南甲府駅

南甲府駅[* 1]
駅舎(2022年10月)
みなみこうふ
Minami-Kōfu
甲斐住吉 (0.9 km)
(2.3 km) 善光寺
地図
所在地 山梨県甲府市南口町1-36
北緯35度38分36.59秒 東経138度34分38.17秒 / 北緯35.6434972度 東経138.5772694度 / 35.6434972; 138.5772694座標: 北緯35度38分36.59秒 東経138度34分38.17秒 / 北緯35.6434972度 東経138.5772694度 / 35.6434972; 138.5772694
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 84.0 km(富士起点)
電報略号 コミ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
512人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1928年昭和3年)3月30日[1][2]
備考
  1. ^ 1938年に甲府南口駅から改称。
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南甲府駅(みなみこうふえき)は、山梨県甲府市南口町にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。

身延線の主要駅で、特急ふじかわ」を含み全ての列車が停車する。定期列車で設定は無いが毎年8月に行われる神明の花火大会や山梨県高校総体の開催日には南甲府駅始発終着の臨時列車が運転される事がある。また甲府駅との間に3往復の回送列車が設定されている。

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路はほぼ北東から南西に走り、駅舎はその北西側に設けられている。のりばは駅舎側から1番線、2番線となっている。

ホーム甲斐住吉方は緩やかな坂となっており、これを下ったところから構内踏切(遮断機・警報機付)が駅舎に伸びている。当駅はこの他多数の留置線(営業列車が使用出来るのは1番線の外側1本と2番線の外側1本の2本のみ)を備え、身延線の車両基地となっている。

駅舎は身延線の前身である「富士身延鉄道」が1928年(昭和3年)の当駅開設時に建てたものである。当時は富士身延鉄道の本社も入っていたためコンクリート二階建ての大変重みのある建築物となっている。駅舎の内部には待合所と窓口の他に自動券売機が1台と営業していない旅行センターがある。

駅長駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、市川大門駅 - 金手駅間の各駅を管理している。JR全線きっぷうりばも設置され、改札は駅員が行なっている。時間帯によっては窓口休止時間もある。

駅北側に線路を東西に貫く地下道があるが、これは昔ホームと改札を繋いでいた地下道を改造して一般開放されたものである。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 CC 身延線 下り 甲府方面
2 上り 身延富士方面

(出典:JR東海:駅構内図

貨物取扱

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かつて当駅はJR貨物の駅(国鉄時代は貨物取扱駅)で、最盛期の1970年頃は、身延線で最も貨物取扱量が多い駅であった。取扱品は石炭石油飼料セメント等で、複数の専用線が当駅に接続していた。最後まで使用されていた専用線は宇部三菱セメント甲府サービスステーションへ続く専用線であったが、施設の移転に伴い1997年10月に廃止された。それに伴い、当駅の貨物列車発着は消滅した。

また専用線の他にも、駅舎北側に貨物ホーム1面1線が存在していたが、1986年11月1日ダイヤ改正に伴い使用されなくなり撤去された。

利用状況

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1日平均乗車人員は以下の通り[4]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2006 498
2007 523
2008 563
2009 570
2010 548
2011 498
2012 541
2013 558
2014 541
2015 537
2016 540
2017 525
2018 512

駅周辺

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駅前にはタクシー乗り場、バス乗り場及び交番がある。周辺は甲府の市街地である。また地元企業の石油油槽所が多くあり、ガソリンスタンドへの出荷拠点となっている。線路を挟んで東側地区へつながる地下道が駅舎隣の駐輪場の中に設置されている。

バス路線

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南甲府駅
伊勢小学校入口
  • 山梨交通(伊勢町営業所、敷島営業所甲府営業所
    • 01・02:山宮循環
    • 14:HANAZONOホスピタル
    • 15:上帯那
    • 16:塚原
    • 26:羽黒・山宮循環
    • 64:甲府駅南口
    • 70:敷島団地
    • 75:県立中央病院
    • 76:敷島営業所
    • 78:長塚・双葉リュータウン

※上記のうち山梨交通の全路線とも甲府駅を経由する。

その他

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隣の駅

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※特急「ふじかわ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
甲斐住吉駅 - 南甲府駅 - 善光寺駅

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、93頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231221130449/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043119.pdf2023年12月21日閲覧 
  4. ^ 山梨県統計年鑑 - 山梨県

関連項目

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外部リンク

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