三谷昇
みたに のぼる 三谷 昇 | |
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本名 | 三谷 昇 |
生年月日 | 1932年4月9日 |
没年月日 | 2023年1月15日(90歳没) |
出身地 | 日本・広島県福山市[1] |
死没地 | 日本・東京都 |
職業 | 俳優、声優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台 |
活動期間 | 1955年 - 2022年 |
主な作品 | |
テレビドラマ 『ウルトラマンタロウ』 『宇宙刑事ギャバン』 映画 『どですかでん』 |
三谷 昇(みたに のぼる、1932年〈昭和7年〉4月9日[2][3][4] - 2023年〈令和5年〉1月15日)は、日本の俳優・声優、芸術家[5]。本名は同じ[2]。
広島県[2]福山市出身。広島県立福山葦陽高等学校卒業[2]。「文学座」や「劇団雲」を経て、「演劇集団 円」に所属していた[2]。特技は広島弁[2]。
来歴・人物
[編集]高校時代から演劇活動を開始[6]。1951年に高校を卒業後、画家を志望して東京藝術大学を受験するが失敗。郷里に帰るのが嫌で文学座に裏方として入団した[6]。4年後、役者へと転身した。
絵心は晩年まで持ち続け、舞台でピエロを演じた経験から「役者は道化」と思い定め、ピエロを描いた「道化石」を共演者らに送ったり、新美南吉の童話『いつのことだかどこのことだか』を紙芝居化したり、公演先でスケッチしたりしており、没後には遺作展も開かれた[5]。
1963年、芥川比呂志らと文学座を退団し、劇団雲の旗揚げに参加。
1970年、黒澤明監督の映画『どですかでん』で浮浪者の父親役に起用され、映画やテレビドラマからの出演オファーが増えた[3][6]。
1975年、演劇集団 円に設立メンバーの一人として参加[3]。別役実作や、蜷川幸雄演出の舞台作品に数多く出演した。
気の弱い男性役や不当に虐げられる役、詐欺師、道化などの役を幅広く担当。特異な風貌から悪役も数多く演じており、男性でありながら妖婆役を演じることもあった。
1970年代頃までは自身の演じる役を子供に言いにくかったが、『ウルトラマンタロウ』で二谷一美ZAT副隊長役のオファーを受けた際、初めて子供に言える役をもらえて嬉しかった、と回想している[6]。
日活ロマンポルノにも多数出演し[6]、スケジュールが合う限り何でもオファーは断らなかったと話している[6]。深作欣二監督に重用され、伊丹十三作品には常連出演した。
2004年に名画座「自由が丘武蔵野館」にて特集上映“大怪優 三谷昇”が開催され、『軍旗はためく下に』『野獣狩り』『夢野久作の少女地獄』などが上映された。その際のトークショーでは、自身が愛着のある出演作として『おろしや国酔夢譚』を挙げている。
2008年に演劇集団 円を退団後も、フリーとして舞台を中心に精力的な活動を続けた。
2015年、第50回紀伊國屋演劇賞・50回記念特別賞にて男優賞を受賞[7]。
2023年1月15日、慢性心不全急性増悪のため死去[8][9]。90歳没。
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- ザ・ガードマン(TBS / 大映テレビ室)
- 第17話「ある夜突然に」(1965年)
- 第29話「赤い罠」(1965年)
- 第43話「顔の消えた男」(1966年)
- 第55話「知らない街」(1966年)
- 第78話「宝を抱いて地獄へ行け」(1966年)
- 第99話「予告殺人」(1967年)
- 第108話「ガードマン本部奇襲作戦」(1967年)
- 第163話「ゆすり続ける男」(1968年)
- 第171話「情無用サラリーマン稼業」(1968年)
- 第216話「偽ガードマン・泣いてくれるなおっ母さん」(1969年)
- 第219話「魔の13日金曜の連続殺人」(1969年)
- 第262話「ダービーで大もうけする方法」(1970年)
- 第314話「女二人ヨーロッパ珍道中」(1971年)
- 第335話「16歳で結婚! 女はつらいネ」(1971年)
- 大河ドラマ(NHK)
- 剣(1967年、NTV / C.A.L)
