主な出演作品

[編集]

※役名の太字表記は主演。

映画

[編集]
題名 役名 備考 吹替
1988 ミスティック・ピザ
Mystic Pizza
スチーマー 子安武人
1992 青春の輝き
School Ties
チャーリー・ディロン 鳥海勝美
1993 ジェロニモ
Geronimo: An American Legend
ブリットン・デイヴィス 平田広明
1994 ワイルド・メン
The Good Old Boys
コットン テレビ映画
1996 グローリー・デイズ〜旅立ちの日〜
Glory Daze
エドガー カメオ出演
テレビ映画
戦火の勇気
Courage Under Fire
イラリオ 平田広明(ソフト版)
鳥海勝美(フジテレビ版)
宮本充テレビ朝日版)
1997 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
Good Will Hunting
ウィル・ハンティング 兼脚本
アカデミー脚本賞受賞
アカデミー主演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート
宮本充(ソフト版)
石田彰(機内上映版)
レインメーカー
The Rainmaker
ルディ・ベイラー 平田広明
チェイシング・エイミー
Chasing Amy
ショーン・オラン カメオ出演 藤原啓治
1998 ラウンダーズ
Rounders
マイク・マクダーマット 宮本充
プライベート・ライアン
Saving Private Ryan
ジェームズ・フランシス・ライアン二等兵 平田広明(ソフト版)
草尾毅(テレビ朝日版)
1999 リプリー
The Talented Mr. Ripley
トム・リプリー 石田彰(ソフト版)
水島裕(テレビ朝日版)
ドグマ
Dogma
ロキ 平田広明
2000 小説家を見つけたら
Finding Forrester
スティーブン・サンダーソン カメオ出演
すべての美しい馬
All the Pretty Horses
ジョン・グレイシー・コール
バガー・ヴァンスの伝説
The Legend of Bagger Vance
ラナルフ・ジュナ 三木眞一郎(ソフト版)
神奈延年(機内上映版)
タイタンA.E.
Titan A.E.
ケール 声の出演 平田広明
2001 マジェスティック
The Majestic
ルーク・トリンブル
オーシャンズ11
Ocean's Eleven
ライナス・コールドウェル 竹若拓磨(ソフト版)
桐本琢也(フジテレビ版)
ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲
Jay and Silent Bob Strike Back
本人 カメオ出演 平田広明(ソフト版)
不明(Netflix版)
2002 コンフェッション
Confessions of a Dangerous Mind
マット
ボーン・アイデンティティー
The Bourne Identity
ジェイソン・ボーン 平田広明(ソフト版)
三木眞一郎(フジテレビ版)
きれいな涙 スピリット
Spirit: Stallion of the Cimarron
スピリット 声の出演 中村俊介
GERRY ジェリー
Gerry
ジェリー 兼脚本・編集
恋の方程式 あなたのハートにクリック2
The Third Wheel
ケヴィン カメオ出演
日本劇場未公開
2003 ふたりにクギづけ
Stuck On You
ボブ・テナー 草尾毅
2004
Howard Zinn: You Can't Be Neutral on a Moving Train
ナレーター 声の出演
オーシャンズ12
Ocean's Twelve
ライナス・コールドウェル 竹若拓磨(ソフト版)
桐本琢也(日本テレビ版)
ボーン・スプレマシー
The Bourne Supremacy
ジェイソン・ボーン 平田広明(ソフト版)
中村繁之(日本テレビ版)
世界で一番パパが好き!
Jersey Girl
PR カメオ出演
ユーロトリップ
EuroTrip
ドニー 日本劇場未公開
2005 ウォーキング・オン・ザ・ムーン 3D
Magnificent Desolation: Walking on the Moon 3D
アラン・シェパード 声の出演
シリアナ
Syriana
ブライアン・ウッドマン 鳥畑洋人
ブラザーズ・グリム
The Brothers Grimm
ウィル・グリム(ヴィルヘルム・グリム 東地宏樹
2006 グッド・シェパード
The Good Shepherd
エドワード・ウィルソン 宮本充
ディパーテッド
The Departed
コリン・サリバン 竹若拓磨
2007 オーシャンズ13
Ocean's Thirteen
ライナス・コールドウェル 竹若拓磨(ソフト版)
桐本琢也(フジテレビ版)
ボーン・アルティメイタム
The Bourne Ultimatum
ジェイソン・ボーン 平田広明(ソフト版)
三木眞一郎(フジテレビ版)
コッポラの胡蝶の夢
Youth Without Youth
