千々和泰明
千々和 泰明(ちぢわ やすあき、1978年 - )は、日本の歴史学者。博士(国際公共政策)。専門は防衛政策史、戦争終結論[1]。防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室主任研究官。
人物・来歴
[編集]1978年生まれ[2]。福岡県出身[2]。2001年、広島大学法学部法学科卒業[1]。2007年、大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了、「戦後日米大使外交論」により博士(国際公共政策)[1][3][4]。
防衛省防衛研究所戦史部第二戦史研究室教官、内閣官房副長官補付主査を経て、防衛省防衛研究所戦史研究センター安全保障政策史研究室主任研究官[1]。
著作
[編集]- 『大使たちの戦後日米関係 その役割をめぐる比較外交論』「国際政治・日本外交叢書」ミネルヴァ書房、2012年
- 『変わりゆく内閣安全保障機構』原書房、2015年
- 『安全保障と防衛力の戦後史』千倉書房、2021年
- 『戦争はいかに終結したか 二度の大戦からベトナム、イラクまで』中央公論新社〈中公新書〉、2021年
- 『戦後日本の安全保障 日米同盟、憲法9条からNSCまで』中公新書、2022年
- 『日米同盟の地政学 「5つの死角」を問い直す』新潮社〈新潮選書〉、2024年
脚注
[編集]- ^ a b c d “千々和泰明 - 防衛省防衛研究所”. 研究者紹介 < 防衛省防衛研究所. 2023年5月3日閲覧。
- ^ a b “『戦争はいかに終結したか』/千々和泰明インタビュー”. Web中公新書|中央公論新社. 2023年1月22日閲覧。
- ^ 千々和, 泰明、チヂワ, ヤスアキ「戦後日米大使外交論―その役割をめぐる比較史的考察―」2007年3月23日。
- ^ 戦後日米大使外交論 : その役割をめぐる比較史的考察 | CiNii Research
外部リンク
[編集]- 千々和泰明 - 防衛省防衛研究所
- 【卒業生近況】千々和泰明さん/防衛省防衛研究所 勤務 | 大阪大学大学院国際公共政策研究科
- 千々和泰明 - researchmap
- 千々和泰明 - J-GLOBAL
- 日本の研究.com:469166