- 無用ノ介(NTV / 国際放映) - 第9話「やってきた無用ノ介」(1969年) - 売り屋のサブ
- 宮本武蔵(1970年、NET / 東映)
- おれは男だ! (1971年、NTV / 松竹)- 教頭先生
- ウルトラシリーズ(TBS / 円谷プロ)
- 帰ってきたウルトラマン 第22話「この怪獣は俺が殺る」(1971年) - ピエロのサンドウィッチマン
- ウルトラマンタロウ(1974年) - 二谷一美ZAT副隊長
- 第51話「ウルトラの父と花嫁が来た!」
- 第52話「ウルトラの命を盗め!」
- 第53話「さらばタロウよ! ウルトラの母よ!」
- 気になる嫁さん 第27話「ただ今撮影中!」(1971年 - 1972年、NTV / ユニオン映画) - 作家
- キイハンター 第213話「ずっこけスパイ ハレンチ大学」(1972年、TBS / 東映) - 榊山
- プレイガール 第163話「覗きのライセンス」(1972年、12ch / 東映) - 佐々木次長
- シークレット部隊 第9話「死刑台の未亡人たち」(1972年、TBS / 大映テレビ)
- 火曜日の女シリーズ「いとこ同士」(1972年、NTV)
- 荒野の素浪人(NET / 三船プロ)
- 赤ひげ 第4話「秋雨」(1972年、NHK)
- おこれ!男だ(1973年、NTV)-中島教諭
- 恐怖劇場アンバランス 第4話「仮面の墓場」(1973年、CX / 円谷プロ) - 白浜健
- アイフル大作戦 (1973年、TBS / 東映)
- 第6話「キャーッ! 空から死体と札束が」
- 第48話「パトカーのガソリン盗難事件」 - 小室刑事
- 荒野の用心棒 第9話「女豹は黄金の嵐を呼んで…」(1973年、NET / 三船プロ) - 紋次
- 追跡 第8話「天使の葬列」(1973年、KTV / C.A.L)
- ママはライバル 第39話「尼僧物語なのだ」(1973年、TBS / 大映テレビ)
- ボクのしあわせ(1973年、CX) - モッキンポット神父
- 非情のライセンス 第1シリーズ 第41話「兇悪の試験地獄」(1974年、NET / 東映) - 吉永昭三
- 子連れ狼 第2部 第8話「石蕗の花」(1974年、NTV / ユニオン映画) - 源三
- 闘え!ドラゴン(1974年、12ch / 宣弘社) - 久利彦左衛門
- 水もれ甲介 第2話「ドラムは捨てたんだ」(1974年、NTV / ユニオン映画) - 小宮源一郎
- ご存じ金さん捕物帳 第23話「大火に消えた女盗賊」(1975年、NET / 東映) - 辰吉
- バーディー大作戦 第43話「電話で人を殺す方法」(1975年、TBS / 東映) - 佐野
- ザ★ゴリラ7 第18話「明日なき殺人ジャガー」(1975年、NET / 東映) - バーテンダー
- 剣と風と子守唄 第26話「壊滅! 恩讐の里」(1975年、NTV / 三船プロ) - 日向武兵衛
- Gメン'75(TBS / 東映)
- 第8話「裸の町」(1975年) - シャブ中の労務者
- 第56話「魚の眼の恐怖」(1976年) - 八百徳
- 第80話「暗闇の密室殺人」(1976年) - 玉井刑事
- 第85話「'77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」(1977年)- 占い師
- 第304話「プロ野球開幕 ナイター殺人事件」(1981年) - 村井
- 夜明けの刑事 第43話「愛の終わりに殺された女」(1975年、TBS / 大映テレビ) - マンションの管理人
- 燃える捜査網 第2話「女涙の怨み節」(1975年、NET / 東映)
- 愛のサスペンス劇場 / 歯止め(1976年、NTV / 東京映画) - 刑事
- 俺たちの旅 第35話「一緒に仕事をはじめました」(1976年、NTV / ユニオン映画) - 安井
- 気まぐれ天使 第10話「とらぬタヌキとマリアさま」(1976年、NTV / ユニオン映画) - 雑誌社の男
- 怪人二十面相 第8話「さぐれ! 動くミイラの謎」(1977年、CX / 大映テレビ)
- いろはの"い" 第30話「オオカミが来た」(1977年、NTV / 東宝) - ロクさん
- 土曜ワイド劇場(ANB→EX)
