入広瀬村
いりひろせむら 入広瀬村 | |||||
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廃止日 | 2004年11月1日 | ||||
廃止理由 | 新設合併 堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村 → 魚沼市 | ||||
現在の自治体 | 魚沼市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
都道府県 | 新潟県 | ||||
郡 | 北魚沼郡 | ||||
市町村コード | 15447-4 | ||||
面積 | 272.14 km2 | ||||
総人口 | 1,881人 (2004年10月1日) | ||||
隣接自治体 | 広神村、守門村、湯之谷村、下田村、福島県南会津郡只見町 | ||||
村の木 | ブナ[1] | ||||
村の花 | ヒメサユリ[1] | ||||
入広瀬村役場 | |||||
所在地 | 〒946-0304 新潟県北魚沼郡入広瀬村穴沢215-1[1] | ||||
外部リンク | 入広瀬村HP(WARPによるアーカイブ) | ||||
座標 | 北緯37度21分26秒 東経139度04分16秒 / 北緯37.35728度 東経139.07114度座標: 北緯37度21分26秒 東経139度04分16秒 / 北緯37.35728度 東経139.07114度 | ||||
ウィキプロジェクト |
入広瀬村(いりひろせむら)は、新潟県北魚沼郡にあった村。2004年11月1日に小出町、堀之内町、湯之谷村、広神村、守門村との合併により魚沼市となった。
地理
[編集]国内有数の豪雪地帯であり、1936年(昭和11年)には積雪606 cmを観測した[2]。
集落は国道・鉄道沿いの中心集落である穴沢・大栃山・平野又新田と、山麓部の横根・芋鞘新田、奥地の大白川新田の計7つで主に構成される[3]。
隣接していた自治体
[編集]歴史
[編集]沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い北魚沼郡穴沢村、平野又新田、芋鞘新田、大栃山村、田小屋村、大白川新田が合併し、入広瀬村が発足。また高根村が成立。
- 1893年(明治26年)4月7日 - 北魚沼郡高根村を編入。
- 2004年(平成16年)11月1日 - 小出町、堀之内町、湯之谷村、広神村、守門村と合併して魚沼市が誕生。入広瀬村は消滅。
魚沼市の歴史も参照のこと。
行政
[編集]- 村長:佐藤 武邦(2000年7月25日から2004年10月31日まで)
姉妹都市・提携都市
[編集]国外
[編集]- 江蘇省揚州市湾頭鎮(中国)
教育
[編集]交通
[編集]道路
[編集]- 高速道路
- 村内に高速道路は通っていない。最寄りは小出町の魚沼インターチェンジ(関越自動車道)となる。
- 国道
- 都道府県道
- 主要地方道
- なし
鉄道
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]山菜を村おこしに活かそうと、1983年(昭和58年)「さんさい共和国」の独立が宣言されている[5]。
須佐昭三村長のもとで、1970年代半ばから1980年代にかけて山菜会館、総合文化スポーツセンター・若者の砦、若者就業センター、サイクリングターミナル「サングリーンパーク」、淡水魚水族館「信濃川フィッシュハウス」、自然活用センター(大白川駅)、雪国観光会館(入広瀬駅)など様々な施設が建設され、観光開発が盛ん[6][7][8]。1989年(平成元年)には掘削により「ニュー浅草岳温泉」の湧出に成功し、浅草山荘、サン・グリーンパーク、浅草岳大自然館の3施設への温泉供給が開始されたほか、大自然館内には洞窟風呂が整備された[9]。1993年には入広瀬駅近くでも掘削による温泉湧出に成功し、温泉・サウナのほか温水プールやウオータースライダー、野菜作り用の温室などを備えた施設「寿和温泉ドリームタウン」が建設された[10]。また、同年からは大都市の住民に土地代無料でセカンドハウスを提供する「ドリームホームタウン事業」が開始された[11][12]。
