上顎第三大臼歯
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上顎第三大臼歯(じょうがくだいさんだいきゅうし、maxillary third molar)は上顎第二大臼歯の遠心側に隣接する大臼歯。正中から8番目にあることから上顎8番とも言う。萌出が遅く、17 - 21歳頃であるため、下顎第三大臼歯と共に親知らず、智歯と呼ばれる。
近心側隣接歯:上顎第二大臼歯
対合歯:下顎第三大臼歯
しかしながら、第三大臼歯はそもそも存在しなかったり、萌出しない事も多い。歯冠が完成するのは12歳 - 16歳時、萌出は17 - 21歳、歯根完成は18 - 25歳の時である[1]。また、上顎大臼歯は咬頭を4つ持つものが普通だが、上顎第三大臼歯は遠心舌側咬頭が欠如して3咬頭となっているものが多い。
- 上顎第三大臼歯(2本とも)
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 本川渉、久芳陽一 著「第4章 歯の発育」、下岡正八、五十嵐清治、内村登、木村光孝、鈴木康生、大東道治、本川渉、渡部茂 編『新小児歯科学』(第1版第5刷)クインテッセンス出版、東京都文京区、2004年3月25日、51-78頁。ISBN 4-87417-501-5。