ヤニック・シナー
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2024年全米オープンでのヤニック・シナー | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | イタリア | |||
出身地 | 同・サン・カンディド | |||
生年月日 | 2001年8月16日(23歳) | |||
身長 | 191cm | |||
体重 | 77kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2018年 | |||
ツアー通算 | 19勝 | |||
シングルス | 18勝 | |||
ダブルス | 1勝 | |||
生涯獲得賞金 | 37,238,688 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 優勝(2024) | |||
全仏 | ベスト4(2024) | |||
全英 | ベスト4(2023) | |||
全米 | 優勝(2024) | |||
優勝回数 | 2(豪1・米1) | |||
国別対抗戦最高成績 | ||||
デビス杯 | 優勝(2023・24) | |||
ATP杯 | ラウンドロビン(2022) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 1位(2024年6月10日) | |||
ダブルス | 124位(2021年9月27日) | |||
2024年12月16日現在 |
ヤニック・シナー (Jannik Sinner, 英語発音: /ˈjænɪk ˈsɪnər/[1]; 2001年8月16日 - ) は、イタリア・サン・カンディド出身の男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス1位、ダブルス124位。これまでにATPツアーでシングルス18勝、ダブルス1勝を挙げている。身長191cm、体重77kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
選手経歴
[編集]ジュニア時代
[編集]2歳半で初めてラケットを握り[2]、3歳の頃にテニスを始めた。しかし、幼少期はイタリアスキーのジュニアチャンピオンに輝いた功績を持つほどスキーに熱中し、テニスに本格的に取り組むのは13歳になってからであった[3][4]。
2019年 NextGenファイナルズ初優勝 トップ100入り
[編集]2月のベルガモ・チャレンジャーの決勝で、ロベルト・マルコーラを2-0で下し、2001年生まれ以降では初めてとなるATPチャレンジャーツアーシングルス初優勝を達成[5]。3月にはITFフューチャーズのトレントとプーラで優勝した。
4月のハンガリー・オープンで予選を勝ち上がり本戦入りし、ATPツアーデビューを果たした。初戦はマーテー・ヴァルクスを2-1で下しATPツアー初勝利。2回戦ではラスロ・ジェレ相手に0-2で敗れた。翌週のオストラヴァ・チャレンジャーでキャリア2度目となるチャレンジャー決勝進出となったが、カミル・マイフシャクにストレート負けし準優勝となった。
5月のBNLイタリア国際でワイルドカードで本戦入りし、マスターズ1000初出場。1回戦でスティーブ・ジョンソンを2-1で下しマスターズ初勝利。2回戦でステファノス・チチパスに0-2で敗れた。ウィンブルドン選手権は予選1回戦でアレックス・ボルトに1-2で敗れ初戦敗退となった。8月初旬のレキシントン・チャレンジャーの決勝でボルトに2-1で勝利し、2回目のチャレンジャー優勝を果たした。同月下旬の全米オープンでは予選3試合を勝ち上がり、グランドスラム本戦初出場を果たした[6]。1回戦で第23シードのスタン・ワウリンカに1-3で敗れた。
10月のヨーロピアン・オープンでは2回戦でガエル・モンフィスを2-0で破り、対トップ50初勝利を挙げた[7]。この大会では準決勝進出を果たしたが、ワウリンカにストレート負けした。翌週のエルステ・バンク・オープン1回戦でフィリップ・コールシュライバーを下したことにより、シングルス世界ランクトップ100入りを果たした。
11月初旬のNext Gen ATPファイナルズではワイルドカード出場し、決勝進出[8]。決勝ではアレックス・デミノーをストレートで下し優勝した[9]。
2020年 ツアー初優勝 トップ50入り
[編集]全豪オープンでは初戦のマックス・パーセルをストレート勝ちし、グランドスラム初勝利を挙げた。2回戦はマートン・フチョビッチにストレート負けした。2月のABNアムロ世界テニス・トーナメントでは2回戦でダビド・ゴファンを2-0で下し対トップ10初勝利を挙げた。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行によるツアー中断中、7月のbett1 ACES(エキシビション)に参加。第一トーナメントでは、準々決勝のトミー・ハースを2-1で下したが、準決勝のドミニク・ティームに0-2で敗れた。続く第二トーナメントでは、準々決勝のカレン・ハチャノフ、準決勝のロベルト・バウティスタ・アグートをともに2-0で下したが、決勝で再びティームと対戦して0-2で敗れた。