テッド・ジョーンズ / ライフ・マガジンのレポーター カメオ出演
2008 チェ 39歳 別れの手紙
Che: Part Two
シュワルツ神父
2009 崖の上のポニョ
Ponyo
耕一 声の出演(英語版) 長嶋一茂(原語版の声優)
インフォーマント!
The Informant!
マーク・ウィテカー ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート 小森創介
インビクタス/負けざる者たち
Invictus
フランソワ・ピナール アカデミー助演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート
加瀬康之
2010 グリーン・ゾーン
Green Zone
ロイ・ミラー 平田広明
ヒア アフター
Hereafter
ジョージ・ロネガン 内田夕夜
トゥルー・グリット
True Grit
ラ・ビーフ 平田広明
インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
Inside Job
ナレーター ドキュメンタリー映画 内田夕夜(Netflix版)
2011 アジャストメント
The Adjustment Bureau
デヴィッド・ノリス 平田広明
コンテイジョン
Contagion
ミッチ・エンホフ 内田夕夜
マーガレット
Margaret
アーロン 日本劇場未公開 (吹き替え版なし)
ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊
Happy Feet Two
ビル 声の出演 日村勇紀
幸せへのキセキ
We Bought a Zoo
ベンジャミン・ミー 東山紀之
2012 プロミスト・ランド
Promised Land
スティーヴ・バトラー 兼脚本・製作 内田夕夜
2013 エリジウム
Elysium
マックス・ダ・コスタ 土田大
ゼロの未来
The Zero Theorem
マネージメント 堀内賢雄
恋するリベラーチェ
Behind the Candelabra
スコット・ソーソン (吹き替え版なし)
2014 ミケランジェロ・プロジェクト
The Monuments Men
ジェームズ・グレンジャー 咲野俊介
インターステラー
Interstellar
マン博士 土田大
2015 オデッセイ
The Martian
マーク・ワトニー ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
アカデミー主演男優賞ノミネート
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 2015・主演男優賞受賞[20]
エンパイア賞 2016・男優賞受賞 [21]
神奈延年
2016 ジェイソン・ボーン
Jason Bourne
ジェイソン・ボーン 兼製作 平田広明(ソフト版)
三木眞一郎(BSテレ東版)
グレートウォール
The Great Wall
ウィリアム・ガリン 平田広明
2017 ダウンサイズ
Downsizing
ポール・サフラネック
サバービコン 仮面を被った街
Suburbicon
ガードナー・ロッジ 加瀬康之
マイティ・ソー バトルロイヤル
Thor: Ragnarok
ロキ役者 カメオ出演(クレジットなし) 中村章吾
2018 デッドプール2
Deadpool 2
白人労働者 カメオ出演(クレジット:ディッキー・グリーンリーフ こばたけまさふみ
アンセイン 〜狂気の真実〜
Unsane
ファーガソン刑事 内田夕夜
オーシャンズ8
Ocean's Eight
ライナス・コールドウェル カメオ出演(出演シーンカット)
2019 フォードvsフェラーリ
Ford v Ferrari
キャロル・シェルビー 平田広明
ジェイ&サイレント・ボブ リブートを阻止せよ!
Jay and Silent Bob Reboot
ロキ カメオ出演
2021 クライム・ゲーム
No Sudden Move
マイク・ローウェン 内田夕夜
スティルウォーター
Stillwater
ビル・ベイカー 平田広明
最後の決闘裁判
The Last Duel
ジャン・ド・カルージュ英語版 兼脚本・製作総指揮
2022 ソー:ラブ&サンダー
Thor: Love and Thunder
ロキ役の役者 中村章吾
2023 AIR/エア
Air
ソニー・ヴァッカロ 兼製作
ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
内田夕夜
オッペンハイマー
Oppenheimer
レズリー・グローヴス 平田広明
2024 ドライブアウェイ・ドールズ
Drive-Away Dolls
ゲイリー・チャネル上院議員 内田夕夜
ブルー きみは大丈夫
IF
サニー 声の出演 平田広明
インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜
The Instigators
ローリー 兼製作
2026
The Odyssey
TBA
TBA
RIP
TBA Netflixオリジナル映画

