原英莉花
Erika HARA | |
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基本情報 | |
名前 | 原 英莉花 |
生年月日 | 1999年2月15日(25歳) |
身長 | 173 cm (5 ft 8 in) |
体重 | 57 kg (126 lb) |
国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
経歴 | |
プロ転向 | 2017年 LPGA入会2018年 LPGA90期 |
優勝数 | |
日本LPGA | 5 |
LPGAメジャー選手権最高成績 | |
ANA | 予落(2021) |
全米女子OP | 予落(2021) |
全英女子OP | 予落(2021) |
成績 | |
初優勝 | リゾートトラストレディス(2019年) |
世界ランク最高位 | 88位(2020年)[1] |
賞金ランク最高位 | 8位(2020 - 21年)[2] |
2023年12月18日現在 |
原 英莉花[3](はら えりか、1999年2月15日 - )は、神奈川県横浜市出身の日本の女子プロゴルファーである。所属はNIPPON EXPRESSホールディングス[4]。
湘南学院高等学校卒業[3]。同高校在学中の2015年より尾崎将司に師事[5][6]。
アマチュア時代
[編集]アマチュア時代の主な成績として、2016年「神奈川アマ」(ジュニア女子15 - 17歳の部)優勝[7]、同年「リゾートトラストレディス」において16位タイとなりローアマチュア獲得等がある[8]。
高校卒業後の2017年に日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテスト進出し27位タイで2打足りず不合格[9]。同年プロ宣言をして[10]、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」最終予選に臨み14位タイで本戦出場を勝ち取る[11](本戦は23位タイ[12])。
同年LPGAサードクォリファイングトーナメントではA地区50位でファイナルには進めなかった[13]。
オフには『第1回ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会』に講師として参加し後の『ジャンボ尾崎アカデミー』設立の一躍を担う[14]。
プロ実績
[編集]- 2018年シーズン
QTランキング117位のTP単年登録選手としてスタート[15]。同年3月のステップ・アップ・ツアー「ラシンク・ニンジニア / RKBレディース」で下部ツアーながらプロ初優勝[16]、6月の同ツアー「日医工女子オープン」でも優勝した[17]。「第1回リランキング[18]」28位にランクされたことによりLPGAツアー中盤戦の出場資格を得た[19]。同年2度目のLPGA最終プロテスト進出を果たし10位タイで合格[20]、LPGA90期生となる[3]。「第2回リランキング[21]」で16位にランクされたことによりLPGAツアー終盤戦の出場資格を得て[22]、最終的に年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)38位で自身初のシード入りを果たす[2]。
同年12月7日、ツアー外競技の「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝[23]、同年12月19日に発表されたLPGAアワードにおいて「敢闘賞」を受賞した[24]。
- 2019年シーズン
日本通運所属[25]。同年6月「リゾートトラストレディス」においてペ・ソンウとの2ホールのプレーオフを制してLPGAツアー初優勝を果たす[26]。最終的に賞金ランクで自身最高位となる14位となり、2年連続のシード入りとなった[2]。同年12月、日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を渋野日向子、河本結、稲見萌寧とともに受賞した[27]。
- 2020 - 21年シーズン
2020年10月4日、「日本女子オープンゴルフ選手権競技」で公式競技初優勝[28][29]。そして今季最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップ」では初日から最後まで首位を譲らない4日間完全優勝で公式戦2勝目(ツアー3勝目)を記録した[30]。
2021年は調子の波が大きく、黄金世代の大里桃子、勝みなみ、渋野日向子が勝ち星を挙げる中で終盤まで未勝利であったが、大王製紙エリエールレディスオープンで勝利、ツアー通算4勝目を挙げた[31]。
- 2022年シーズン
オフに持病の腰椎ヘルニアを発症した影響で未勝利に終わった[32][33]。
- 2023年シーズン
前年苦しんだ腰椎ヘルニアが悪化し、5月にツアー試合の欠場を余儀なくされる状況となったことから手術を決断。5月17日に内視鏡によるヘルニア摘出術を受けた[34]。その後、リハビリテーションを経て「北海道Meijiカップ」にてツアーに復帰し、10月1日の「日本女子オープンゴルフ選手権競技」にて大会2度目の制覇を達成し、約2年ぶりの優勝(ツアー通算5勝目)を挙げた[35]。
トーナメント優勝
[編集]ツアー優勝
[編集]JLPGAツアー(5)
[編集]No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
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1 | 2019年6月2日 | リゾートトラストレディス[注 1] | −14(66-70-66=202) | プレーオフ | ペ・ソンウ |
2 | 2020年10月4日 | 日本女子オープンゴルフ選手権競技[注 2] | −16(68-70-66-68=272) | 4打差 | 小祝さくら |
3 | 2020年11月29日 | JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ | −10(67-68-71-72=278) | 2打差 | 古江彩佳 |
4 | 2021年11月21日 | 大王製紙エリエールレディスオープン | −17(64-69-66-68=267) | 3打差 | 柏原明日架 鈴木愛 福田真未 |
5 | 2023年10月1日 | 日本女子オープンゴルフ選手権競技 | −15(68-69-68-68=273) | 3打差 | 菊地絵理香 |
太字は公式戦
出演
[編集]CM
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 原英莉花 2020年度スタッツ/ランキング ゴルフダイジェスト・オンライン 2023年12月18日閲覧
- ^ a b c 原 英莉花 プロフィール詳細の「生涯成績・記録」を参照 日本女子プロゴルフ協会 2023年12月28日閲覧
- ^ a b c “原 英莉花 プロフィール詳細”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年5月15日閲覧。
- ^ 原英莉花選手 応援ページ NIPPON EXPRESSホールディングス 2022年8月27日閲覧
- ^ “原英莉花プロフィール”. ALBA.Net. 2019年5月15日閲覧。
- ^ “原英莉花、新投入の『JPX921ホットメタル』に「今までで一番いいアイアンだ」と師匠のお墨付き【勝者のギア】”. ゴルフ情報 ALBA.Net. 2020年10月5日閲覧。
- ^ “神奈川アマ16ジュニア女子15~17歳の部成績表”. 神奈川県ゴルフ協会 (2016年5月8日). 2019年7月2日閲覧。