9月の全米オープン、1回戦のハチャノフにセットカウント2-0でリードしていたものの、逆転負けを喫した。BNLイタリア国際の2回戦では当時6位のステファノス・チチパスにフルセットで勝利、同大会は3回戦のグリゴール・ディミトロフにフルセットで敗れた。
10月の全仏オープンでは、1回戦で第11シードのゴファンを、4回戦で世界ランク7位のアレクサンダー・ズベレフを破り、ベスト8進出を果たした。この全仏ベスト8入りは2006年のノバク・ジョコビッチ以来の若さである。また全仏初出場ベスト8も2005年のラファエル・ナダル以来である[10]。準々決勝では第2シードのナダルにストレートで負けた。同月行われたbett1HULKS選手権では準決勝アレクサンダー・ズベレフに0-2で敗れベスト4。
11月のソフィア・オープンではヒュースラー、デミノー、マナリノらを下し、ATPツアーで初めて決勝進出。決勝ではバセク・ポスピシルにフルセットの末勝利し、ツアー初優勝を達成した[11]。
2021年 マスターズ準優勝 ATPファイナルズ初出場 トップ10入り
[編集]1月にアデレードのエキシビジョンマッチに参加。クライノビッチとジョコビッチとそれぞれ1セットマッチで対戦したが、それぞれ3-6, 3-6で敗れた[12]。2月にメルボルンで行われたグレート・オーシャン・ロード・オープンではブキッチ、ベデネ、ケツマノビッチを全て2-0で下すと、準決勝はハチャノフと対戦。3時間を超えるフルセットゲームの末、7-6, 4-6, 7-6でシナーが勝利した。決勝ではトラヴァーリャを7-6, 6-4で下し、ATPツアー2勝目を挙げた[13]。19歳でのツアー2勝目はアレクサンダー・ズベレフ以来である。
全豪オープンでは1回戦で第11シードのデニス・シャポバロフと初対戦して、フルセットの末に敗退。マッチ連勝が10でストップした。3月のマイアミ・オープンではカレン・ハチャノフらを敗った後、準決勝でロベルト・バウティスタ・アグートを下し、初のATPマスターズ1000決勝進出を果たした[14]。しかし、決勝ではフベルト・フルカチュに6-7(4), 4-6で敗れ、準優勝に留まった。
全仏オープンでは4回戦まで進出したが、ラファエル・ナダルに敗れた。ウィンブルドンでは初の本戦入りを果たしたが、1回戦でマートン・フチョビッチに敗れた。ライリー・オペルカと組んだアトランタ・オープンでは決勝でスティーブ・ジョンソン (テニス選手) /ジョーダン・トンプソン組を破り、ダブルスツアー初優勝を果たした。シティ・オープンでは第5シードとして決勝までにエーミル・ルースヴオリ、セバスチャン・コルダ、ジェンソン・ブルックスビーなどの他の若手を下した。決勝でマッケンジー・マクドナルドを破り、ツアー3勝と初のATPツアー500タイトルを獲得。同トーナメント史上初のイタリア人優勝者であり、最年少のATPツアー500と最初の10代のチャンピオンを記録。2021年8月9日に世界ランキング15位を更新。
全米オープンでは3回戦でガエル・モンフィスを7-6(1), 6-2, 4-6, 4-6, 6-4のフルセットで下し、初の4回戦進出。4回戦ではズベレフに6–4, 6–4, 7–6(7)のストレートで敗れた。昨年ツアー初優勝を飾ったソフィア・オープンでは第1シードで出場し、決勝で全米オープンで対戦したモンフィスと再戦して勝利。同大会2連覇を達成し、ツアー4勝目を挙げた。
BNPパリバ・オープンでは3回戦でテイラー・フリッツにストレートで敗れた。ヨーロピアン・オープンでは第1シードとして出場し、1回戦で同郷のムゼッティをストレートで下すと、決勝まで1セットも落とさず勝ち上がり、決勝ではディエゴ・シュワルツマンを6-2, 6-2と圧倒しツアー5勝目を挙げた。11月になると世界ランキング9位を記録し、初のトップ10入りを果たした。パリ・マスターズでは初戦でスペインの新鋭カルロス・アルカラスに敗れた。
Nitto ATPファイナルズはレースランキングで9位になり、出場資格を獲得できなかったが、同ランキング6位の同胞マッテオ・ベレッティーニが第1試合を途中棄権したのちに大会を棄権したため[15]、代役として初出場を果たした。「レッド・グループ」に入り、フベルト・フルカチュに勝利したが、ダニール・メドベージェフに敗れ、1勝1敗でラウンドロビン敗退。年間最終ランキングは10位[16]。
デビスカップ・ファイナルズにイタリア代表として出場。ラウンドロビンではアメリカのジョン・イズナー、コロンビアのダニエル・エラヒ・ガランをそれぞれストレートで下した[17][18]。準々決勝でクロアチアと対戦し、マリン・チリッチに勝利するも[19]、ファビオ・フォニーニと組んで出場したダブルスはニコラ・メクティッチ/マテ・パビッチ組に敗れ[20]、ベスト8敗退となった[21]。
2022年 全豪・ウィンブルドン・全米ベスト8
[編集]ATPカップではイタリア代表として初出場。単複で活躍して、フランスとオーストリアに勝利するもロシア代表に敗れ、ラウンドロビン敗退。