- 「田舎刑事 時間よ、止まれ」(1977年、テレビ朝日) - 兵吉
- 西村京太郎トラベルミステリー
- 第4作「寝台特急あかつき殺人事件」(1983年) - 野崎刑事(大阪府警)
- 第36作「能登半島殺人事件」(2001年) - 佐藤弁護士
- 考古学者シリーズ 第3作「女優殺し」(1983年、近代映画協会)
- 松本清張の断線(1983年、東映) - 滝村英子の父
- 松本清張サスペンス・黒い空(1990年、松竹)
- 家政婦は見た! 第16作「名門ファッションデザイナー家族の乱れた秘密」(1997年、大映テレビ) - 牧田守利
- 京都妖怪地図 第7作「京都セクシー妖怪殺人案内〜嵯峨野に棲む吸血美女の復讐!」(1997年、松竹) - 岩佐隆史
- 松本清張の証言(2004年、イースト)
- 神父・草場一平の推理 第1作、第2作(2004年 - 2005年、EX / ネクストプロデュース) - 鏡神父
- 快傑ズバット 第20話「女ドラゴン 涙の誓い」(1977年6月15日、12ch / 東映) - 十文字青兵衛
- 大都会 PARTII 第10話「刑事のいのち」(1977年、NTV / 石原プロ) - 兵藤
- 特捜最前線(ANB / 東映)
- 第13話「愛・弾丸・哀」(1977年) - 片岡
- 第93話「頭蓋骨を愛した女!」(1979年)
- 第112話「赤い殺意を飼う女!」(1979年)
- 第130話「ニセ札・厄病神を拾った男!」(1979年) - 柴田平蔵
- 第207話「雨傘殺人事件!」(1981年)
- 銭形平次 第599話「冨くじ騒動」(1977年、CX)
- 大追跡 第9話「現金輸送車強奪」(1978年、NTV / 東宝) - 尾張屋の主人
- 横溝正史シリーズII「女王蜂」(1978年、MBS / 三船プロ) - 山本巡査
- 土曜グランド劇場(NTV)
- 大江戸捜査網(12ch→TX / 三船プロ)
- 第102話「般若を背負った女」(1973年) - 竜門の仁吉
- 第413話「暗殺者が狙う女の烙印」(1979年) - 瀬戸屋
- 第514話「女隠密 春香の恋」(1981年) - 市松
- 駆け込みビル7号室 第2話「ほん物ニセモノ?! 帰ってきた蒸発亭主」(1979年、CX / 三船プロ)
- 俺はあばれはっちゃく 第9話「けとばせ過保護㋪作戦」(1979年、ANB / 国際放映) - まさみの父
- 鉄道公安官 第24話「少年に太陽を・眼球を探せ!」(1979年、ANB / 東映) - 黒崎
- 探偵物語(NTV / 東映ビデオ)
- 第9話「惑星から来た少年」(1979年) - 易者
- 第21話「欲望の迷路」(1980年) - 工藤俊三郎
- 大空港 第62話「刑事は殺シで勝負する!? 名刑事と珍刑事の敵地侵入!」(1979年、CX / 松竹) - 釜上
- 騎馬奉行 第11話「怪盗白羽矢組・女体の罠」(1979年、KTV / 東映)
- 大捜査線 第5話「ひとりだけの密月旅行」(1980年、CX)
- そば屋梅吉捕物帳 第22話「冥土へ走る黄金船」(1980年、12ch / 国際放映) - 松造
- 新・江戸の旋風 第24話「はぐれ宿人質事件」(1980年、CX / 東宝) - 上野
- 爆走! ドーベルマン刑事 第16話「黒バイ刑事の友情!」(1980年、ANB / 東映) - ラーメン店の店主
- 恐怖!パニック!!人喰熊 史上最大の惨劇 羆嵐(1980年、読売テレビ / 東映) - オド
- 電子戦隊デンジマン 第13話「割れた虹色の風船」(1980年、ANB / 東映) - ベーダー怪物12号 アドバルラー(人間態)
- ぼくら野球探偵団 第17話「コピー人間赤マント誕生?」(1980年、12ch / 円谷プロ) - 黒野博士
- 土曜ドラマ(NHK)
- 松本清張シリーズ・天才画の女(1980年) - 画家
- ハゲタカ(2007年) - 西野泰三
- 天皇の料理番(1980年 - 1981年、TBS) - 三次郎
- 噂の刑事トミーとマツ(TBS / 大映テレビ)
- ザ・サスペンス / 松本清張の馬を売る女(1982年、TBS / 大映テレビ) - 滝沢(渋川厩舎)
- 時代劇スペシャル(CX)
- 太陽にほえろ! (NTV / 東宝)
