余呉町
よごちょう 余呉町 | |||||
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廃止日 | 2010年1月1日 | ||||
廃止理由 | 編入合併 余呉町、虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、西浅井町 → 長浜市 | ||||
現在の自治体 | 長浜市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 滋賀県 | ||||
郡 | 伊香郡 | ||||
市町村コード | 25503-3 | ||||
面積 | 167.62 km2 | ||||
総人口 | 3,615人 (推計人口、2009年(平成21年)11月1日) | ||||
隣接自治体 | 福井県敦賀市、南越前町 滋賀県 西浅井町、木之本町 岐阜県揖斐川町 | ||||
町の木 | トチノキ | ||||
町の花 | コスモス、アジサイ | ||||
町の鳥 | オシドリ | ||||
余呉町役場 | |||||
所在地 | 〒529-0515 滋賀県伊香郡余呉町中之郷958番地 余呉町役場。現在は長浜市役所余呉支所 | ||||
外部リンク | 余呉町ホームページ (インターネットアーカイブ) | ||||
座標 | 北緯35度30分 東経136度12分 / 北緯35.5度 東経136.2度座標: 北緯35度30分 東経136度12分 / 北緯35.5度 東経136.2度 | ||||
ウィキプロジェクト |
余呉町(よごちょう)は、滋賀県の最北端にあった町。2010年1月1日に東浅井郡と伊香郡の他5町とともに長浜市へ編入された。
概要
[編集]南部には余呉湖を擁し、琵琶湖との間には賤ヶ岳があり、南隣の木之本町との境界を成していた。湖から岐阜、福井県境までの北側のほとんどは峡谷も伴う険しい山岳地帯となっており、南北に通る余呉川と国道(北国街道)沿いも山深い。
2006年、畑野佐久郎町長(当時)が町内に放射性廃棄物最終処分場を誘致すべく文献調査応募を表明したのに対し、町民から反発が起き、また嘉田由紀子滋賀県知事も近畿地方の水源の安定性などから懸念を表明、畑野町長は12月、誘致断念を発表した。
降雪量について
[編集]余呉町は日本有数の豪雪地帯であり、日本最南端、かつ近畿以西唯一の特別豪雪地帯に指定されていた(長浜市への合併後も「平成22年1月1日合併前の伊香郡 旧・余呉町」として引き続き指定されている[1])。特に町内北部の旧片岡村・丹生村地区では高い数値の降雪が記録されており、町の最北端に位置する中河内で1981年の五六豪雪時に6m55cmを記録した[要出典]。特に積雪の多かったとされる1936年には、いずれも公式の気象観測施設によるものではないが、尾羽梨で7m30cm[2][3]、中河内で7m20cm[4]を記録した。『日本残酷物語 第4部 保障なき社会』(平凡社、1960年)には、丹生北部の雪の惨状として「この辺りでは雪が平年で20尺 (約6m)多い年は30尺(約9m)は積もる。この年の大雪では30尺以上積もった。その場所と言うのが奥川並の集落のようである。」との記載がある[要ページ番号][注 2]。
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、伊香郡坂口村・下余呉村・中之郷村・川並村・八戸村の区域をもって余呉村が発足。
- 1954年(昭和29年)12月15日 - 片岡村・丹生村と新設合併し、改めて余呉村が発足。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 町制施行して余呉町となる。
- 2010年(平成22年)1月1日 - 長浜市に編入。同日、余呉町廃止。
地域
[編集]教育
[編集]- 長浜市立余呉小中学校(2018年開校)
交通
[編集]鉄道
[編集]かつて存在していた鉄道
[編集]バス
[編集]- 余呉バス - コミュニティバス
- 以前は国鉄バス→西日本ジェイアールバスが運行されていた(柳ヶ瀬線の代替路線)。ジェイアールバスから湖国バス(余呉町による運行委託)を経て余呉バスの運行となる。
道路
[編集]高速道路
- 北陸自動車道 - 町内にあるインターチェンジ:なし
一般国道
主要地方道
一般県道
名所・旧跡・観光
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 豪雪地帯及び特別豪雪地帯指定地域(詳細)(平成26年4月1日現在) - 国土交通省
- ^ 「琵琶湖研究所所報 (1986)」 流域を読む(姉川編)2 - 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター Archived 2008年9月17日, at the Wayback Machine.
- ^ 積雪地方農村調査経済調査書(編)『積雪地方農村経済調査所報告. 第16号 昭和十一年積雪調査』積雪地方農村調査研究所、1937年国立国会図書館デジタルコレクション 175コマ目を参照。
- ^ 『余呉町誌』[要ページ番号]