全豪オープンでは第11シードで出場して、1回戦でジョアン・ソウザ、2回戦ではスティーブ・ジョンソン (テニス選手) 、3回戦ではダニエル太郎、4回戦では第32シードのアレックス・デミノーを破り、全豪オープン初のベスト8入り。準々決勝では第4シードのステファノス・チチパスに3-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れた。ドバイ・テニス選手権では準々決勝ではアンディ・マリーを下してホベルト・ホルカシュに敗れた。第11シードで迎えたBNPパリバ・オープンでは4回戦まで進出したがニック・キリオス戦を前に体調不良のために棄権したが、続くマイアミ・オープンでは4回戦でキリオスを下してリベンジを果たして、ベスト8入り。準々決勝ではフランシスコ・セルンドロ戦で1-4の時点で途中棄権。
クレーシーズンに入り、モンテカルロ・マスターズでベスト8入り。準々決勝でアレクサンダー・ズベレフに7-5, 3-6, 6-7(5)で敗れた。マドリード・オープンでは3回戦でフェリックス・オジェ=アリアシムに1-6, 2-6で敗退。BNLイタリア国際ではベスト8入りするも、準々決勝でステファノス・チチパスに6-7(5), 2-6で敗退。第11シードとして迎えた全仏オープンでは4回戦で第7シードのアンドレイ・ルブレフに6-1, 4-6, 0-2の時点で途中棄権をして、ベスト8入りを逃した。
芝シーズンに入り、イーストボーン国際ではトミー・ポールに初戦敗退するも、2022年ウィンブルドン選手権では第10シードとして出場し、1回戦でスタン・ワウリンカを7-5, 4-6, 6-3, 6-2で破り、大会初勝利を挙げた。2回戦ではマイケル・イマーを6-4, 6-3, 5-7, 6-2、3回戦では第20シードのジョン・イズナーを6-4, 7-6(4), 6-3で下して、4回戦ではお互い初のベスト8入りをかけて第5シードのスペインの新鋭カルロス・アルカラスと対決し、6-4, 6-1, 6-7(8), 6-3で勝利し、ウィンブルドン選手権初のベスト8入りを果たした。準々決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチと対決して、7-5, 6-2, 3-6, 2-6, 2-6の2セットを先取するも、フルセットの末に敗れた。
クロアチア・オープンでは決勝でアルカラスを6-7(5), 6-1, 6-1の逆転で下し、ツアー6勝目を挙げた。ナショナル・バンク・オープンではパブロ・カレーニョ・ブスタ、ウエスタン・アンド・サザン・オープンではオジェ=アリアシムにそれぞれ3回戦で敗退。そして迎えた全米オープンでは第11シードとして出場。準々決勝で第3シードのアルカラスと対決するも、3-6, 7-6(7), 7-6(0), 5-7, 3-6の5時間に及ぶフルセット熱戦の末に敗れた。今大会でベスト8入りしたことで、全グランドスラムでベスト8入りを記録した。
10月のソフィア・オープンでは準決勝でのホルガ・ルーネ戦中に足を捻ったことで7-5, 4-6, 2-5の時点で棄権した。同月末のエルステ・バンク・オープンで復帰してベスト8入り。準々決勝でダニール・メドベージェフに4-6, 2-6で敗れた。パリ・マスターズではマルクアンドレア・ヒュースラーに2-6, 3-6のストレートで初戦敗退。年間最終ランキングは15位。
2023年 マスターズ初優勝 ATPファイナルズ準優勝 デビス杯初優勝 世界4位
[編集]1月、全豪オープンでは第15シードとして出場。1回戦ではカイル・エドマンドを6-4, 6-0, 6-2、2回戦ではトマス・マルティン・エチェベリを6-3, 6-2, 6-2、3回戦でのマートン・フチョビッチ戦では4-6, 4-6, 6-1, 6-2, 6-0のフルセットで下す。4回戦では第3シードのステファノス・チチパスと対決して、4-6, 4-6, 6-3, 6-4, 3-6のフルセットで敗れた。
2月、南フランス・オープンでは決勝でマキシム・クレッシーを7-6(3), 6-3のストレートで下して、ツアー8勝目を挙げた。翌週のABNアムロ・オープンでも決勝進出。決勝ではダニール・メドベージェフに7-5, 2-6, 2-6で敗れ、準優勝。
3月、BNPパリバ・オープンでは4回戦でスタン・ワウリンカを6-1, 6-4、準々決勝ではテイラー・フリッツを6-4, 4-6, 6-4で下してベスト4進出。準決勝ではカルロス・アルカラスに6-7(4), 3-6のストレートで敗れたが、続くマイアミ・オープンでの準決勝ではアルカラスを6-7(4), 6-4, 6-2の逆転で下して、ATPマスターズ1000では2年ぶり2度目の決勝進出して、決勝でメドベージェフに5-7, 3-6のストレートで敗れ、準優勝となった。
4月、モンテカルロ・マスターズでは3回戦でホベルト・ホルカシュを3-6, 7-6(6), 6-1、準々決勝でロレンツォ・ムゼッティを6-2, 6-2で下して初のベスト4進出。準決勝ではホルガ・ルーネに6-1, 5-7, 5-7で敗れた。バルセロナ・オープンでは体調不良のため準々決勝の試合前に棄権した。
5月、BNLイタリア国際では4回戦でフランシスコ・セルンドロに7-6(3), 2-6, 2-6で敗れた。全仏オープンでは第8シードとして出場するも、2回戦でダニエル・アルトマイアーに7-6(0), 6-7(7), 6-1, 6-7(4), 5-7のフルセットの末に敗退。
