兵庫県立加古川東高等学校

兵庫県立加古川東高等学校
地図北緯34度45分42.1秒 東経134度50分15.8秒 / 北緯34.761694度 東経134.837722度 / 34.761694; 134.837722座標: 北緯34度45分42.1秒 東経134度50分15.8秒 / 北緯34.761694度 東経134.837722度 / 34.761694; 134.837722
過去の名称 兵庫県立加古川中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 兵庫県の旗兵庫県
学区 第3学区[1]
校訓 自治創造 明朗親和
設立年月日 1924年4月1日
創立記念日 6月7日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程[2]
設置学科 普通科[2]
理数科[2]
学期 2学期制
学校コード D128210000237 ウィキデータを編集
高校コード 28154K
所在地 675-0039
兵庫県加古川市加古川町粟津232の2
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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兵庫県立加古川東高等学校(ひょうごけんりつ かこがわひがしこうとうがっこう)は、兵庫県加古川市加古川町粟津にある公立高等学校。2021年(令和3年度)時点、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定を受けている[3]。主な略称は「ヒガシコウ」「カコヒガ」「カコトン」。

概要

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加古川市にある公立高等学校の1校である。1924年、兵庫県立加古川中学校(旧制中学校)として開校した。

校訓

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  • 自治創造
  • 明朗親和 - 旧制加古川中学校時代の「質実剛健」に代わって制定された[4]

教育方針

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当校の教育方針は以下の通り[5]

  • 校訓「自治創造、明朗親和」を基調に知育・徳育・体育の調和を図る
  • 生きる力を育み、21世紀を担うこころ豊かな人づくりを図る
  • 自己教育力を高め、生徒一人一人の個性の伸長と自己実現を図らせる

沿革

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略歴

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兵庫県立加古川東高等学校は、1924年、旧制中学校である兵庫県立加古川中学校として設立された。当校設立には、加古郡および印南郡の強い要請があった。1905年(明治38年)、兵庫県の通常県会にて「加古印南ノ地ニ中学校増設ニ関スル意見書」が議決された[注釈 1]。1922年(大正11年)、県は設立にあたり、土地8000坪および建設費の30万円を各町村負担とした。加古郡および印南郡の各町村は、それらのために奔走し、同年12月18日、建設費の各町村負担分および土地の目録をそえて、県知事に提出し、ようやく設立に至った[6]。第二次世界大戦降伏後の学制改革によって、兵庫県立加古川東高等学校となった。1951年から1957年まで通信教育部も設置されていた。1986年に、普通科内に理数コースを設置され、2010年に理数科となった。2006年には、文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究指定を受けた。

年表

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旧制加古川中学校

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  • 1924年(大正13年)
    • 2月13日 - 兵庫県立加古川中学校設置の認可が下りる[7]
    • 4月1日 - 開校。第1学年生徒150名入学許可。
  • 1928年(昭和3年)6月7日 - 学年進行により5学年そろい開校式を挙行。この日を創立記念日とする[8]
  • 1948年(昭和23年)2月15日 - 通信教育部設置される。

加古川東高等学校

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  • 1948年(昭和23年)
  • 1951年(昭和26年)5月15日 - 兵庫県立長田高等学校定時制分校(通信教育部)を本校に設置し開校式を行う。
  • 1957年(昭和32年)3月31日 - 分校(通信教育部)統合のため廃止される。
  • 1986年(昭和61年)4月1日 - 普通科内に理数コースを設置。
  • 2003年(平成15年)4月1日 - 理数コースを自然科学系(ジェネラルサイエンス)コースに改編。
  • 2006年(平成18年)4月3日 - 文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究指定を受ける(5年間、2012年・2017年に再指定)。
  • 2010年(平成22年)4月1日 - 理数科を設置(自然科学系コースを発展的解消)。
  • 2020年(令和2年)4月1日 - STEAM教育実践モデル校の指定を受ける(3年間)[9]

基礎データ

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所在地

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兵庫県加古川市加古川町粟津232の2

設置学科

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普通科は第3学区内、理数科は兵庫県全域から出願可能である[1]。理数科は特色選抜の合格者でクラスが構成される。

通学区域

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普通科の通学区域は、以下の通り。

  • 兵庫県
    • 明石市・加古川市・西脇市・三木市・高砂市・小野市・加西市・加東市・多可郡・加古郡

アクセス

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象徴

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校章
校章は、新制高等学校発足時に、当時在籍していた生徒からの公募により選ばれた。校章は、加古川の清き流れの上に立つ当校を表している[4]
校歌
現在の校歌は、1949年(昭和24年)に開催された「創立25周年記念式典」にて校旗とともに発表された[10]。作詞は富田砕花、作曲は須藤五郎による。
制服
男子:詰襟、女子:セーラー服
2023年度より私服通学が認められていて、さらに2024年度からは制服の購入は任意となる[11]

学校行事

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  • 4月 始業式・入学式・文化部発表会
  • 6月 体育祭
  • 9月 球技大会
  • 10月 前期終業式・後期始業式・一日遠足
  • 12月 探求デー
  • 3月 球技大会・終業式・卒業式

部活動

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(出典:部活動加入状況[12]

高校関係者と組織

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高校関係者組織

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当校および前身校の加古川中学校(旧制)の同窓会として、「兵庫県立加古川東高等学校清流会清流会」がある。

著名な出身者

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実業

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研究者

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政治家・官僚

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司法

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芸能・マスコミ

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芸術

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スポーツ

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脚注

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注釈

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  1. ^ その当時、兵庫県には、神戸姫路豊岡龍野柏原洲本伊丹小野の8校の公立校と鳳鳴の私立校が設置されていた

出典

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  1. ^ a b 兵庫県立高等学校の通学区域に関する規則 別表第1
  2. ^ a b c d e f 兵庫県立高等学校の管理運営に関する規則 別表(第2条関係)
  3. ^ スーパーサイエンスハイスクール令和3年度指定校 文部科学省
  4. ^ a b 兵庫県立加古川東高等学校 1984, p. 60.
  5. ^ 教育方針
  6. ^ 兵庫県立加古川東高等学校 1984, p. 43.
  7. ^ 文部省告示第40号 官報. 1924年02月13日
  8. ^ 加古川東高等学校「創立記念日」に寄せて 兵庫県立加古川東高等学校学校通信(2018年6月6日)
  9. ^ STEAM教育実践モデル校事業 兵庫県教育委員会
  10. ^ 兵庫県立加古川東高等学校 1974, p. 17.
  11. ^ 学校伝統の制服、生徒らの声で「あり方」変化 加古川東高は24年度から購入任意に神戸新聞NEXT2023年11月26日付
  12. ^ “部活動加入状況”. 兵庫県立加古川東高等学校. http://www.hyogo-c.ed.jp/~kakohigashi-hs/seikatu_club.html 

参考文献

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  • 兵庫県立加古川東高等学校『清流五十年(兵庫県立加古川東高等学校創立五十周年記念誌)』1974年。 
  • 兵庫県立加古川東高等学校『清流六十年(兵庫県立加古川東高等学校創立六十周年記念誌)』1984年。 

関連項目

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外部リンク

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