- ^ “【2016】リゾートトラスト レディス フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2016年5月29日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2017】LPGA 最終プロテスト フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年7月28日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “日通、プロゴルファー原英莉花選手とスポンサー契約を締結”. 日本通運 (2018年3月15日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “2017年度 (第50回)日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終予選成績”. ALBA.Net (2017年8月29日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2017】日本女子オープンゴルフ選手権競技 フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年10月1日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2017】サードクォリファイングトーナメント A地区 フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2017年11月23日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ 初の予選通過を狙う! “ジャンボ軍団Jr”の女子高生2人 ALBA.Net 2018年10月25日
- ^ “原英莉花がツアー会場で“姫”と呼ばれる理由って?”. ALBA.Net (2019年3月1日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2018】ラシンク・ニンジニア/RKBレディース”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年3月28日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2018】日医工女子オープン”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年6月2日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ 2018年度LPGAツアーへのリランキング制度導入についてにある通り、アース・モンダミンカップまでの獲得賞金に応じてシード選手以外のTP登録者に出場資格を付与する
- ^ “第1回リランキング終了”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018年6月24日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2018】LPGA 最終プロテスト フルリーダーボード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年7月27日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ 2018年度LPGAツアーへのリランキング制度導入についてにある通り、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンまでの獲得賞金に応じてシード選手以外のTP登録者に出場資格を付与する
- ^ “女子ツアー第2回リランキングで見えてきた シード獲得に前進したプロ、危ないプロ”. パーゴルフ プラス (2018年10月3日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “【2018】LPGA新人戦 加賀電子カップ”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年12月7日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “年度別一覧2018 | LPGAアワード”. 日本女子プロゴルフ協会 (2018年12月19日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ “日通、女子プロゴルファー原英莉花選手と所属契約締結”. SankeiBiz (2019年2月22日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ ““ジャンボ愛弟子”原英莉花が初優勝 PO制す”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年6月2日). 2019年6月2日閲覧。
- ^ “渋野日向子が新人賞と特別賞 初のダブル受賞”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年12月11日). 2019年12月11日閲覧。
- ^ “攻めで圧倒 原英莉花が独走V|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会”. 一般社団法人日本女子プロゴルフ協会. 2020年10月5日閲覧。
- ^ “2020年度(第53回)日本女子オープンゴルフ選手権 原英莉花 ホールアウト・表彰式”. YouTube. 2020年10月5日閲覧。
- ^ "原英莉花が日本女子オープンに続くメジャー2連勝 21歳288日は大会史上最年少での完全V". スポーツ報知. 報知新聞社. 28 November 2020. 2020年11月29日閲覧。
- ^ "原英莉花 今季3勝目17番イーグルで決着 柏原明日架2位でシード確定". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 21 November 2021. 2021年11月21日閲覧。
- ^ 苦しんだ2022年…「プンプンですっ!」 “ヒョウ柄キャップ締め”原英莉花はジャンボ邸から気合のオフへ ゴルフ総合サイト ALBA Net 2022年11月28日
- ^ 原英莉花「久しぶりに(優勝と)言いました」今季初勝利へのカギ握る箱根の風 e!Golf(イーゴルフ) 2022年8月20日
- ^ "原英莉花、腰のヘルニア摘出手術成功を報告 コメント全文「急遽即決のオペでした」「一緒に戦える日を待ってて」". スポーツ報知. 報知新聞社. 24 May 2022. 2023年10月1日閲覧。
- ^ "原英莉花が逃げ切り大会2勝目、年少4番目のメジャー3勝目達成 菊地絵理香が2位…日本女子OP". スポーツ報知. 報知新聞社. 1 October 2023. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 日通、新テレビCM「We Find the Way 原英莉花プロ篇」の放映を開始 NIPPON EXPRESSホールディングス 2019年5月22日
- ^ 日通、原英莉花プロCM第2弾「We Find the Way 原英莉花・世界へ篇」の放映を開始 NIPPON EXPRESSホールディングス 2020年6月10日
- ^ 日通、原英莉花プロCM第3弾「Dynamic Growth篇」の放映を開始 NIPPON EXPRESSホールディングス 2021年3月25日
- ^ NIPPON EXPRESSホールディングス、原英莉花プロCM第4弾 「UPDATE篇」の放映を開始 NIPPON EXPRESSホールディングス 2022年3月4日
- ^ NIPPON EXPRESSホールディングス、原英莉花プロCM第5弾「GOLF DRAWING CHALLENGE篇」の放映を開始 NIPPON EXPRESSホールディングス 2023年3月3日
- ^ 女子プロゴルファー先輩・後輩の上田桃子&原英莉花が共演!「TSIホールディングス」新CMが2月15日解禁 TSI HOLDINGS 2023年2月15日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 原英莉花(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- 原英莉花 (@warriorsmilerika_9) - Instagram
- 原英莉花 (@ErikaHara__9) - X(旧Twitter)