テレビ

[編集]
題名 役名 備考 吹替
2001-2005, 2015
Project Greenlight
本人 兼製作総指揮
2002 ふたりは友達? ウィル&グレイス
Will & Grace
オーウェン 第4シーズン第16話「A Chorus Lie
2002, 2018 サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
本人 / ホストブレット・カバノー 計3話出演
2006- ジミー・キンメル・ライブ!
Jimmy Kimmel Live!
本人 計26話出演
2009 アントラージュ★オレたちのハリウッド
Entourage
第6シーズン第12話「いざイタリアへ」
2010-2011 30 ROCK/サーティー・ロック
30 Rock
キャロル・バーネット 計4話出演
2014 危険な時代に生きる
Years of Living Dangerously
本人 第8回「待ち受ける未来」 土田大
2016
The Runner
製作総指揮
インコーポレイテッド
Incorporated
2019-2022 CITY ON A HILL/罪におぼれた街
City on a Hill
2024
We Were the Lucky Ones

日本語吹き替え

[編集]

主に担当しているのは、以下の人物である。

平田広明
ジェロニモ』で初担当。以降は大半の作品を担当し、最も多く吹き替えている。
平田自身も、吹き替えがやりやすい役者、好きな役者について問われた際にはデイモンの名を挙げており、「この人はこうやりたいんだというのが明らかに伝わってくる役者さん。自分の意思が乗せられる」と語っている。自身が演じた中でも特に好きなデイモンの出演作には『ボーン』シリーズを挙げ、同シリーズで吹き替えを務めた際のことについて「セリフが少なくて大好きでしたね。彼の演技だけじゃなくて脚本やカメラも含めてなんでしょうけど、何をしたいかっていう意思と緊迫感が伝わってくるので、そこに自分を投影しやすい。シチュエーションが自分の頭の中で理解できるんです。ストレートにメッセージが伝わってくるのでやってて楽しかった」と振り返りつつ、喜びを語った[22]
声優が素顔や裏話を披露するスターチャンネルの番組「VOICE IN FOCUS」にデイモンの吹き替えを持ち役とする役者として出演し、思い入れを語ったこともある[23]
内田夕夜
ヒア アフター』で初担当。2010年に入ってからは、上述した平田と並んで多く吹き替えている。
三木眞一郎
バガー・ヴァンスの伝説』(ソフト版)で初担当。主に『ボーン』シリーズのフジテレビ版などを吹き替え、高視聴率を記録したことでデイモンの吹き替え担当の一人として知られている[24]。同シリーズの4作目に関しては、BSテレ東の映画番組がフジテレビ版の配役を引き継ぎ新録を行ったことで再登板が実現した。三木自身も再演について喜びを語っている[25]