- 第509話「列車の中の女」(1982年) - 小湊署刑事
- 第556話「南国土佐・黒の推理」(1983年) - 高知の巡査
- 第560話「愛される警察」(1983年) - 「もみの木」の客
- 太陽にほえろ!PART2 第3話「老犬ムク」(1986年) - 古着屋店主
- 宇宙刑事ギャバン 第30話「ドンホラーの息子が魔空城に帰って来た」 - 第44話「ドンホラーの首」(1982年 - 1983年、ANB / 東映) - 魔女キバ
- 意地悪ばあさん さよならスペシャル「天国と地獄の巻」(1982年、CX / テレパック) - 奪衣婆
- 月曜ワイド劇場(ANB)
- 深川通り魔殺人事件 (1983年)- 警官
- 必殺仕事人IV 第25話「主水の上役 転勤する」(1984年、ABC / 松竹) - 北城屋利兵衛
- 事件記者チャボ! 第11話「チャボ、危機一パツ!」(1984年、NTV / ユニオン映画) - 七谷秀一
- 安寿子の靴(1984年10月13日、NHK) - としをの父
- 刑事物語'85 第14話「放火魔」(1985年、NTV / ユニオン映画)
- 迷宮課刑事おみやさん 第8話「1年前の花の17才女子高生殺しが今日…!」(1985年、ABC / アズバーズ) - 田村義人
- 誇りの報酬 第12話「これが情報屋のホコリだ!」(1985年、NTV / 東宝) - 大塚
- 真田太平記 第15話「暗闘忍びの群れ」(1985年7月10日、NHK) - 佐久間峯蔵
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- セーラー服反逆同盟 第13話「水着がいっぱい!学園騒動」(1987年、NTV / ユニオン映画) - 悪田脳水
- ジャングル 第1話 - 第4話「バラバラ事件」(1987年、NTV / 東宝) - 徳田刑事
- ザ・ドラマチックナイト→金曜エンタテイメント(CX)
- 松本清張の地方紙を買う女(1987年、大映テレビ)
- 松本清張の異変街道(1993年) - 甚兵衛
- 現代恐怖サスペンス / ししゃもと未亡人(1987年、KTV / 東映) - 隣人の夫婦(夫)
- 魔法少女ちゅうかないぱねま!(1989年、CX / 東映) - チグリス
- 愛しあってるかい!(1989年、CX)
- 刑事貴族 第14話「その時、正義が死んだ」(1990年、NTV / 東宝)
- さすらい刑事旅情編III 第1話「裏切りの寝台特急北斗星・歪んだ愛情」(1990年、ANB / 東映)
- 寛永風雲録 激突!知恵伊豆対由比正雪(1991年、NTV)
- 月曜ドラマスペシャル / 松本清張作家活動40年記念・黒い画集 坂道の家(1991年、TBS / オフィスヘンミ)
- 世にも奇妙な物語(1991年、CX)
- 「そこではお静かに」
- 「夢のつづき」
- 名奉行 遠山の金さん 第5シリーズ 第3話「狙われた女盗賊」(1993年、ANB / 東映) - 加助
- 影武者徳川家康(1998年、テレビ朝日) - 風魔風斎
- 御家人斬九郎 第4シリーズ 第7話「武者修行」(1999年、CX / 映像京都) - 道場主
- 東京ラブ・シネマ 第12話「奇跡の夜」(2003年、CX)
- 夜桜お染 第8話「幼なじみ」(2004年、CX)
- 砦なき者(2004年、EX)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 第32部 第11話「紅花咲かせた豪傑女医 -山形-」(2003年) - 甚六
- 第34部 第4話「お世継ぎの陰謀を暴け -仙台-」(2005年) - 福留鉄斉
- 第35部 第5話「お転婆姫の大変身! -大分-」(2005年) - 福留鉄斉
- ナショナル劇場50周年記念特別企画スペシャル (2006年3月13日) - 福留鉄斎
- ふたつの祖国(2005年、NTV)
- 金曜ナイトドラマ / 時効警察 第9話「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」(2006年、EX)
- 復讐するは我にあり(2007年、TX) - 映画館の客
- 素浪人 月影兵庫 第2話(2007年、EX) - 細野甚左
