八王子街道
八王子街道 (はちおうじかいどう) とは、東京都八王子市と各地を結ぶ街道の名称である。
- 八王子から横浜港(現・神奈川県横浜市中区)までを結ぶ街道。かつて多摩地域の絹を横浜に出荷するルートとして使われたことから「絹の道」や「浜街道」と呼ばれた。
- 神奈川県相模原市橋本で神奈川往還から分岐し、相模川を南下して神奈川県平塚市に至る街道。
- 東京都町田市原町田で神奈川往還と分かれ、鎌倉古道と近しいルートを通りながら神奈川県藤沢市までを結ぶ。かつては「滝山往還」や「藤沢街道」とも呼ばれた街道。詳細は「国道467号」および「東京都道56号目黒町町田線」を参照
- 埼玉県熊谷市から東京都八王子市を経由し、国道129号と並走しながら南下し矢倉沢往還に合流する街道。大山街道の一つでもあり、「八王子通り大山街道」と呼ばれた。
- 神奈川県相模原市上溝で八王子大山街道から分かれ、首都圏中央連絡自動車道と藤沢街道の間を通り神奈川県座間市を経由し藤沢市に至る街道。かつて「厚木道」と呼ばれた。
- 上溝で八王子大山街道から分かれ、神奈川県厚木市中荻野と伊勢原市を経由し中郡大磯町へと抜ける街道。
- 群馬県藤岡市から奥秩父山塊、東京都青梅市、八王子市高尾を経由し町田市相原で神奈川往還に合流する街道。かつて「鎌倉街道山ノ道」や「秩父鎌倉街道」と呼ばれた。