このほかにも、竹若拓磨宮本充桐本拓哉土田大鳥海勝美草尾毅なども複数回、声を当てている。

脚注

[編集]
  1. ^ “Monitor”. Entertainment Weekly (Time Inc.) (1228/1229): p. 23. (Oct 12–19, 2012) 
  2. ^ Matt Damon Full Biography”. Hollywood.com. 2013年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月5日閲覧。
  3. ^ Matt Damon Animated for Arthur”. Animation Magazine. 2007年9月5日閲覧。
  4. ^ Koltnow, Barry (December 5, 1999). "Looking for Mr. 'Good' Guy". 'The Orange County Register.
  5. ^ Matt Damon bio: The Bourne Ultimatum Actor”. Tribute.ca. 2007年9月3日閲覧。
  6. ^ a b Weight loss left Damon feeling like a "wreck"”. YahooIndia. 2007年9月3日閲覧。
  7. ^ Reiter, Amy (2000年4月26日). “Rearview window”. Salon.com. http://archive.salon.com/people/col/reit/2000/04/26/np_wed/index.html 
  8. ^ Matt Damon, fiancee wed”. USA Today (2005年12月9日). 2008年6月5日閲覧。 “Matt Damon married girlfriend Luciana Bozan in a private ceremony Friday in New York City, his publicist said”
  9. ^ Matt Damon's a daddy”. CNN (2006年6月12日). 2008年6月5日閲覧。
  10. ^ マット・デイモンに女児誕生、3児のパパに”. AFPBB News (2008年8月21日). 2008年8月21日閲覧。
  11. ^ “マット・デイモンの妻、女の子を出産!”. Movie Walker. (2010年10月24日). https://moviewalker.jp/news/article/17954/ 2021年9月18日閲覧。 
  12. ^ “Matt Damon urges funding for AIDS overseas”. USA Today. (2006年5月11日). http://www.usatoday.com/life/people/2006-05-11-damon_x.htm 2011年9月21日閲覧。 
  13. ^ “「オーシャンズ13」出演者、ダルフール難民支援呼びかけ”. ロイター. (2007年5月25日). http://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-26138920070525 2011年9月21日閲覧。 
  14. ^ “M・デイモン、恋人にBMWをプレゼント”. シネマトゥデイ. (2002年1月7日). https://www.cinematoday.jp/news/N0001353 2013年3月1日閲覧。 
  15. ^ “M・デイモン、『オーシャンズ11』のギャラはいかに?”. シネマトゥデイ. (2002年1月25日). https://www.cinematoday.jp/news/N0001425 2013年3月1日閲覧。 
  16. ^ “マット・デイモン、コーヒー1杯に10万円!”. シネマトゥデイ. (2008年1月17日). https://www.cinematoday.jp/news/N0012537 2013年3月1日閲覧。 
  17. ^ “太っ腹マット・デイモン、レストランで3万6,000円のチップ”. シネマトゥデイ. (2010年3月25日). https://www.cinematoday.jp/news/N0023328 2013年3月1日閲覧。 
  18. ^ a b Calder, Emma (2017年2月28日). “Jimmy Kimmel vs Matt Damon: The Complete Feud”. Empire. 2024年11月6日閲覧。
  19. ^ a b Caruso, Skylar (2024年3月11日). “A Timeline of Matt Damon and Jimmy Kimmel's 'Feud'”. People. 2024年11月6日閲覧。
  20. ^ 作品賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』!ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞発表”. シネマトゥデイ (2015年12月2日). 2015年12月2日閲覧。
  21. ^ “『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が最多受賞!2016年エンパイア賞発表”. シネマトゥデイ. (2016年3月25日). https://www.cinematoday.jp/news/N0081370 2016年3月25日閲覧。 
  22. ^ 第1回 平田広明×安藤瞳 【ふきカエルインタビュー】 『アリス イン ワンダーランド』との出会い”. ふきカエル大作戦!!. 2023年12月1日閲覧。
  23. ^ VOICE IN FOCUS<平田広明>”. スターチャンネル. 2024年2月4日閲覧。
  24. ^ ダークボのふきカエ偏愛録 #73 これが洋画劇場の平常心!”. 吹替キングダム (2022年10月3日). 2024年2月5日閲覧。
  25. ^ 映画「ジェイソン・ボーン」新録吹き替え版、放送決定 三木眞一郎、大塚明夫、浪川大輔らが参加”. TV LIFE (2022年10月3日). 2024年2月5日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]