映画
[編集]- そっくり大逆転(1966年、松竹)
- 若者はゆく -続若者たち-(1969年、松竹)
- どですかでん(1970年、東宝) - 乞食の父親
- 高校さすらい派(1970年、松竹) - 犬山守
- 喜劇 女生きてます(1971年、松竹) - インテリ風の客
- 恋人って呼ばせて(1971年、東宝)
- 潮騒(1971年、東宝) - 行商人
- やるぞみておれ為五郎(1971年、松竹)
- 旅の重さ(1972年、松竹)
- 現代やくざ 人斬り与太(1972年、東映) - 谷口
- 人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年、東映) - 谷
- 音楽(1972年、ATG)
- 辻が花(1972年、松竹)
- 軍旗はためく下に(1972年、東宝)
- 野獣狩り(1973年、東宝)
- 高校生無頼控 突きのムラマサ(1973年、東宝)
- さえてるやつら(1973年、東宝)
- 人間であるために(1974年、新映画協会)
- 喜劇 だましの仁義(1974年、東宝) - 船頭
- 青い山脈(1975年、東宝)
- 球形の荒野(1975年、松竹)
- 仁義の墓場(1975年、東映) - 墓石職人
- 大脱獄(1975年、東映) - 梢の仕事仲間
- 冒険者たち(1975年、冒険舎) - 老乞食
- 太陽は泣かない(1976年、日本福祉映画協会)
- 暴走パニック 大激突(1976年、東映)
- 犬神家の一族(1976年、角川春樹事務所 / 東宝) - 藤崎鑑識課員
- 日本人のへそ(1977年、ATG) - 鉄道員
- 壇の浦夜枕合戦記(1977年、日活) - 人買い古三
- 犬神の悪霊(1977年、東映) - 駐在
- 夢野久作の少女地獄(1977年、日活)
- 獄門島(1977年、東宝) - 復員服の男
- 宇宙からのメッセージ(1978年、東映) - 老婆カメササ
- 教師 女鹿(1978年、日活) - 森岡理平
- 青い獣 ひそかな愉しみ(1978年、日活)
- 鬼畜(1978年、松竹) - 新幹線の車掌
- 悪魔が来りて笛を吹く(1979年、東映) - 沢村刑事
- 赫い髪の女(1979年、にっかつ) - アル中の男
- 俺達に墓はない(1979年、東映セントラルフィルム) - 黒田
- 夢一族 ザ・らいばる(1979年、東映) - 銀行員
- 黄金の犬(1979年、松竹) - 大橋
- 病院坂の首縊りの家(1979年、東宝) - 石切鑑識課員
- 希望ヶ丘夫婦戦争(1979年、にっかつ) - 中村一郎
- トラック野郎・熱風5000キロ(1979年、東映) - 小林実
- 堕靡泥の星 美少女狩り(1979年、にっかつ)
- ニッポン警視庁の恥といわれた二人 刑事珍道中(1980年、東映)
- 少女娼婦 けものみち(1980年、にっかつ) - 浪曲師
- 宇能鴻一郎の貝くらべ(1980年、にっかつ)
- 翔んだカップル(1980年、東宝) - 教頭先生
- ミスターどん兵衛(1980年、東映) - 守衛
- 女教師 汚れた放課後(1981年、にっかつ)
- 幸福(1981年、東宝 / フォーライフ) - 徳丸館の主人[10]
- 天使のはらわた 赤い淫画(1981年、にっかつ)
- 日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章(1981年、にっかつ)
- ラブレター(1981年、にっかつ) - 産婦人科医
- 魔界転生(1981年、東映) - 旅の僧
- 夏の秘密(1982年、松竹) - 老人
- 誘拐報道(1982年、東映) - 借金取り
- 探偵物語(1983年、角川春樹事務所 / 東映) - ラブホテルのマネージャー
- 性的犯罪(1983年、にっかつ) - 刑事
- のぞき(1983年、にっかつ)
- 泪橋(1983年、東映) - 質屋の主人
- 積木くずし(1983年、東宝) - 河野
- 居酒屋兆治(1983年、東宝) - 中村巡査部長
- 上海バンスキング(1984年、松竹)
- 湯殿山麓呪い村(1984年、東映) - 大曽根
- 祝辞(1985年、松竹) - 西口課長
- 俺ら東京さ行ぐだ(1985年、松竹) - カメラマン