6月、芝シーズンになり、リベマ・オープンとテラ・ヴォートマン・オープンでは両大会ともに準々決勝進出するも、それぞれエーミル・ルースヴオリとアレクサンダー・ブブリクに敗れた。
7月、ウィンブルドン選手権では第8シードで出場して、初のベスト4進出を果たす。準決勝では第2シードかつ前年度覇者のジョコビッチに3-6, 4-6, 6-7(4)のストレートで敗れた。
8月、ナショナル・バンク・オープンでは2回戦で同胞のマッテオ・ベレッティーニを6-4, 6-3、3回戦ではアンディ・マレー(不戦勝)、準々決勝でガエル・モンフィスを6-4, 4-6, 6-3、準決勝でトミー・ポールを6-4, 6-4で下して自身3度目となるマスターズ決勝進出を果たす。決勝ではアレックス・デミノーを6-4, 6-1のストレートで下してマスターズ初優勝を達成し、世界ランキングを自己最高の6位に更新。ウエスタン・アンド・サザン・オープンではドゥシャン・ラヨビッチに4-6, 6-7(4)のストレートで初戦敗退。
9月、全米オープンでは第6シードとして出場。2回戦ではロレンツォ・ソネゴを6-4, 2-6, 6-4、3回戦ではワウリンカを6-3, 2-6, 6-4, 6-2で勝利するも、4回戦では第12シードのアレクサンダー・ズベレフに4-6, 6-3, 2-6, 6-4, 3-6のフルセットで敗れた。
10月、チャイナ・オープンでは準々決勝でグリゴール・ディミトロフを6-4, 3-6, 6-2、準決勝でアルカラスを7-6(4), 6-1で破り、決勝進出。決勝ではメドベージェフを7-6(2), 7-6(2)のストレートで下して、ツアー9勝目を挙げた。上海マスターズでは4回戦でベン・シェルトンに6-2, 3-6, 6-7(5)で敗れたが、続くエルステ・バンク・オープンでは1回戦でシェルトンを7-6(2), 7-5のストレートで下して、リベンジを果たした。そのまま準決勝でアンドレイ・ルブレフを7-5, 7-6(5)で破り、決勝でメドベージェフを7-6(7), 4-6, 6-3で破り、ツアー10勝目を挙げた。
11月、パリ・マスターズでは3回戦のアレックス・デミノー戦を前に棄権した。レースランキング4位で迎えた2023年ATPファイナルズではグループステージで第1試合でチチパスを6-4, 6-4、第2試合でジョコビッチを7-5, 6-7(5), 7-6(2)、第3試合でルーネを6-2, 5-7, 6-4で全勝で決勝トーナメント進出。決勝トーナメントではメドベージェフを6-3, 6-7(4), 6-1で下して、決勝進出。決勝ではジョコビッチに3-6, 3-6のストレートでリベンジされ、初の準優勝飾った。
2023年デビスカップではデビスカップイタリア代表として参戦して、決勝でデビスカップオーストラリア代表のデミノーを6-3, 6-0のストレートで下して、イタリアの47年ぶりの優勝に貢献した。年間最終ランキングは4位。
2024年 全豪・全米初優勝 ツアー通算200勝 デビス杯2連覇 世界1位
[編集]1月、全豪オープンに第4シードとして出場。最高成績が2022年のベスト8となっていたが、今大会は好調を維持し、1回戦から準々決勝までセットを落とさずに準々決勝で第5シードのアンドレイ・ルブレフを6-4, 7-6(5), 6-3のストレートで破り、大会初のベスト4入りすると、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチに1セット落とすもののを6-1, 6-2, 6-7(6), 6-3で破り、四大大会初の決勝に駒を進めた[22]。決勝では第3シードのダニール・メドベージェフを3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-3の大逆転で破り3時間半を超える試合を制して四大大会初優勝を飾った[23]。さらにイタリア人として1968年のオープン化以降では初となる全豪オープンのシングルスタイトルを手にした[23]。
2月、第1シードとして出場したABNアムロ・オープンでは決勝進出。決勝では第5シードのアレックス・デミノーを7-5, 6-4のストレートで下して、今季無傷の15連勝。さらに今大会でツアー通算200勝を記録し、ツアー12勝目を挙げ、イタリア人として史上初の世界ランキング3位を更新。
3月、BNPパリバ・マスターズではベスト4入り。準決勝で第2シードのカルロス・アルカラスに6-1, 3-6, 2-6の逆転で敗れたが、続くマイアミ・オープンでは準決勝で第2シードのメドベージェフを1-6, 2-6のストレートで下し、決勝で第11シードのグリゴール・ディミトロフを6-3, 6-1のストレートで勝利し、自身2度目のATPマスターズ1000優勝を獲得した。さらに大会後にはイタリア人として初の世界ランキング2位を更新した。
4月、モンテカルロ・マスターズでは2回戦でセバスチャン・コーダを6-1, 6-2、3回戦でヤン=レナード・ストルフを6-4, 6-2 でそれぞれストレートで下してベスト8進出。準々決勝で第7シードのホルガ・ルーネを6-4, 6-7(6), 6-3で下して、ベスト4入りするも、準決勝で第12シードのステファノス・チチパスに4-6, 6-3, 4-6で敗れた。
5月、マドリード・オープンでは4回戦でカレン・ハチャノフを5-7, 6-3, 6-3の逆転で破り、ベスト8進出するも、準々決勝でのフェリックス・オジェ=アリアシム戦を前に腰の負傷により、棄権。
