千里セルシー
千里セルシー SENRI SELCY | |
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店舗概要 | |
所在地 | 〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1丁目5-2 |
座標 | 北緯34度48分31.7秒 東経135度29分45.6秒 / 北緯34.808806度 東経135.496000度座標: 北緯34度48分31.7秒 東経135度29分45.6秒 / 北緯34.808806度 東経135.496000度 |
開業日 | 1972年(昭和47年)11月15日 |
正式名称 | 千里セルシー |
施設管理者 | 阪急阪神ビルマネジメント株式会社 |
設計者 | 株式会社フジタ[1] |
施工者 | 株式会社フジタ[1] |
敷地面積 | 14,028 m² |
延床面積 | 65,238 m² |
商業施設面積 | 20,596 m² |
中核店舗 | ダイエー 千里中央店 |
店舗数 | 120 |
営業時間 | 店舗により異なる |
駐車台数 | 138台[2] |
最寄駅 | 北大阪急行(地下鉄御堂筋線)・大阪モノレール 千里中央駅 |
外部リンク | 千里セルシー |
SELCY |
千里セルシー(せんりセルシー)は、かつて大阪府豊中市にあった複合商業施設である。
概要
[編集]千里ニュータウンの中核地区、千里中央駅前にある。ローマにあるコロッセオを模した作りとなっており[3]、ショッピングモールのほか、屋外にあるセルシー広場では週末や休日を中心に、アイドルや歌手によるコンサートなどのイベントがたびたび行われ、全国規模のツアーの会場として選ばれるケースも多かった。
沿革
[編集]1972年11月15日開館。2002年5月31日には新たな集客施設として千里中華街がオープンしたが、2007年1月に閉店している。2014年8月31日にはミニシアターの千里セルシーシアターが閉館した。
年表
[編集]- 1972年11月15日 - 開館。当時のキャッチ・コピーは「気ままな仲間のレジャーひろば」[1]。
- 1977年6月 - 核店舗としてダイエーがオープン。
- 2002年5月31日 - 千里中華街がオープン。
- 2005年7月 - 千里中華街がリニューアルオープン。
- 2007年1月 - 千里中華街が閉店。
- 2014年8月 - 千里セルシーシアターが閉館。
- 2018年6月 - 大阪北部地震の影響で当面休館。その後ダイエーを除き順次営業を再開[4]。
- 2019年5月31日 - 閉鎖
施設運営側による店舗強制撤退とその後
[編集]2016年6月以降、施設運営側から店舗に賃貸契約を更新しないという通知が届いている。これを受けて同年末で半数近い店舗を施設運営側が強制撤退させた上で閉店し、2017年春以降にはさらに閉店する店が出る可能性があると報じられている[3]。MBSの取材によれば建物の老朽化による耐震強度の低下が理由とされているが、店主たちとの話し合いは一切持たれていないという[5]。
2019年5月31日をもって、全てのテナントを退去させて閉館する事を発表。後継施設については隣接する千里阪急と一体とする再開発も検討中とのこと[6]。
閉館後数ヶ月以内にほとんどのテナントが退去したが、パチンコ屋が営業を続けたため完全閉館に至るまで約3年を要した[7][8]。
閉館時点の主な店舗
[編集]- 地下1階
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- 居酒屋などの飲食店
- パチンコSHINBASHI(しんばし・2022年6月まで営業)
- 1階
-
- ダイエー 千里中央店(店番号「0304」)
- ドトールコーヒーショップ
- 洋麺屋ピエトロ
- サッカーショップ加茂
- 馬渕教室
- 3階
-
- 美容室
- 形成外科・眼科
過去の店舗・施設
[編集]- 千里ラーメン名作座(地下1階)
- 山小屋ラーメンなど、5つのラーメン店が入居していた。
- フォルクス(地下1階)
- サイゼリヤ(地下1階)
- 千房(地下1階)
- パチンコ・スロット サンエー(地下1階)
- 千里セルシーシアター(地下1階、2014年8月31日閉館)
- 無印良品(1階)
- 田村書店(1階)
- メガネの三城(1階)
- ABCマート(1階)
- JTBトラベランド(1階)
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(1階)
- TSUTAYA(2階)
- ライトオン(2階)
- ジョルダーノ(2階)[9]
- セルシープール(プール)(3階)
- JEUGIAカルチャーセンター(4階)
- ECC予備校、ECC外語学院(4階)
- 千里中華街(5階)
- セルシーボウル(最盛期には2階:42レーン、3階:60レーン、4階:60レーンの計162レーンを設置していた)[10]
- ヤマハ・アクト・イン・千里(6階)
- スポーツクラブ ルネサンス
- リーブ21
- ダンディハウス、エステティックミスパリ
関連項目
[編集]ギャラリー
[編集]- 外観(1983年7月)
- 上層階より千里中央駅方向を俯瞰(1983年7月)
- 千里中華街がオープンして間もない頃の外観(2002年6月)
- 夜景(2003年1月)
脚注
[編集]- ^ a b c “想い出セルシー:セルシー今・昔”. 千里セルシー. 2015年11月16日閲覧。
- ^ 公式サイトでは、近隣のよみうり文化センターやヤマダ電機の駐車場もあわせて利用するよう案内されており、それらを合わせると3,300台分が収容可能。
- ^ a b ローマ風建築のSC、揺れる年末 退店続々、困惑広がる 朝日新聞、2016年12月20日
- ^ セルシー営業再開に関するご案内
- ^ 【特集】アイドルの登竜門で何が? どうなるセルシー - MBS 関西のニュース(インターネットアーカイブ2017年1月18日分キャッシュ)
- ^ 商業施設セルシーの閉館のご案内(2019年4月26日)
- ^ セルシー地下1階にあるパチンコ店「SHINBASHI(しんばし)」が閉店するみたい/千里中央エリア再開発へ前進なるか - TNN豊中報道。2(2022年4月29日)
- ^ 商業施設セルシーの閉館のご案内(2022年5月29日)
- ^ https://web.archive.org/web/20051125002705/http://www.giordano.co.jp/web/jp/shop.html
- ^ “想い出セルシー:パンフレットから見るセルシー”. 千里セルシー. 2015年11月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- 千里セルシー - 2016年2月10日時点のインターネットアーカイブ