- 星くず兄弟の伝説(1985年、シネセゾン) - 曽根
- 恋文(1985年、松竹富士) - 教頭先生
- ビッグマグナム 黒岩先生(1985年、東映)
- 熱海殺人事件(1986年、ジョイパックフィルム) - 裁判長
- 子象物語 地上に降りた天使(1986年、東宝)
- 紳士同盟(1986年、東映) - 黒岩達己
- ブンナよ、木からおりてこい(1987年、ダックス・インターナショナル)
- メイク・アップ(1987年、ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)
- ロボフレンド - Too Much (1987年、キャノン・フィルムズ) - ホテルマン
- ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭(1988年、東映)- パチンコ屋のおやじ
- 死霊の罠(1988年、ジョイパックフィルム、池田敏春監督) - 刑事
- メロドラマ(1988年、シネ・ロッポニカ) - 理髪店の主人
- マルサの女2(1988年、伊丹プロ / 東宝) - 警官
- スウィートホーム(1989年、伊丹プロ / 東宝) - 中年の役人
- はぐれ刑事純情派(1989年、東映)
- 黒い雨(1989年、東映) - 郵便局長
- あ・うん(1989年、東宝) - おでん屋の主人
- 釣りバカ日誌3(1990年、松竹) - 内野部長
- 妖怪天国 ゴースト・ヒーロー(1990年、パパドゥ)
- 飛ぶ夢をしばらく見ない(1990年、松竹)
- ミンボーの女(1992年、伊丹プロ / 東宝) - フロント課長
- おろしや国酔夢譚(1992年、東宝)
- 私を抱いてそしてキスして(1992年、東映)
- 寒椿(1992年、東映)
- 大病人(1993年、伊丹プロ / 東宝)
- 怖がる人々(1994年、松竹) - 番頭
- エレファント ソング(1994年、WOWOW / ビターズ・エンド) - 下月誠一郎
- 静かな生活(1995年、伊丹プロ / 東宝) - 小説の中の男
- パラサイト・イヴ(1997年、角川書店 / 東宝) - 石原睦男
- 釣りバカ日誌9(1997年、松竹) - 牧野営業部長
- マルタイの女(1997年、伊丹プロ / 東宝) - 劇場プロデューサー
- 借王<シャッキング>1(1997年、日活) - 戎興産社長 野田玄太郎
- 鍵(1997年、東北新社 / 東映) - 児島医師
- あつもの(1999年、日活 / シネカノン) - 宝来五十次
- おもちゃ(1999年、東映)
- どら平太(2000年、東宝) - 落合主水正
- 生地獄(2000年、つんくタウンFILMS)
- 赤い橋の下のぬるい水(2001年、日活) - 面接官
- 連句アニメーション「冬の日」(2003年、IMAGICAエンタテインメント)
- でらしね(2004年、ライズピクチャーズ) - アカちゃん
- 姑獲鳥の夏(2005年、日本ヘラルド映画) - 紙芝居屋
- 蟬しぐれ(2005年、東宝) - 権六
- イン・ザ・プール(2005年、日本ヘラルド映画) - 姫乃木医師
- 同じ月を見ている(2005年、東映) - 住職
- 愛の流刑地(2007年、東宝)
- 吉祥天女(2007年、「吉祥天女」製作委員会) - 三木
- その夜の侍(2012年、テレビマンユニオン)
- TOKYOてやんでぃ(2013年)
- 蜃気楼の舟(2016年、アップリンク) - 囲われる老人
舞台
[編集]- 榎本武揚(1967年、劇団雲) - 贋金造り
- 黄金の国
- 夜叉ヶ池
- 錬金術師
- おたまじゃくしはかえるのこ
- もーいいかい・まーだだよ
- 今日子
- わが師・わが街
- 桜の園
- 帰ってきたピノッキオ
- 身毒丸
- オイディプス王
- ワニを素手でつかまえる方法
- トラップストリート
- ロスメロスホルム
- ミュージカル「ドラゴンクエスト」
- エンドゲーム(2006年)
- ガス人間第1号(2009年)
- 血は立ったまま眠っている(2010年)
テレビアニメ
[編集]- プリンセスチュチュ(2002年、ハルフィルムメーカー) - ドロッセルマイヤー