6月、全仏オープンでは第2シードとして出場。準々決勝では第10シードのディミトロフを6-2, 6-4, 7-6(3)のストレートで下して、大会初のベスト4進出を果たした。また、この試合中に第1シードのジョコビッチが準々決勝の棄権を表明し、大会後にイタリア人男子史上初の世界ランキング1位に立つことが決まった。準決勝では第3シードのアルカラスに6-2, 3-6, 6-3, 4-6, 3-6のフルセットの激戦の末に敗れた。ハレ・オープンでは決勝でホベルト・ホルカシュに6-7(8), 6-7(2)の接戦で下し、ツアー14勝目を挙げた。
7月、ウィンブルドン選手権では第1シードとして出場し、2回戦でマッテオ・ベレッティーニを7-6(3), 7-6(4), 2-6, 7-6(4)の熱戦で2021年準優勝者の同胞対決を制し、3回戦ではミオミル・キツマノビッチを6-1, 6-4, 6-2のストレートで破り、4回戦で第14シードのベン・シェルトンを6-2, 6-4, 7-6(9)のストレートで下して、ベスト8入りするも、準々決勝で第5シードのメドベージェフに7-6(7), 4-6, 6-7(4), 6-2, 3-6のフルセットの末に敗れた。
8月、昨年初優勝を飾ったナショナル・バンク・オープンでは準々決勝でアンドレイ・ルブレフに3-6, 6-1, 2-6で敗退したが、ウエスタン・アンド・サザン・オープン準々決勝ではルブレフと再戦し、4-6, 7-5, 6-4で下し、リベンジを果たした。準決勝ではアレクサンダー・ズベレフを7-6(9), 5-7, 7-6(4)で破り、決勝進出。決勝ではフランシス・ティアフォーを7-6(4), 6-2のストレートで勝利し、マスターズ3勝目を挙げた。
9月、全米オープンでは第1シードとして出場。準々決勝では第5シードのメドベージェフを6-2, 1-6, 6-1, 6-4で下して、大会初のベスト4進出。準決勝では第25シードのジャック・ドレイパーを7-5, 7-6(3), 6-2のストレートで破り、決勝進出。決勝では第12シードのテイラー・フリッツを6-3, 6-4, 7-5のストレートで下し、大会初優勝を飾り、全豪オープンに続き、今季グランドスラム2冠を達成した。
10月、チャイナ・オープンでは第1シードとして出場し、決勝進出。決勝では第2シードのアルカラスとの熱戦(7-6(6), 4-6, 6-7(3))の末に逆転で敗れ、準優勝となったが、上海マスターズでは第1シードとして出場して、順当に決勝進出。決勝では第4シードのジョコビッチを7-6(4), 6-3のストレートで下して、大会初制覇を果たして、マスターズ4勝目及びツアー17勝目を挙げた。
11月、2024年ATPファイナルズにはレースランキング1位として出場。「イリ・ナスターゼグループ」に割り振られ、グループステージではメドベージェフを6-3, 6-4、フリッツを6-4, 6-4、デミノーを6-3, 6-4で下して、予選1位で決勝トーナメント進出。準決勝ではキャスパー・ルードを6-1, 6-2で破り、決勝ではフリッツを6-4, 6-4で勝利して、全試合ストレートで勝ち上がり、ATPファイナルズ初優勝を果たした。
2024年デビスカップではデビスカップイタリア代表のエースとして参戦。シングルスとダブルス共に活躍して、準決勝ではデビスカップオーストラリア代表のデミノーを6-3, 6-4のストレートで下して、決勝進出。決勝ではデビスカップオランダ代表のタロン・フリークスポールを7-6(2), 6-2のストレートで下して、イタリア代表の2連覇に貢献し、年間最終ランキング1位のキャリアベストシーズンに花を添えた。
プレースタイル
[編集]コート上での冷静な様や、オールラウンドなプレースタイルは、ロジャー・フェデラーと比較されることもある[24]。ジョン・マッケンローからは「10年間で最も才能のある若手の一人」と評され、クリス・エバートからは精神的な成熟を称賛されている[24]。
スピン量の多いバックハンドストロークが武器の一つだが、これにはスキーの経験が活きているかもしれないと言及している[25]。
成績
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
グランドスラム大会
[編集]大会 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2024 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | 2R | 1R | QF | 4R | W | 15–4 |
全仏オープン | A | QF | 4R | 4R | 2R | SF | 16–5 |
ウィンブルドン | Q1 | NH | 1R | QF | SF | QF | 13–4 |
全米オープン | 1R | 1R | 4R | QF | 4R | W | 17–5 |
勝–敗 | 0-1 | 5-3 | 6-4 | 15-4 | 12-4 | 23-2 | 61–18 |
大会最高成績
[編集]大会 | 成績 | 年 |
---|---|---|
ATPファイナルズ | W | 2024 |
