下呂駅
下呂駅 | |
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駅舎入口(2007年4月) | |
げろ Gero | |
◄*焼石 (12.6 km) (5.2 km) 禅昌寺► | |
所在地 | 岐阜県下呂市幸田字下小瀬1390 |
駅番号 | CG 16 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■高山本線 |
キロ程 | 88.3 km(岐阜起点) |
電報略号 | ケロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 804人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)11月2日[1][2] |
備考 | 駅長配置駅(管理駅) JR全線きっぷうりば 有[1] |
* この間に少ヶ野信号場有り(当駅から1.7km先)。 |
下呂駅(げろえき)は、岐阜県下呂市幸田(こうでん)字下小瀬にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である[1]。駅番号はCG16。「日本三名泉」の一つである下呂温泉の最寄り駅であり、特急「ひだ」の全列車が停車する。
2016年3月現在、高山本線のキハ75形による運用は岐阜駅から当駅までで、当駅 - 高山駅・猪谷駅間の普通列車は、キハ25形のみの運用となる。 また、青空フリーパスの高山本線の北端である。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)11月2日:高山線(1934年に高山本線へ改称)が焼石駅から延伸した際に、その終着駅として開業[1]。旅客及び貨物の取扱を開始[2]。
- 1931年(昭和6年)5月9日:高山線が飛騨萩原駅まで延伸。途中駅となる。
- 1953年(昭和28年)5月1日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:(新聞紙以外の)荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる[2]。
- 2001年(平成13年)9月:駅弁の販売および、立ち食い蕎麦屋の営業を終了[1]。
- 「美濃屋商店」製造の「飛騨の栗こわい」などの駅弁が販売されていた。
- 2017年(平成29年)5月:急行「ぬくもり飛騨路」号を計6日運行。当駅では列車に合わせて物産品を販売[3][4]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。それぞれのホームは跨線橋で結ばれている。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、飛騨金山駅-飛騨小坂駅間の各駅を管理している。JR全線きっぷうりば・自動券売機・キヨスクが設置されているが、自動改札機は設置されていない。改札は終日列車ごとに行われる。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2・3 | 高山本線 | 下り | 高山・富山方面[注釈 1] |
上り | 岐阜・名古屋方面[注釈 2] |
(出典:JR東海:駅構内図)
- 運転取扱い上、1番線は上下本線、2番線は上り1番線、3番線は下り1番線となっている。全ての番線で、上下両方向の到着・出発が可能である。
- ただし列車交換や折返しを行わない場合は、原則として改札口前の1番線を使用する。
- 特急列車については、当駅付近で上下列車が接近する場合であっても、岐阜寄りの少ヶ野信号場または高山寄りの禅昌寺駅で列車交換を行い、通常は当駅での列車交換を行わないようにしている[5][6]。
- 2023年(令和5年)3月改正ダイヤでの当駅待避は11時35分発高山行が該当する。
- 2006年(平成18年)5月21日に下呂市萩原町で開催された第57回全国植樹祭記念式典臨席のために利用する天皇・皇后(当時)のための改装が前日の5月20日に行われた。
利用状況
[編集]「岐阜県統計書」と「下呂市データ集」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1990年 | 1,324 |
1991年 | 1,593 |
1992年 | 1,540 |
1993年 | 1,483 |
1994年 | 1,414 |
1995年 | 1,364 |
1996年 | 1,296 |
1997年 | 1,218 |
1998年 | 1,128 |
1999年 | 1,036 |
2000年 | 1,014 |
2001年 | 970 |
2002年 | 963 |
2003年 | 917 |
2004年 | 878 |
2005年 | 901 |
2006年 | 847 |
2007年 | 856 |
2008年 | 814 |
2009年 | 746 |
2010年 | 760 |
2011年 | 751 |
2012年 | 775 |
2013年 | 782 |
2014年 | 765 |
2015年 | 826 |
2016年 | 807 |
2017年 | 846 |
下呂温泉宿泊者のうち、鉄道利用者は2016年度 - 2018年度の年度平均は16 - 17%程度であり、冬季(1 - 2月)には約25%と多くなる傾向が見られる[7][8][9]。
駅周辺
[編集]下呂温泉の温泉街の中心地とは川を挟んだ対岸にあり、駅に近い下呂大橋(別称・いで湯大橋)を渡れば徒歩での移動も容易である。また駅周辺にも宿泊施設や飲食店が軒を連ねている。
- 下呂市総合観光案内所
- 下呂駅前バス停留所
- 下呂市役所
- 岐阜県立下呂温泉病院(以前は駅のすぐ東にあったが、2014年に東側の山あいに移転)
- 温泉噴泉地(河原露天風呂)
- 飛騨川(益田川)
- 国道41号・国道257号(下呂バイパス)
- 岐阜県道88号
- 岐阜県道440号
- 六ツ見橋
- 出雲大社飛騨教会
- 下呂中継局
- 湯のまち雨情公園
バス路線
[編集]駅前広場に下呂駅前停留所がある。
隣の駅
[編集]※特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 48号 岐阜駅・高山駅・奈良井駅 ほか68駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月21日、25頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、166頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “急行“ぬくもり飛騨路”号運転”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年5月15日). 2017年5月15日閲覧。
- ^ 『列車で行く!春のお出かけ情報について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2017年3月2日。オリジナルの2017年5月15日時点におけるアーカイブ 。2017年5月15日閲覧。(2.高山本線に新登場!急行「ぬくもり飛驒路号」【別紙2】)
- ^ 高山本線・太多線列車運行図表、2006年10月1日改正、東海旅客鉄道株式会社
- ^ “下呂駅時刻表(2019年3月16日改正)” (PDF). 東海旅客鉄道 (2019年3月16日). 2019年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月19日閲覧。
- ^ “平成29年3月下呂温泉宿泊調査表”. 下呂市 観光商工部 観光課. 2020年1月16日閲覧。
- ^ “平成30年3月下呂温泉宿泊調査表”. 下呂市 観光商工部 観光課. 2020年1月16日閲覧。
- ^ “平成31年3月下呂温泉宿泊調査表”. 下呂市 観光商工部 観光課. 2020年1月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 下呂駅 - 東海旅客鉄道