劇場アニメ
[編集]- 千夜一夜物語(1969年、虫プロ / 日本ヘラルド) - ジン
- クジラの跳躍 Glassy Ocean(1998年、メディアボックス) - 画家のR
ゲーム
[編集]- 宇宙刑事魂(2006年、バンダイナムコゲームス) - 魔女キバ
吹き替え
[編集]- エンド・オブ・デイズ(2001年、テレビ朝日版)- ローマ法王(演:マーク・マーゴリス)
- チキ・チキ・バン・バン(2002年、ソフト版)- チャイルドキャッチャー(演:ロバート・ヘルプマン)
- メン・イン・ブラック2(2002年、劇場公開版)- 長老の声(演:ピーター・シラグサ)
人形劇
[編集]- 真田十勇士(1975年 - 1977年、NHK) - 戸沢白雲斎、由利鎌之助〈初代〉
- 人形劇 三国志(1982年 - 1984年、NHK) - 龐統 他
- 人形歴史スペクタクル 平家物語(1993年 - 1995年、NHK) - 平忠盛
ラジオドラマ
[編集]- R62号の発明(1980年、NHKラジオ第一) - 高水
- 少年アリス(1989年5月8日~5月12日、アドベンチャーロード、NHKFM) - 夜の先生
- 顔に降りかかる雨(1997年7月14日~7月25日、青春アドベンチャー、NHKFM) - 耽美小説家 川添桂
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “三谷昇の解説”. goo人名事典. 2022年1月12日閲覧。
- ^ a b c d e f 『日本タレント名鑑'82』VIPタイムズ社、1981年、192頁。
- ^ a b c 岩佐陽一 2001, pp. 218–221, 「RESPECT 三谷昇」
- ^ 『日本音声製作者名鑑2007』、104頁、小学館、2007年、ISBN 978-4095263021
- ^ a b 「役者は道化」俳優三谷昇さん追悼 立川で作品展 ピエロ描いた「石」や「木削子(こけし)」『東京新聞』朝刊2023年5月11日(都心面)2023年5月28日閲覧
- ^ a b c d e f 映画秘宝 2013.
- ^ “紀伊国屋演劇賞 文学座に団体賞”. 毎日新聞 (2015年12月16日). 2015年12月16日閲覧。
- ^ "俳優・三谷昇さん死去 90歳 別役実作品、映画「ミンボーの女」". デジタル毎日. 毎日新聞社. 27 January 2023. 2023年1月27日閲覧。
- ^ “俳優・三谷昇さん死去 別役実の舞台作品 黒澤映画などでも活躍”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. (2023年1月27日) 2023年1月28日閲覧。
- ^ allcinemaデータ https://www.allcinema.net/cinema/147830
参考文献
[編集]- 岩佐陽一 編 編『シルバー仮面・アイアンキング・レッドバロン大全―宣弘社ヒーローの世界』双葉社、2001年8月10日。ISBN 978-4575292626。
- 轟夕起夫「インタビュー 三谷昇」『映画秘宝』、洋泉社、2013年9月、pp.78-79。
外部リンク
[編集]- 三谷昇 - allcinema
- 三谷昇 - KINENOTE
- 三谷昇 - 映画.com
- 三谷昇 - MOVIE WALKER PRESS
- 三谷昇 - オリコン
- 三谷昇 - 日本映画データベース
- 三谷昇 - NHK人物録
- 三谷昇のプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
- 三谷昇の解説 - goo人名事典
- メリーさんの羊を上演する会
- 「メリーさんの羊」を上演する会・上演記録
- “びんご人国記 ふるさと応援団 俳優 三谷 昇さん”. 中国新聞 (2002年6月4日). 2002年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月3日閲覧。
- 三谷昇の体に生きる名優たち 演じ続ける「メリーさんの羊」 - ウェイバックマシン(2013年5月18日アーカイブ分) - 記事
- Noboru Mitani - IMDb