- 只見線の車窓
- 寿和温泉[13]
- 日本ワイルドフード植物園[13] - 1996年オープン[14]。
- 越後ハーブ香園[13] - 1999年オープン[15]。
- 鏡が池[13]
- 野山の幸資料館[13] - 1997年オープン[16]。
- 入広瀬駅(雪国観光会館・民俗資料館)[13]
- 鷹待城跡[13](鷹待山)
- 田代平[13]
- 関越国際大原スキー場
- 奥只見レクリェーション都市公園 浅草岳公園
- ニュー浅草岳温泉
- 只見映画劇場 - 映画館。
参考文献
[編集]- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版 1990年
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 合併後の2019年に魚沼市立守門中学校と統合して魚沼市立魚沼北中学校となる。これを以って旧村域から中学校は消滅
- ^ 柿ノ木駅は合併後の2013年に臨時駅に降格し、2015年に廃止された。
出典
[編集]- ^ a b c 市町村要覧:入広瀬村 (PDF)
- ^ 斎藤博英、五十嵐高志、清水増治郎、監物勝英「入広瀬における積雪の断面観測」『雪氷』第33巻、1971年、16-22頁、doi:10.5331/seppyo.33.16。
- ^ 三井田圭右「新潟県入広瀬村の地域開発 : 若者定住施策を中心として」『経済地理学年報』第30巻、1984年、278-293頁、doi:10.20592/jaeg.30.4_278。
- ^ 「閉校記念式典」(PDF)『市報うおぬま』第170号、魚沼市、2018年12月、5頁。
- ^ “入広瀬公民館館長が語る、私の「まち」はこんな「まち」”. 魚沼市 総務政策部地域創生課「結・魚沼」. 2019年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月13日閲覧。
- ^ 岡橋秀典「豪雪山村における村落社会の変容と入会林野の再編成 : 新潟県北魚沼郡入広瀬村大白川新田の事例から」『広島大学文学部紀要』第46巻、1987年、125-154頁、doi:10.15027/27619。
- ^ “入広瀬村―冬ごもりから遊雪へ(あの町この町創生元年)”. 日本経済新聞. (1989年2月9日). p. 22 地方経済面 新潟
- ^ “入広瀬村27日開館、新潟県下初の淡水魚水族館―信濃川の魚50種収集”. 日本経済新聞. (1986年7月2日). p. 22 地方経済面 新潟
- ^ “入広瀬村、新たに温泉掘削成功―計画中のホテルに配湯”. 日本経済新聞. (1993年9月29日). p. 22 地方経済面 新潟
- ^ “寿和温泉ドリームタウン(新潟県入広瀬村)―村ににぎわい(名所新景)”. 日本経済新聞. (1996年5月30日). p. 6 夕刊
- ^ “新潟入広瀬セカンドハウスで村おこし―土地代タダ都会人どうぞ(いきいきニッポン)”. 日本経済新聞. (1993年7月31日). p. 3 夕刊
- ^ “ふるさと創造中山間地活性化の条件 4 入広瀬のインフラ整備”. 日本経済新聞. (1994年8月19日). p. 22 地方経済面 新潟
- ^ a b c d e f g h さんさい共和国マップ - 入広瀬村(2004年12月10日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- ^ “新潟・入広瀬村、食用植物だけ展示―園内で野性400の種を栽培”. 日経流通新聞. (1996年10月19日). p. 5
- ^ “入広瀬村にハーブ園、きょうオープン、287種咲き誇る”. 日本経済新聞. (1999年5月22日). p. 22 地方経済面 新潟
- ^ “野山の幸の資料館、入広瀬村にオープン―250種以上の写真・料理紹介”. 日本経済新聞. (1997年8月9日). p. 22 地方経済面 新潟
外部リンク
[編集]- 行政
- 入広瀬村公式サイト(2004/12/10アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
- 北魚沼6か町村合併協議会
- 観光・その他