インディアンウェルズ | SF | 2023, 2024 |
マイアミ | W | 2024 |
モンテカルロ | SF | 2023, 2024 |
マドリード | QF | 2024 |
ローマ | QF | 2022 |
カナダ | W | 2023 |
シンシナティ | W | 2024 |
上海 | W | 2024 |
パリ | 3R | 2023 |
オリンピック | A | 出場なし |
デビスカップ | W | 2023, 2024 |
ATPカップ | RR | 2022 |
Next Gen ATPファイナルズ | W | 2019 |
主要大会決勝
[編集]グランドスラム
[編集]シングルス:2(優勝2回)
[編集]結果 | 年 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 2024年 | 全豪オープン | ハード | ダニール・メドベージェフ | 3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-3 |
優勝 | 2024年 | 全米オープン | ハード | テイラー・フリッツ | 6-3, 6-4, 7-5 |
ATPファイナルズ
[編集]シングルス:2(優勝1回 準優勝1回)
[編集]結果 | 年 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 2023年 | トリノ | ハード (室内) | ノバク・ジョコビッチ | 3-6, 3-6 |
優勝 | 2024年 | トリノ | ハード (室内) | テイラー・フリッツ | 6-4, 6-4 |
ATPマスターズ1000
[編集]シングルス:6(優勝4回 準優勝2回)
[編集]結果 | 年 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 2021年 | マイアミ | ハード | フベルト・フルカチュ | 6-7(4-7), 4-6 |
準優勝 | 2023年 | マイアミ | ハード | ダニール・メドベージェフ | 5-7, 3-6 |
優勝 | 2023年 | トロント | ハード | アレックス・デミノー | 6-4, 6-1 |
優勝 | 2024年 | マイアミ | ハード | グリゴール・ディミトロフ | 6-3, 6-1 |
優勝 | 2024年 | シンシナティ | ハード | フランシス・ティアフォー | 7-6(7-4), 6-2 |
優勝 | 2024年 | 上海 | ハード | ノバク・ジョコビッチ | 7-6(7-4), 6-3 |
ATPツアー決勝進出結果
[編集]シングルス:23回(18勝5敗)
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結果 | No. | 日時 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2020年11月14日 | ソフィア | ハード (室内) | バセク・ポシュピシル | 6-4, 3-6, 7-6(7-3) |
優勝 | 2. | 2021年2月7日 | メルボルン | ハード | ステファノ・トラヴァーリャ | 7-6(7-4), 6-4 |
準優勝 | 1. | 2021年4月4日 | マイアミ | ハード | フベルト・フルカチュ | 6-7(4-7), 4-6 |
優勝 | 3. | 2021年8月8日 | ワシントンD.C. | ハード | マッケンジー・マクドナルド | 7-5, 4-6, 7-5 |
優勝 | 4. | 2021年10月3日 | ソフィア | ハード (室内) | ガエル・モンフィス | 6-3, 6-4 |
優勝 | 5. | 2021年10月24日 | アントワープ | ハード (室内) | ディエゴ・シュワルツマン | 6-2, 6-2 |
優勝 | 6. | 2022年7月31日 | ウマグ | クレー | カルロス・アルカラス | 6-7(5-7), 6-1, 6-1 |
優勝 | 7. | 2023年2月12日 | モンペリエ | ハード (室内) | マクシム・クレシー | 7-6(7-3), 6-3 |
準優勝 | 2. | 2023年2月19日 | ロッテルダム | ハード (室内) | ダニール・メドベージェフ | 7-5, 2-6, 2-6 |
準優勝 | 3. | 2023年4月2日 | マイアミ | ハード | ダニール・メドベージェフ | 5-7, 3-6 |
優勝 | 8. | 2023年8月13日 | トロント | ハード | アレックス・デミノー | 6-4, 6-1 |
優勝 | 9. | 2023年10月4日 | 北京 | ハード | ダニール・メドベージェフ | 7-6(7-2), 7-6(7-2) |
優勝 | 10. | 2023年10月29日 | ウィーン | ハード (室内) | ダニール・メドベージェフ | 7-6(9-7), 4-6, 6-3 |
準優勝 | 4. | 2023年11月19日 | トリノ | ハード (室内) | ノバク・ジョコビッチ | 3-6, 3-6 |
