リトアニアの首相
リトアニア共和国 首相 | |
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任命 | リトアニア大統領 |
任期 | 4年毎に選出された新首相がセイマスで承認される。職自体に制限はない。 |
初代就任 | アウグスティナス・ヴォルデマラス |
創設 | 1918年11月11日 |
リトアニアの首相は、リトアニア政府(行政府)の長であり、セイマス(リトアニア議会)によって選出される。ここ近年の首相制度は1990年に確立されたものであるが、1992年11月25日までは「閣僚会議議長」と公式に呼ばれていた。この職は、ソビエト連邦の崩壊の混乱の中リトアニアの独立を目指した政治組織、サユディスによって設置されたものである。
過去にさかのぼってみると、首相の肩書きは1918年から1940年にかけても用いられてきた。これは、リトアニア共和国がロシア帝国の崩壊により独立し、ソビエト連邦に併合されるまでの期間にあたる。
リトアニア共和国(1918年 - 1940年)
[編集]リトアニア・ソビエト社会主義共和国(1940年 - 1991年)
[編集]人民委員会議議長
[編集]リトアニア・ソビエト社会主義共和国が作られると、「人民委員会議議長」の職が設置された。
- 1940年8月25日 - 1946年4月2日:メチスロヴァス・ゲドヴィラス Mečislovas Gedvilas
- (ただし1941年から1944年まではロシア・ソビエト連邦社会主義共和国に亡命)
閣僚会議議長
[編集]1946年、人民委員会は閣僚会議に改組され、それに伴い「閣僚会議議長」が「人民委員会議議長」の職を引き継ぐこととなった。
- 1946年4月2日 - 1956年1月16日:メチスロヴァス・ゲドヴィラス Mečislovas Gedvilas
- 1956年1月16日 - 1967年4月14日:モテユス・シュマウスカス Motiejus Šumauskas
- 1967年4月14日 - 1981年1月16日:ユオザス・マニュシス Juozas Maniušis
- 1981年1月16日 - 1985年11月18日:リンガウダス・ソンガイラ Ringaudas Songaila
- 1985年11月18日 - 1990年3月17日:ヴィータウタス・サカラウスカス Vytautas Sakalauskas
リトアニア臨時政府(1941年)
[編集]ナチ占領下のリトアニアにおいてリトアニア臨時政府の樹立が宣言された。
首相代行
[編集]- 1941年6月23日 - 1941年8月5日:ユオザス・アンブラゼヴィチュス Juozas Ambrazevičius