元町 (札幌市)
元町 | |
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元町駅 | |
北緯43度05分37秒 東経141度22分19.8秒 / 北緯43.09361度 東経141.372167度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 札幌市 |
行政区 | 東区 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
元町(もとまち)は、札幌市東区の一部を指す名称。すでに公称町名としては消失しているが、駅や学校に用いられるなど、地区の名称として活用されている。
その開拓の古さから、札幌発祥の地と言われる[1]。
歴史
[編集]1866年(慶応2年)、大友亀太郎はこの地に農民20戸70人を入植させ、「元村」を作り上げた[2]。
1870年(明治3年)、柏崎からの移住者22戸が「札幌新村」を形成。翌1871年(明治4年)には元村と新村が合併して、ひとつの「札幌村」となった[3]。
1910年(明治43年)、旧元村の一部が札幌区に編入されて「元村町」となる。以後も地域の札幌市への編入は数度にわたり繰り返される[3]。
1955年(昭和30年)、札幌村が札幌市と合併し、札幌市字元村は「元町」となる[3]。以降は漸次「北○条東○丁目」へと変更されていき、1981年(昭和56年)2月2日をもって「元町」という町名は廃止される[4]。
1988年(昭和63年)12月2日、札幌市営地下鉄東豊線が開業し、元町駅が設置された。
施設
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『札幌地名考』さっぽろ文庫1