優勝 | 11. | 2024年1月28日 | 全豪オープン | ハード | ダニール・メドベージェフ | 3-6, 3-6, 6-4, 6-4, 6-3 |
優勝 | 12. | 2024年2月18日 | ロッテルダム | ハード (室内) | アレックス・デミノー | 7-5, 6-4 |
優勝 | 13. | 2024年3月31日 | マイアミ | ハード | グリゴール・ディミトロフ | 6-3, 6-1 |
優勝 | 14. | 2024年6月23日 | ハレ | 芝 | フベルト・フルカチュ | 7-6(10-8), 7-6(7-2) |
優勝 | 15. | 2024年8月19日 | シンシナティ | ハード | フランシス・ティアフォー | 7-6(7-4), 6-2 |
優勝 | 16. | 2024年9月9日 | 全米オープン | ハード | テイラー・フリッツ | 6-3, 6-4, 7-5 |
準優勝 | 5. | 2024年10月2日 | 北京 | ハード | カルロス・アルカラス | 7-6(8-6), 4-6, 6-7(3-7) |
優勝 | 17. | 2024年10月13日 | 上海 | ハード | ノバク・ジョコビッチ | 7-6(7-4), 6-3 |
優勝 | 18. | 2024年11月17日 | トリノ | ハード (室内) | テイラー・フリッツ | 6-4, 6-4 |
ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝
[編集]シングルス:7回(5勝2敗)
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結果 | No. | 日時 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 1. | 2018年8月 | サンタ・クリスティーナ | クレー | Peter Heller | 1-6, 3-6 |
優勝 | 1. | 2019年2月 | ベルガモ | ハード (室内) | ロベルト・マルコーラ | 6-3, 6-1 |
優勝 | 2. | 2019年3月 | イタリア トレント | ハード (室内) | ジェレミー・ヤーン | 6-3, 6-4 |
優勝 | 3. | 2019年3月 | プーラ | クレー | アンドレア・ペッレグリーノ | 6-1, 6-1 |
準優勝 | 2. | 2019年5月 | オストラヴァ | クレー | カミル・マイフシャク | 1-6, 0-6 |
優勝 | 4. | 2019年8月 | レキシントン | ハード | アレックス・ボルト | 6-4, 3-6, 6-4 |
優勝 | 5. | 2019年11月 | オルティゼーイ | ハード (室内) | ゼバスティアン・オフナー | 6-2, 6-4 |
ダブルス:1回(1勝0敗)
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結果 | No. | 日時 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2018年8月 | サンタ・クリスティーナ | クレー | Giacomo Dambrosi | マキシム・モラ Nicolò Turchetti | 6-2, 7-6(7-4) |
Next Gen ATPファイナルズ
[編集]結果 | 年 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 2019年 | ミラノ | ハード (室内) | アレックス・デミノー | 4-2, 4-1, 4-2 |
対トップ10経験者戦績
[編集]1位経験者は太字で表示
- ダニール・メドベージェフ: 6-7
- カルロス・アルカラス: 4-3
- ノバク・ジョコビッチ: 3-4
- ラファエル・ナダル: 0-3
- アンディ・マリー: 1-1
- ステファノス・チチパス: 3-5
- アンドレイ・ルブレフ: 5-2
- スタン・ワウリンカ: 4-2
- アレクサンダー・ズベレフ: 1-4
- アレックス・デミノー: 5-0
- ガエル・モンフィス: 4-1
- フベルト・フルカチュ: 2-2
- ホルガ・ルーネ: 1-2
- グリゴール・ディミトロフ: 2-1
- カレン・ハチャノフ: 2-1
- パブロ・カレーニョ・ブスタ: 1-2
- テイラー・フリッツ: 1-1
- フェリックス・オジェ=アリアシム: 0-2
- ダビド・ゴファン: 2-0
- デニス・シャポバロフ: 0-1
- *2024年9月5日現在の統計
脚注
[編集]- ^ イタリア語での発音は「ヤンニク・シンネル」
- ^ “フェデラーや錦織、ナダルらはサッカー、シナーはスキー、キリオスはバスケットボール! 男子トップ選手たちが子どもの頃に愛したスポーツとは?”. Tennis Classic (2021年5月5日). 2021年5月18日閲覧。
- ^ “スキーに夢中だったシンネルが「当時は遊びという感じだった」テニス1本に絞ったきっかけとは?”. THE DIGEST. 2021年4月3日閲覧。
- ^ “JANNIK SINNER”. m.dagospia.com. 2021年4月3日閲覧。
- ^ “Sinner Sweeps Into Bergamo Challenger Final” (23 February 2019). 2024年9月17日閲覧。
- ^ “Sinner, Chung Lead US Open Qualifiers” (24 August 2019). 2020年2月13日閲覧。
- ^ “18-Year-Old Shining: Sinner Shocks Monfils In Antwerp” (17 October 2019). 2020年2月13日閲覧。
- ^ “Kecmanovic, Humbert, Ymer, Sinner complete the 21-and-under field” (25 October 2019). 2020年2月13日閲覧。
- ^ “Sinner Stuns De Minaur For Milan Title” (9 November 2019). 2020年2月13日閲覧。
- ^ “19歳シナーがズベレフ撃破 ジョコ、ナダルの足跡追う全仏8強”. AFP (5 October 2020). 2020年10月5日閲覧。
- ^ “19歳シナーが錦織以来のツアー最年少優勝 ソフィアOP”. www.afpbb.com. 2021年4月3日閲覧。
- ^ 当初はジョコビッチと3セットマッチで対戦予定であったが、ケガの大事を取って1セット目はクライノビッチが代行した。
- ^ “新鋭シナーが早くも2勝目、エヴァンスは悲願の初V 全豪OP前哨戦”. www.afpbb.com. 2021年4月3日閲覧。
- ^ “シナーがマスターズ初決勝へ バウティスタ・アグト破る マイアミOP”. www.afpbb.com. 2021年4月3日閲覧。
- ^ “メドベがズベレフ下す 代替出場シナーも勝利 ATPファイナルズ”. AFPBB News. AFP. (2021年11月17日) 2021年12月19日閲覧。
- ^ “Rankings History”. ATPTour.com. ATP Tour. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “John Isner (USA) v Jannik Sinner (ITA)” (PDF). daviscup.com. ITF (2021年11月26日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “Jannik Sinner (ITA) v Daniel Elahi Galan (COL)” (PDF). daviscup.com. ITF (2021年11月27日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “Jannik Sinner (ITA) v Marin Cilic (CRO)” (PDF). daviscup.com. ITF (2021年11月27日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “Fabio Fognini/Jannik Sinner (ITA) v Nikola Mektic/Mate Pavic (CRO)” (PDF). daviscup.com. ITF (2021年11月29日). 2021年12月19日閲覧。
- ^ “Davis Cup - Draws & Results”. daviscup.com. ITF. 2021年12月19日閲覧。
- ^ “王者ジョコ 全豪OP準決勝で敗退”. テニス365 | tennis365.net. 2024年2月4日閲覧。
- ^ a b “シナー 全豪OP制しGS初優勝”. テニス365 | tennis365.net. 2024年2月4日閲覧。
- ^ a b Rossingh, Danielle. “Meet The Former Ski Champ Who Could Be The ‘Next Roger Federer’”. Forbes. 2021年4月3日閲覧。
- ^ Boyden, Alex. “How skiing will benefit Jannik Sinner as it did for Djokovic. Hoping to reach Berrettini's heights…”. Tennis Tonic - News, Predictions, H2H, Live Scores, stats. 2021年4月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- ヤニック・シナー - ATPツアーのプロフィール
- ヤニック・シナー - デビスカップのプロフィール
- ヤニック・シナー - 国際テニス連盟
- ヤニック・シナー (@janniksin) - Instagram
受賞 | ||
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先代 アレックス・デミノー | ATP年間最優秀新人賞 2019 | 次代 カルロス・アルカラス |